踏切までの道路は渋滞しやすい。電車通過時に閉まるし、何もなくても一時停止しなきゃならないからだ。一時停止どころか、教習所では窓を開けて、電車が来てないかどうかを音で確認するように教わった。
僕はこの一時停止が疑問だった。今の鉄道は電子制御的に運行を管理しているし、踏切の警報が鳴らないことなんて、まずないだろう。赤ランプ点滅もなく音も鳴らず、遮断機も降りずに電車が通過するなんて、まず有り得ない。徐行はすべきでが、停止する必要はない。停止してアイドリングストップが作動し、再始動しなかったらどうすんだ。
と思っていた僕だが、先日ドライブしていて我が意を得たりという踏切に出会った。五日市街道の拝島駅付近の踏切だった。福生警察署が設置したと思われる看板に「一時停止不要です」とあったのだ。青信号の絵が添えてあるので、信号が青の場合という条件付きではあるが。
やっとお上が俺の主張を認めてくれた。
(くれてない)
残念なのは、そんな素敵な看板が見やすいところにあるのに、気付いてないのか習慣なのか、青なのに一時停止する車が多く、結局渋滞していたことだ。
写真はGoogleマップから拝借。
後で調べたら、道交法的には元々「信号に従うときは一時停止せず通行できる」らしい。何で教習所では教えてくれなかったんだ。