曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

最強かつ静かなカメラ「Microsoft Pix」

2017-03-18 00:57:08 | カメラ
iPhoneではHipstamaticばかり使っている僕だが、他のアプリも少しは使う。そのうちの一つがOneCamである。

OneCamは有料の無音カメラである。たぶん無音カメラの中では最優秀である。設定項目が多く、画質もいい。iPhoneは一時期シャッター音が爆音だったこともあり、OneCamを多用していた時期がある。

OneCamは素晴らしいのだが、気になる点もあった。作者の方針が「なるべく最新OSに合わせて改良していく」だということだ。いいことだとは思うが、いつ最新のiOSで非サポートになるかとビクビクしながら中古のiPhone 5sを使っている僕にとっては、かなり気になる方針ではある。

そんなときに突然登場したのがMicrosoft Pixだった。

Microsoft Pixはシャッターボタンを押した後しばらくの間、裏で連写していいやつをセレクトするというのが売りだったが、無音カメラでもあった。

無音カメラといえば、OneCam以外は動画撮影状態の画面をキャプチャーする方式のが多く、解像度が画面の解像度以下で低画質だったり、広告が表示されたりする。無料アプリの中でも特に「怪しい」「チープ」なジャンルだったわけだが、Microsoft Pixはその名の通り世界最大のソフトメーカーが堂々とリリースした堂々たるアプリだった。無音カメラはとりあえずお目こぼしされているようなのばかりだったが、天下のマイクロソフトなのだから、さすがのアップルもある日突然NGとはできないだろう。

というわけで、せっかくお金を払ってOneCamを導入した僕だが、Microsoft Pixに浮気をすることが最近多い。

ユーザーインターフェイスは割りと普通。アナログカメラ風とかにはなってない。シャッターボタンを押すと、しばらく連写?してから丸い窓に写真が出来上がる。



丸い窓を押すと閲覧モードに入る。トリミングしたり、簡単なエフェクトをかけることもできる。



Microsoft PixとiPhone 5s本体のカメラアプリで同じ被写体を取って比べてみた。Microsoft Pixのレビュー記事では色味が違うのが撮れたりしているが、僕のはほとんど同じである。その辺のチープな無音カメラの解像度は低いが、Microsoft Pixの写真はiPhone 5sの本体カメラアプリと同じ3264×2448だ(ちなみにOneCamも同じ)。


Microsoft Pixで撮影。EXIFアプリによると、シャッタースピード1/1368秒。ISO感度32とある。


同じ被写体をiPhone 5s本体のカメラアプリで撮影。ISO感度32で同じなのにシャッター速度は1/1642秒だ。まあ誤差だけど。


Microsofft Pixで撮影。これもISO32でシャッター速度は1/1953秒。


iPhone 5s本体のカメラアプリで撮影。ISO32で1/1580秒。Microsoft Pixのと比べると、ちょっと赤っぽいかも。ホワイトバランスは「0」で同じなんだけど。

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