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森羅万象 ~ 歩く印象派

「他人の不幸喜ぶ」「ねたむ」脳の場所特定 放射線医研

2009年02月13日 21時21分29秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2009年2月13日8時1分朝日COM

人をねたむ感情と人の不幸を喜ぶ感情をつかさどる脳の場所がそれぞれ特定され、二つの感情は密接に関係していた――。物語を読ませて被験者の感情を引き起こし、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で調べた。放射線医学総合研究所などのグループが、13日付の米科学誌サイエンスに発表する。

 高橋英彦主任研究員らは、大学4年の男女19人に感情を引き起こす物語を読んでもらった。物語には、被験者に加え、ABCという3人の学生が登場する。被験者と同性のAは、進路や人生の目標がほぼ一緒のライバルだが、成績優秀で裕福、異性にもてる。Bは異性で優秀だが、進路や目標は重なっていない。Cは異性で普通の成績で進路は関係ないという設定だ。

 物語を読んだ後に、学生ABCに対するねたみの感情を6段階で答えてもらい、脳の血流の変化をみた。ねたみの感情はA、B、Cの順に高く、身体的な痛みや葛藤(かっとう)などを処理する脳の前部帯状回が働いていることがわかった。

 次に、最もねたましいAとねたましくないCに、不幸が起こる続編を提示。Cには起きなかったうれしい気持ちがAには中程度示された。このとき、脳の線条体が活発に動いた。この領域は、社会的、金銭的な報酬を得たときに活動することがわかっている。

 また、ねたみにかかわる脳の領域の活動が高い人ほど、他人の不幸を喜ぶ領域で反応が強く出た。

 柿木隆介・生理学研究所教授は「ねたみと他人の不幸に対する自己満足は、深い関係があることを示した興味深い結果だ」と話している。(佐藤久恵)

今、読んでる本 2009年2月

2009年02月12日 23時56分38秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
左上:烏賀陽 弘道 (著) 『 カラオケ秘史―創意工夫の世界革命 』(新潮新書)

右上:石川 文洋 (著) 『日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦』 (岩波新書)

左下:野田 隆 (著) 『 乗りテツ大全―鉄道旅行は3度楽しめ! 』 (平凡社新書)

右下:神崎 宣武 (著)『 江戸の旅文化』 (岩波新書)



「今回の不況は大騒ぎするようなものだとはとても思えない。」麻生首相

2009年02月10日 05時00分18秒 | 歩く印象派
経済「傷浅い」「大変じゃない」 首相、目立つ楽観論

2009年2月9日12時32分朝日COM

 麻生首相は9日の衆院予算委員会で、急速に悪化する景気情勢について、「経済状況は他国に比べたら傷は浅い」との認識を示した。首相は福井県あわら市での8日の講演でも日本の経済情勢について「そんなに大変じゃない」と語っている。派遣切りによる失業者増が予想される「3月危機」を前に、「100年に一度の危機」と強調する一方で「楽観論」が目立つ首相の経済認識に対し、民主党など野党は「国民の声が届いていない」と反発を強めている。

 この日の予算委は景気・雇用の集中審議。民主党の中川正春氏は8日の首相講演などを取り上げ、「片方で『大変だ』、もう片方で『いやそうではないんだ』と中途半端なメッセージが続くようでは日本自体が大変なことになる」と批判。銀行などへの資本注入の必要性などを首相にただした。首相は「今の段階で銀行倒産はない。自動車の大会社でただちに政府の資金がなければ、この3月に倒産するような自動車会社は、この日本にはない」と強調した。

 首相は8日の講演で「日本はそんなに大変か。他の先進国を比率でよく見てもらったら、そんなに大変じゃない。少なくとも日本で、トヨタ、日産、ホンダがつぶれる気配はない。きちんとした経済対策、不況対策をやりさえすれば、今回の不況は大騒ぎするようなものだとはとても思えない。あんまり大変だ、大変だというと、本当に大変になっちゃう」と語った。

 首相の経済認識について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日の講演で、「こんな楽天的な発想を首相がしていいのか。国民の声が届かなくなっているのではないか」と批判した。

「私を死刑に」「あなたが生き残った意味必ずある」

2009年02月09日 02時56分37秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2009年2月5日1時36分  朝日COM

 重いダウン症の長男(当時27)の将来を悲観した妻(同53)に頼まれ、2人を殺害した夫(57)に対する判決が4日、さいたま地裁であった。死刑を求めた夫に裁判所が出した答えは、懲役7年(求刑同10年)。若園敦雄裁判長は「長男がダウン症を持って生まれてきたことには必ず意味がある。あなたが生き残ったことにも意味がある」と諭した。

 長男正大さんに対する殺人と、妻きみ衣さんに対する承諾殺人の罪に問われたのは、埼玉県川越市の福島忠被告。福島被告は公判で「体調が悪化して長男を介護できないと自分を責める妻に『3人で死のう』と言われ、決意した」と語った。

 検察側の冒頭陳述や福島被告によると、長男の症状は重く、知能は2、3歳程度。生後間もなく医師に「20年ほどしか生きられないのでは」と言われたといい、夫婦は「子どもに罪はない。20年を大切にしてあげよう」と誓った。

 食事やトイレなども付ききりで妻が世話したが、介護は過酷だった。自分の便を口に運ぶ長男を抱きしめ、泣いたこともある。成人すると長男は暴れたり、妻の髪の毛を抜いたりもした。

 妻が頭痛やぜんそくなどの体調不良を訴えたのは約2年前。40年勤めた会社を定年退職した福島被告も介護を手伝った。だが妻の体調はますます悪化し、「3人で逝こう」と心中を望むようになった。

 08年8月、妻は果物ナイフを手に「私と長男を刺して」と懇願。9月9日夜には「遺書を書いた」と福島被告に伝えた。その言葉に、説得を続けていた被告の心も折れた。

 翌10日午前1時ごろ、福島被告は就寝中の妻と長男の首などを果物ナイフで刺した。自らも風呂場で手首を20カ所以上傷つけたが、死にきれずに110番通報した。

散り際の美学 「その時歴史が動いた」9年の歴史に幕

2009年02月07日 10時16分11秒 | 歩く印象派
歴史の話になると止まらない松平アナ

 来月の放送で9年の歴史に幕を降ろす「その時歴史が動いた」(水曜午後10時、NHK総合)。視聴者から支持された松平定知アナ(64)を直撃。武士にはつきものの“散り際の美学”を語った。

 「深い安堵感があります。第1回から携わっていますから、子どもみたいなもの。番組をのたれ死にさせたくありませんでしたから、目の前の1本1本に全力を挙げてきました」

 同局の歴史番組「歴史への招待」(5年3カ月)の記録を抜いたころ、引き際を考え始めたという。

 「どうして? と思ってくださるときにやめられるのは幸せです。惜しまれつつ幕を引く。男の美学として最高ですよ」

 祖先は家康の異父弟・松平定勝。350回に及ぶ番組であまたの武将を紹介してきたが、自身が私淑する武将は?

 「黒田官兵衛です。徹底して秀吉に天下を取らせるために腐心し、心を砕いた。『秀吉に天下を取らせた男~黒田官兵衛戦国最強のナンバー2』(2003年10月1日)でもご紹介しました」

 「本能寺の変の一報を聞いた秀吉は泣きに泣く。脇にいた官兵衛は人間はそんないつまでも泣き続けられない、いつか泣き疲れるときがある、とジッと待つんですね。そしてふっと黙ったとき、秀吉のひざに手を置いて“ご運が回ってきましたな。さぁ、天下をお取りくださいませ”と言うんだな」

 中国大返しの成功で明智光秀を打ち破った秀吉は官兵衛の采配力に気付く。その秀吉の心を察した官兵衛も暇をもらうが、北条攻めで秀吉が窮地に陥ると登場、天下統一に尽力した。朝鮮出兵の折、秀吉から疑われていると知り、「心清きこと水の如し」を意味する如水と改名し隠居した。

 大河ドラマでは昨年の「篤姫」で小松帯刀が登場。今年の「天地人」では直江兼続が主役だ。いずれも官兵衛と同様に、主君の陰で力を尽くす。「ナンバー2の生き方が注目されているんですよ」と語る松平アナは、ブームを先取りしていた格好だ。

 「…でも、官兵衛は秀吉の死後、天下統一を狙うからね」

 ニュース、ドキュメンタリー、歴史番組とNHKの看板番組を支え続けてきた松平公、次の出陣は何処へ-。

 【まつだいら・さだとも】1944年11月7日生まれ。早大卒。69年入局。ニックネームは『殿』。07年からフリーに。「連想ゲーム」「モーニングワイド」「ニュース11」などのほか「NHKスペシャル」は100本以上を担当。

全長13メートル「世界最大」のヘビ化石 コロンビア

2009年02月05日 23時36分04秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
2009年2月5日10時31分朝日COM

写真「世界最大」のヘビの想像図。しっぽが水辺に沿って遠くまで伸びている=ジェイソン・ブルケ氏提供

写真「世界最大」のヘビの脊椎骨などの化石。下段に置かれた白っぽい骨は、現在のアナコンダの脊椎骨と頭やあごの骨=ネイチャー提供

 これまでで「世界最大」とみられるヘビの化石を、米国やカナダ、パナマの研究グループが南米コロンビアで見つけた。約6千万年前の地層から出た新種で、発見された脊椎(せきつい)骨の一部などの大きさから、全長は約13メートル、体重は1トンを超えたと推定できるという。5日付の英科学誌ネイチャーに発表された。

 このヘビはワニやカメを餌にしていたらしい。南米の熱帯にすむボアコンストリクターやオオアナコンダなどの近縁種とみられ、そうしたヘビとの比較から長さや重さが求められた。ギネスブック08年版によると、現在のヘビでは1920年にインドネシアで殺された全長10メートルのアミメニシキヘビが最長とされる。

 変温動物のヘビがこの大きさに達するには、発見場所付近の当時の気候が年平均気温30~34度と、今の熱帯地方よりも3~4度は暑かったと考えられるという。

 日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)の鳥羽通久所長は「完全な骨格が知られていないと全身の復元は難しいが、今回はボアやアナコンダに合わせることで、比較的信頼性の高い復元ができたようだ。昔は15メートルクラスのヘビがいたのではないかという意見もあるが、化石の証拠は見つかっていない」と話している。(米山正寛)

>日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)というのは藪塚のスネークセンターのことらしい。→http://www.sunfield.ne.jp/~snake-c/

浅間山噴火、噴煙300メートル 4キロ内で噴石

2009年02月02日 17時39分40秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2009年2月2日2時19分 朝日COM

 気象庁は2日午前1時51分ごろ、長野、群馬県境の浅間山が噴火した、と発表した。噴煙は火口から300メートルまで上昇し、南東方向に流れているという。火口から4キロの範囲で直径50センチ程度の噴石が飛び、風下では火山灰が降る危険があるとみて注意を呼びかけている。

 浅間山の噴火は昨年8月の小規模な噴火以来。この際、噴火警戒レベルは火口周辺への立ち入り規制が必要な「2」に引き上げられた。

 気象庁は1日午後1時、火口周辺警報を出し、警戒レベルを、入山規制が必要な「3」に引き上げていた。

 警報の対象地域は、群馬県嬬恋村、長野県小諸市、御代田町、軽井沢町の一部。浅間山の噴火警戒レベルが3になるのは、5段階の噴火警戒レベルが導入された07年12月以来初めて。

 気象庁の観測によると、1日午前7時ごろから体に感じない地震が多くなり、午後2時ごろからは山がわずかに盛り上がったという。

 浅間山では1月から火山性地震が多い状態が続いていた。火山性ガスの噴出量も増え、マグマが浅いところまで上がってきていると推測されていた。火口周辺4キロでは、雪を溶かして泥流が発生する可能性もある。

 浅間山は活動が活発だった04年、中規模の噴火が4回起きた。いずれも今回の観測と同様に、噴火の前に山が盛り上がり、周期の短い地震が多くなった。また大きな噴石が2.7キロ飛び、直線で約250キロ離れた福島県相馬市でも降灰が観測された。


>今年のキノコの吉兆を左右するような出来事。
 灰かぶりキノコはゴメンだ!

早春の便り到着  F本家のフキノトウ収穫!

2009年02月02日 06時21分48秒 | 歩く印象派
今年最初の山菜収穫はF本家のフキノトウ!
(金曜から土曜にかけての降雨が幸いしたようだ。上州名物の風は強かったけれど)

写真ではわかりづらいかもしれませんが、たくさん芽が出ています。
昨年もお世話になりました。今年もよろしく!

F本母によれば「すぐに大きくなってしまうよ。」という訳で今週末もF本観光沖縄旅行中(タ○キの居ぬ間)にフキノトウ採取を敢行する予定。

(帰りは近くの鮮魚センターにてアンコウを入手。夜はアンコウなべでした。)