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森羅万象 ~ 歩く印象派

初体験!とんぼ玉づくり

2008年03月31日 22時39分35秒 | 歩く印象派
以前からトンボ玉には興味があってどうやって作るのか不思議だったのが今回よくわかった。

友人から、朝メールが入った。ぶんか村で「リフォーム感謝祭」というイベントをやっているから来てみてというものだった。リフォームはチンプンカンプンだったが、会場の一角でとんぼ玉作りの実演をやっているというので発作的に参加してみた。

まずは材料。細長いガラスの棒です。カラフルです。「透明な方が中がよく見えきれいです。」とのアドバイスに従い、透明なガラスを選ぶ。

すぐに作業に入る。ガスバーナーの上で左手に持ったガラス棒の先端を溶かして右手の方の金属の棒に巻き付けるといういたってシンプルな作業なのだが、目安になるものはほとんどなく経験とコツに負うところが大きい。バーナーの炎との位置関係を掴むのが最初の難関。ガラス棒と金属を接触させてはいけないと注意を受ける。(たしかに後でややこしくなりそう。)私の仕事はとにかくガラス棒と金属棒をくるくる回すこと。(熱が偏らないように)

巻きはじめたところ。(ここは難しいので先生にやってもらう。)

巻き終わったところ。ここでも油断せず炎との距離を一定に保ちながらくるくる回す。(この「一定に」が素人には難しいのだ。)

仕上げに入ったところ。
幅広のパレットナイフの上で、熱々のガラスをころがしながら形を整えていく。リンゴの上と下のように凹んでいるのがよいとされる。

出来上がったとんぼ玉はかなり熱いのでバケツに入った珪藻土に埋めて冷ます。
あとで届くという。楽しみだ。

講師のアライ先生。親切でとんぼ玉についていろいろ教えていただいた。笑顔のさわやかな方だ。

いや実に難しい。ガスの炎との距離感、一定の速さでガラスと金属の棒を回しつづけながら、ガラスが溶け出したらもう止めるわけにはいかない。一気にガラスを巻き付け、中に花を埋め込み仕上げる。でも、友人や講師の先生のおかげで楽しい時間が過ごせ貴重な体験が出来た。感謝します。

(※写真は最初と最後を除きラス・セレシータスのリードボーカル薗部賀蓉子さんに撮っていただきました。ありがとうございました。)



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