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クマ:病院の施設内にわな設置 福井・勝山で看護師けが

2010年10月14日 21時33分00秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
クマを捕獲するドラム缶製のわなをデイケア施設「野向の舎」に運び込む勝山市職員=福井県勝山市で2010年10月12日午後1時52分、酒造唯撮影

2010年10月12日 23時32分 毎日新聞

 福井県勝山市野向町聖丸、たけとう病院の併設デイケア施設「野向(のむき)の舎(いえ)」で、女性看護師(56)がクマに襲われけがをした問題で、市は12日、施設内にわなを設置した。夜間は施設周辺を警戒し、13日朝、わなを点検する。

 県警勝山署によると、看護師は頭部を引っかかれるなどし、3週間のけが。襲われた当時、デイケア利用者はいなかったが、隣接の病院には135人が入院していた。関係者によると、同施設から隣接の病院への通路をクマが突進してくるのを別の看護師が見つけ、とっさに扉を閉めて難を逃れたという。

 12日、現場では、猟友会メンバーや同署員らが警戒。施設内の様子を約2時間調べ、クマがいるのを確認したが、クマが隠れられる場所が多く危険なため、撤収し、わなを仕掛けた。

 現場はJR福井駅から東に約27キロで、田が広がり、道路沿いに住宅が点在する山際の地域。福井県によると、山間部でクマの餌となる木の実が不作で、人里に頻繁に出没した06年当時の状況に似ているという。


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