(上の記事は東京新聞6月26日付け)
自転車で日本一周の80歳が事故死 あと40キロで自宅
2007年06月25日23時47分朝日COM
25日午後1時50分ごろ、長野県小谷(おたり)村北小谷の国道148号の外沢トンネルで、自転車で走っていた同県小川村瀬戸川の無職原野亀三郎さん(80)が大型ダンプにはねられ、胸を強く打ってまもなく死亡した。県警大町署によると、原野さんは自転車で日本一周旅行をし、自宅まであと約40キロのところで事故に遭ったという。
写真記念撮影する原野亀三郎さん=昨年10月11日(MBC南日本放送提供)
同署の調べでは、原野さんはトンネル内の緩いカーブを走行中に、後ろからはね飛ばされたとみられる。
近所の人によると、原野さんは数年前、古い民家を借りて東京都内から移住し、一人暮らしをしていたという。
原野さんが旅行途中の昨年7月に泊まった福島県の旅館によると、原野さんは昨年4月下旬、長野県の自宅を出て北上し、北海道を回って南下していた。一昨年、2カ月かけてドイツを一周し、自信がついたので日本一周を計画。「亡くなった戦友には青春がなかった。彼らのために青春しているんです」と話したという。
昨年10月には、鹿児島県で地元放送局のラジオ番組に出演。「これからも夢をたくさん持って、悔いのないよう生きていきたい」と語っていた。
>歩行者にとっては自動車と自転車どちらも怖いが、自転車にとって最も恐ろしいのは後方から来るトラックなど大型自動車だろう。前方から来る車は視認できるが、後方の車に関してはその車の運転手まかせとなってしまう。
特に今回の事故のトンネル内や私が利根川歩きで遭遇した「恐怖の埼玉大橋」などはかなり危険だ。
自転車で日本一周の80歳が事故死 あと40キロで自宅
2007年06月25日23時47分朝日COM
25日午後1時50分ごろ、長野県小谷(おたり)村北小谷の国道148号の外沢トンネルで、自転車で走っていた同県小川村瀬戸川の無職原野亀三郎さん(80)が大型ダンプにはねられ、胸を強く打ってまもなく死亡した。県警大町署によると、原野さんは自転車で日本一周旅行をし、自宅まであと約40キロのところで事故に遭ったという。
写真記念撮影する原野亀三郎さん=昨年10月11日(MBC南日本放送提供)
同署の調べでは、原野さんはトンネル内の緩いカーブを走行中に、後ろからはね飛ばされたとみられる。
近所の人によると、原野さんは数年前、古い民家を借りて東京都内から移住し、一人暮らしをしていたという。
原野さんが旅行途中の昨年7月に泊まった福島県の旅館によると、原野さんは昨年4月下旬、長野県の自宅を出て北上し、北海道を回って南下していた。一昨年、2カ月かけてドイツを一周し、自信がついたので日本一周を計画。「亡くなった戦友には青春がなかった。彼らのために青春しているんです」と話したという。
昨年10月には、鹿児島県で地元放送局のラジオ番組に出演。「これからも夢をたくさん持って、悔いのないよう生きていきたい」と語っていた。
>歩行者にとっては自動車と自転車どちらも怖いが、自転車にとって最も恐ろしいのは後方から来るトラックなど大型自動車だろう。前方から来る車は視認できるが、後方の車に関してはその車の運転手まかせとなってしまう。
特に今回の事故のトンネル内や私が利根川歩きで遭遇した「恐怖の埼玉大橋」などはかなり危険だ。
あそこ漕いで通過するのは自殺行為だ。
http://asahikanok.exblog.jp/2927632/
「走っているときはちっとも楽しくなんてありません。」「走りおわったっときに、楽しかったって思うんでしょうねぇ。」には大いに同感です。
私も利根川歩いているとき、ただ土手の上を歩いているだけですから、景色も急に変化するわけでもありませんでしたから、退屈な時間が多かったです。お昼過ぎはひたすら暑かったし。100キロを切るまでも長く感じられました。でも、海までたどり着き、こうして今振り返ってみると、あの苦しさも、足の豆の痛さもみな宝物のようにいとおしくなるんですね。
原野さんの言葉。
「人生も旅と同じですね。その時は必死に生きているから楽しくなんてないけど、後で思い返すと『あの時は楽しかったなぁ』なんて思いますから」
残念な結末ではありましたが
今頃、天国で戦友たちと再会して「取り返した青春の旅」を彼らと語り合っているのではないでしょうか。
朝日館の女将の話はしみじみと読ませていただきました。RESANDOさんご紹介ありがとうございました。
F本さん、足尾から日光へ抜ける日足トンネルも自転車にとっては恐怖そのものです。なまじ中途半端な自転車用の道路などつけないで自動車専用の方があきらめもつきます。
ついでにこのおかみの娘の話も、切ないねぇ~。
自転車で長距離のときは気をつけてくださいね。ダンプだって、自転車みつけたらちょっとゆっくり走ってくれよ~。
原野さんのご冥福を祈ります。
罰金や懲役よりも、事故現場を自転車で走らせて
後方から、自分が轢いたのと同じ車種のダンプカーに轢かれるという、報復刑を執行して欲しい。