2012年5月29日 00時06分 東京新聞
28日午前10時半ごろ、群馬県片品村の尾瀬ケ原で男女2人が落雷に遭い、60歳ぐらいの男性が死亡した。50歳ぐらいの女性も口のあたりに軽傷を負ったが、命に別条はない。
沼田署によると、女性が現場近くの「竜宮小屋」に駆け込み、小屋の職員が119番した。県の防災ヘリコプターが午後3時ごろ、2人を救助したが、同県沼田市の病院で男性の死亡が確認された。沼田署が身元確認を進めている。
現場では午前10時半ごろから雷が鳴り、強い雨やひょうが降っていたという。
前橋地方気象台によると、28日午前4時ごろから県内全域に雷注意報が出ていた。
(共同)