2009.1.6 22:21産経
白山を背景に陽光に照らされる乗鞍コロナ観測所=12月24日午後0時13分、長野県松本市安曇 (本社ヘリから、古厩正樹撮影)
北アルプス乗鞍岳(3026メートル)にある「乗鞍コロナ観測所」が10月いっぱいで役目を終え、60年の歴史に幕を閉じる。
太陽像に円盤を重ねて人工的に皆既日食を起こすことで、太陽面上の現象を観測できる特殊望遠鏡「コロナグラフ」を備えた国内唯一の施設。これまで数多くの研究成果を上げてきたが、老朽化と冬季の観測条件の厳しさから閉鎖が決まった。
平成18年に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」がその役目を引き継ぐが、末松芳法国立天文台太陽観測所所長は「日本の太陽観測の記念碑的な場所。施設が何らかの形で残ればうれしい」と話している。
(本社ヘリから、写真・文 古厩正樹)
>中2の夏休みに同観測所を訪ねたことを思い出した。天文部だった頃。
白山を背景に陽光に照らされる乗鞍コロナ観測所=12月24日午後0時13分、長野県松本市安曇 (本社ヘリから、古厩正樹撮影)
北アルプス乗鞍岳(3026メートル)にある「乗鞍コロナ観測所」が10月いっぱいで役目を終え、60年の歴史に幕を閉じる。
太陽像に円盤を重ねて人工的に皆既日食を起こすことで、太陽面上の現象を観測できる特殊望遠鏡「コロナグラフ」を備えた国内唯一の施設。これまで数多くの研究成果を上げてきたが、老朽化と冬季の観測条件の厳しさから閉鎖が決まった。
平成18年に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」がその役目を引き継ぐが、末松芳法国立天文台太陽観測所所長は「日本の太陽観測の記念碑的な場所。施設が何らかの形で残ればうれしい」と話している。
(本社ヘリから、写真・文 古厩正樹)
>中2の夏休みに同観測所を訪ねたことを思い出した。天文部だった頃。