「クレアモントホテル」との2本立てで見ました。
たった3人しか登場しない、言葉少ない静かなフィンランド映画です。
この2本立て、どちらもお勧めの心に残る作品です。
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ヤ コ ブ へ の 手 紙
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< ストーリー >
殺人罪で終身刑のレイラは恩赦を受け12年暮らした刑務所を出て、盲目の年老いたヤコブ牧師の
手伝いのため片田舎の牧師館にやってくる。彼のもとには悩める人からの手紙が郵便配達人によって
毎日届けられる。 レイラの仕事は、牧師への手紙を朗読し返事を代筆すること。
手紙を生きがいに暮らすヤコブ牧師と、無愛想に嫌々つきあい手紙の一部をこっそり捨てるレイラ。
ある日を境に手紙が来なくなり、すっかりふさぎこんでしまう牧師。手紙を持って来いというレイラに
こない物は配達できないという配達人。なんとかしようとレイラは・・・。
殺人犯で終身刑、威圧感のある風貌に、誰をも寄せ付けない雰囲気を放つレイラ。
一方、盲目ながら身の回りのことは自分でこなし、規則正しく質素な生活、全ての人を
暖かく受け入れる聖人のようなヤコブ牧師。
ところが、手紙が途絶え錯乱・憔悴するヤコブ牧師。
自由になっても行くあてさえない自分に絶望するレイラ。
「自分は神の言葉で悩める人たちを救っていると思ってが、救われていたのは自分だった」
というヤコブの言葉が胸に響く。
ものごとは見方を変えると作用・反作用のように相反する見方ができるんですね。
レイラの頑なな心にも変化が起こり、ヤコブを救おうと行動を起こす。
そして最後に明らかになるレイラの犯した何ともやるせない罪の告白とふたりを結びつけた手紙。
郵便配達人の行動や、手紙が途絶える理由など「ん?これってどういうこと?」と
疑問が残るほど語られる部分は少ないのですが、少ないゆえに二人の葛藤や心の変化が
見る者に迫ってくる気がします。
DVDが出たら、もう一回見てみようっと。
たった3人しか登場しない、言葉少ない静かなフィンランド映画です。
この2本立て、どちらもお勧めの心に残る作品です。
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ヤ コ ブ へ の 手 紙
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< ストーリー >
殺人罪で終身刑のレイラは恩赦を受け12年暮らした刑務所を出て、盲目の年老いたヤコブ牧師の
手伝いのため片田舎の牧師館にやってくる。彼のもとには悩める人からの手紙が郵便配達人によって
毎日届けられる。 レイラの仕事は、牧師への手紙を朗読し返事を代筆すること。
手紙を生きがいに暮らすヤコブ牧師と、無愛想に嫌々つきあい手紙の一部をこっそり捨てるレイラ。
ある日を境に手紙が来なくなり、すっかりふさぎこんでしまう牧師。手紙を持って来いというレイラに
こない物は配達できないという配達人。なんとかしようとレイラは・・・。
殺人犯で終身刑、威圧感のある風貌に、誰をも寄せ付けない雰囲気を放つレイラ。
一方、盲目ながら身の回りのことは自分でこなし、規則正しく質素な生活、全ての人を
暖かく受け入れる聖人のようなヤコブ牧師。
ところが、手紙が途絶え錯乱・憔悴するヤコブ牧師。
自由になっても行くあてさえない自分に絶望するレイラ。
「自分は神の言葉で悩める人たちを救っていると思ってが、救われていたのは自分だった」
というヤコブの言葉が胸に響く。
ものごとは見方を変えると作用・反作用のように相反する見方ができるんですね。
レイラの頑なな心にも変化が起こり、ヤコブを救おうと行動を起こす。
そして最後に明らかになるレイラの犯した何ともやるせない罪の告白とふたりを結びつけた手紙。
郵便配達人の行動や、手紙が途絶える理由など「ん?これってどういうこと?」と
疑問が残るほど語られる部分は少ないのですが、少ないゆえに二人の葛藤や心の変化が
見る者に迫ってくる気がします。
DVDが出たら、もう一回見てみようっと。
TBありがとうございました。
短いながらも、心温まるとてもすてきな作品でしたね。
最後のレイラの告白に涙があふれてしまいました。
HPを見ると、郵便配達人に注目すると、別のストーリーが見えてくる…というようなことが書かれていましたが、たしかに謎の行動がありましたね。
ひょっとしてレイラとヤコブを仲良くさせるための企みだったとか?!
寒い風景の中、心温まる作品でした。私も涙をこらえきれませんでした。家で見たらティッシュの箱をかかえることになりそうなので(一応、恥ずかしいので外ではこらえます)まだDVDは借りていません。
>郵便配達人に注目すると、別のストーリーが見えてくる
ほう~、そうなんですか。やっぱりもう一回見ないとだめかしら?