「ディスタービア」?ってどんな映画?
誰が出演してんのん?
タイトルを見ても「?」の方が多いんやないかしら?
前回の「インディアナ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」で
インディーの後継者になりそうなマットを演じていたシャイア・ラブーフ。
彼が主演の青春サスペンス映画です。
シャイア・ラブーフ、インディーの前にどこかで見たような・・・
そう、ロバート・ケネディー暗殺を描いた「ボビー」で、
選挙キャンペーンに参加する高校生の役でめがねをかけて出演していました。
アンソニー・ホプキンス、シャロン・ストーン、デミー・ムーア、マーティン・シーンなどなど、
多くの有名俳優競演の中でも、チョイ役ながら結構印象的でした。
という訳で、彼が主演の「ディスタービア」DVDを借りて見てみました。
スピルバーグの秘蔵っ子だとか、この映画もドリームワークス作品です。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディスタービア DISTURBIA
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しょっぱな、釣りをしながらの父との会話
「見られた?」
「見てはいないが俺たちが見ていることに気づいている」という台詞はと~っても意味深。
まさにこれから始まる手に汗握る後半のシーンにリンク!
「-bia」という接尾語は「~な生態をもつもの」という意味ってことは、
タイトルディスタービアは「平穏・治安を妨げるもの」ってな意味でしょうか。
久々に、手に汗握るハラハラドキドキのサスペンス映画でした。
一応昨年、劇場公開されていたんですね、ま~たく知らんかった・・・
全米3週連続NO.1、10週連続トップ10入りってことで、
アメリカでは結構ヒットしていたんですね。
<ストーリー>
作家の父と釣りに出かけた高校生のケールは、帰宅途中で交通事故を起こし父を失う。
運転していた自分に責任があると感じ、授業にも身が入らない。
スペイン語の授業中、カッとなって教師を殴り夏休みの3ヶ月、自宅軟禁処分を受ける。
暇を持て余した彼は、双眼鏡で近隣の家を観察。隣家で女性が殺される現場を目撃してしまう。
と、ここまでのストーリーで懐かしのヒッチコック「裏窓」を思い出されるのではないでしょうか。
***裏窓 REAR WINDOW ***
1954年制作、主演はジェームズ・スチュアートとグレース・ケリー
事故で足を骨折したカメラマンのジェフは車椅子の生活。
望遠レンズで隣のアパートの住人達を観察するうち、喧嘩の絶えなかった夫婦の妻が姿を消す。
夫の不審な行動に恋人リザと調査を開始するも、犯人に気付かれ・・・
犯人の夫を演じたのは「鬼警部アイアンサイド」のレイモンド・バーでした。
本作で主人公ケールは裁判所命令で足首に監視システムを付けられ半径30mしか移動できません。
30mを越えるとパトカーが急行、拘束され
驚くのは、この装置のレンタル料自腹です。
自分で払って自分の行動を規制するっつうのはなんともはや・・・。
1日12ドル、3ヶ月着けたら約12万円!ちなみに、カード払いオッケーですって。
今の時代、家から出られなくても楽しめるものはい~っぱいあるじゃな~い。
そう、ケーブルテレビに、ゲーム、音楽、
しか~し、ぐうたら生活にぶち切れたお母さん、
X-BOX,i-Tuneを解約、挙句にテレビのコードをハサミで
お母さんを舐めたらあかんぜよ!
何せ「マトリックス」で黒ずくめにサングラス、壁を駆け上って戦ったトリニティーですから。
今回キャリー・アン=モスはそんな能力を封印し、優しい息子思いのお母さんです。
という訳で、現代社会でありながらケールは家で暇を持て余し、「裏窓」同様
双眼鏡で覗き、いえ御近所観察と相成ります。
恋人も勿論登場。隣に越してきたアシュリーとは初々しい10代のラブストーリー。
友人役の韓国系アーロン・ヨーは「ラスベガスをぶっつぶせ」で見たばかり。
ひょうきんな友人役で、犯行を暴くべく主人公ケールと危ない橋を渡ります。
犯人役はデビット・モース。
優しいお顔立ちなのに、だからこそ?「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など悪役が多いですね。
キャリー・アン=モス デビッド・モース
後半、隣人の異常な行動に気付いてから、友人・恋人・母を巻き込み、
デジカメ、携帯電話、パソコンを駆使して追い詰めていくところはぐいぐい引き込まれました。
双眼鏡で覗いた時に犯人と目が合っちゃうとこなんか怖~い!
確か「裏窓」にもありましたっけ?
途中から自分でも双眼鏡で覗いているような感覚になりました。
ソファーにもたれて見ていたのに、いつの間にか身を乗り出しておりました。
彼の足につけられた邪魔な監視システムが逆に役に立つのもうまい
殺人鬼の家で母を捜すシーンは「インディー・ジョーンズ」さながら
住宅街のはずなのに、洞窟のよう。
流石スピルバーグ率いるドリームワークス作品です。
ブログなどの評判は芳しくないようですが、
「裏窓」を下敷きに、若者を主人公に最新テクノロジーで犯人とやり合いつつ、恋愛も絡め、
なかなかどうして、面白い!
どんな映画かも知らず、全く期待せずに見たのがよかったのかしら?
やっぱり「インディー」は期待しすぎたなぁ~。
冒頭の自動車事故のシーンが衝撃的で、よそ見をせずに安全運転を心がけようと思った次第です。
目指せ、ゴールド
***** 今週 見た 映画 *****
6月29日 「ディスタービア」DVD
6月30日 「憑神」 DVD 浅田次郎原作、妻夫木聡主演
7月 1日 「歩いても 歩いても」 @チネチッタ川崎
「告発のとき」 @チネチッタ川崎
誰が出演してんのん?
タイトルを見ても「?」の方が多いんやないかしら?
前回の「インディアナ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」で
インディーの後継者になりそうなマットを演じていたシャイア・ラブーフ。
彼が主演の青春サスペンス映画です。
シャイア・ラブーフ、インディーの前にどこかで見たような・・・
そう、ロバート・ケネディー暗殺を描いた「ボビー」で、
選挙キャンペーンに参加する高校生の役でめがねをかけて出演していました。
アンソニー・ホプキンス、シャロン・ストーン、デミー・ムーア、マーティン・シーンなどなど、
多くの有名俳優競演の中でも、チョイ役ながら結構印象的でした。
という訳で、彼が主演の「ディスタービア」DVDを借りて見てみました。
スピルバーグの秘蔵っ子だとか、この映画もドリームワークス作品です。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディスタービア DISTURBIA
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しょっぱな、釣りをしながらの父との会話
「見られた?」
「見てはいないが俺たちが見ていることに気づいている」という台詞はと~っても意味深。
まさにこれから始まる手に汗握る後半のシーンにリンク!
「-bia」という接尾語は「~な生態をもつもの」という意味ってことは、
タイトルディスタービアは「平穏・治安を妨げるもの」ってな意味でしょうか。
久々に、手に汗握るハラハラドキドキのサスペンス映画でした。
一応昨年、劇場公開されていたんですね、ま~たく知らんかった・・・
全米3週連続NO.1、10週連続トップ10入りってことで、
アメリカでは結構ヒットしていたんですね。
<ストーリー>
作家の父と釣りに出かけた高校生のケールは、帰宅途中で交通事故を起こし父を失う。
運転していた自分に責任があると感じ、授業にも身が入らない。
スペイン語の授業中、カッとなって教師を殴り夏休みの3ヶ月、自宅軟禁処分を受ける。
暇を持て余した彼は、双眼鏡で近隣の家を観察。隣家で女性が殺される現場を目撃してしまう。
と、ここまでのストーリーで懐かしのヒッチコック「裏窓」を思い出されるのではないでしょうか。
***裏窓 REAR WINDOW ***
1954年制作、主演はジェームズ・スチュアートとグレース・ケリー
事故で足を骨折したカメラマンのジェフは車椅子の生活。
望遠レンズで隣のアパートの住人達を観察するうち、喧嘩の絶えなかった夫婦の妻が姿を消す。
夫の不審な行動に恋人リザと調査を開始するも、犯人に気付かれ・・・
犯人の夫を演じたのは「鬼警部アイアンサイド」のレイモンド・バーでした。
本作で主人公ケールは裁判所命令で足首に監視システムを付けられ半径30mしか移動できません。
30mを越えるとパトカーが急行、拘束され
驚くのは、この装置のレンタル料自腹です。
自分で払って自分の行動を規制するっつうのはなんともはや・・・。
1日12ドル、3ヶ月着けたら約12万円!ちなみに、カード払いオッケーですって。
今の時代、家から出られなくても楽しめるものはい~っぱいあるじゃな~い。
そう、ケーブルテレビに、ゲーム、音楽、
しか~し、ぐうたら生活にぶち切れたお母さん、
X-BOX,i-Tuneを解約、挙句にテレビのコードをハサミで
お母さんを舐めたらあかんぜよ!
何せ「マトリックス」で黒ずくめにサングラス、壁を駆け上って戦ったトリニティーですから。
今回キャリー・アン=モスはそんな能力を封印し、優しい息子思いのお母さんです。
という訳で、現代社会でありながらケールは家で暇を持て余し、「裏窓」同様
双眼鏡で覗き、いえ御近所観察と相成ります。
恋人も勿論登場。隣に越してきたアシュリーとは初々しい10代のラブストーリー。
友人役の韓国系アーロン・ヨーは「ラスベガスをぶっつぶせ」で見たばかり。
ひょうきんな友人役で、犯行を暴くべく主人公ケールと危ない橋を渡ります。
犯人役はデビット・モース。
優しいお顔立ちなのに、だからこそ?「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など悪役が多いですね。
キャリー・アン=モス デビッド・モース
後半、隣人の異常な行動に気付いてから、友人・恋人・母を巻き込み、
デジカメ、携帯電話、パソコンを駆使して追い詰めていくところはぐいぐい引き込まれました。
双眼鏡で覗いた時に犯人と目が合っちゃうとこなんか怖~い!
確か「裏窓」にもありましたっけ?
途中から自分でも双眼鏡で覗いているような感覚になりました。
ソファーにもたれて見ていたのに、いつの間にか身を乗り出しておりました。
彼の足につけられた邪魔な監視システムが逆に役に立つのもうまい
殺人鬼の家で母を捜すシーンは「インディー・ジョーンズ」さながら
住宅街のはずなのに、洞窟のよう。
流石スピルバーグ率いるドリームワークス作品です。
ブログなどの評判は芳しくないようですが、
「裏窓」を下敷きに、若者を主人公に最新テクノロジーで犯人とやり合いつつ、恋愛も絡め、
なかなかどうして、面白い!
どんな映画かも知らず、全く期待せずに見たのがよかったのかしら?
やっぱり「インディー」は期待しすぎたなぁ~。
冒頭の自動車事故のシーンが衝撃的で、よそ見をせずに安全運転を心がけようと思った次第です。
目指せ、ゴールド
***** 今週 見た 映画 *****
6月29日 「ディスタービア」DVD
6月30日 「憑神」 DVD 浅田次郎原作、妻夫木聡主演
7月 1日 「歩いても 歩いても」 @チネチッタ川崎
「告発のとき」 @チネチッタ川崎