元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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「原田 泰治」の世界

2011年11月06日 | 好きなこと、もの
雨の日曜日。
柄にもなく新見美術館へ。
原田泰治展を観に。
原田はふるさとの四季を描き多くの人を感動させています。

昔から苦手だった絵の世界。
図工や美術でいい点をもらったことがありません。
この世界は縁遠いものだと思っています。

今回 新見に原田泰治が来るときいて出かけました。
会場の新見美術館に着くと駐車場は満杯。
多くの人が会場への坂道をぞろぞろ。
こんなに人気がある画家だと改めて気付きます。

     

それぞれの絵に地名とエピソードを添えているため飽きません。
細部の書き込みに絶句。
一枚一枚の葉や、花、瓦を丁寧に描いています。
田舎に住む私でも気付かない細かい描写。
昔にタイムスリップします。

「さだまさし」とのコラボにもびっくり。
さだの詩と原田の絵が絶妙のマッチング。二人は大の友人とか。
原田の温かな目は万人が認めるところ。
ただ 私の印象は少し違いました。

さびしい山里や老夫婦の描写が現実の厳しさを思い出させます。
いなかの生活がわかるがゆえに、感傷的になります。

下の画像  新見美術館(今は亡き叔父の設計です)
コメント
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