元ベース弾きの田舎暮らしは

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音楽が縦軸の人生
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「坂の上の雲」放送開始

2009年11月30日 | 好きなこと、もの
NHKのドラマ「坂の上の雲」の第一回放送がありました。

昨年暮れから、今年初めにかけて、司馬遼太郎の原作8巻を読みました。
気になりながら、冊数の多さに長い間しり込み状態。

定年退職を期に、一気に。
岡山の図書館で予約し、借りました。

明治初めの世相と若者の熱い想いが丹念に描かれています。
国を想う当時の官僚、今と大違いです。
無能な上司を持った部下の悲劇も。


日露戦争を勝利に導いた、事前の調査と兵站準備。
大正・昭和と精神論のみが残り、成功体験が生かされなかった太平洋戦争。
大将の器と参謀のレベル低下が原因かもしれません。

NHKが3年間をかけ、放映するとか。
製作費の莫大さと撮影準備を考えるとやむをえないのかも。

昨夜の放送を楽しみにしていました。
私の原作イメージと少し異なりますが、次回以降も楽しみです。
でもクライマックスの日本海の海戦シーンをどう撮るのか?



この小説は、友人たちにも大きな影響を与えたものです。
ぜひ原作に接してもらいたいNO1です。

最後の字幕のバックに流れる サラ・ブライトンの澄んだ歌声も魅力的でした。

画像  雨の新見図書館(冊数は少ないのですが、レトロな外観)
     「坂の上の雲」(文庫本、8巻まであります)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (元ベース弾き)
2009-12-07 06:32:27
杜しまさん

私も2回目観ました。

確かに児玉が、勝利へのキーマンでしたね。
こういう人物が、あの時代いたことがラッキーでした。
多分今でも傑出した人物は存在するでしょう。
でもそういう人を登用する「大将の器」を持った人がいないのでは。
世界や国家を考えるより、短期的な成果・思考を重要視する教育が問題かもしれません。
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Unknown (杜しま)
2009-12-06 21:46:47
こんにちは、杜しま、仙台です。
 「坂の上の雲」第2回、よくできています。
私の所有する全巻は6冊です。
 児玉源太郎も出てきました。彼がいなければあの戦争はどうなっていたかわかりません。
 秋山好古がフランス騎兵が第1番と知り日本騎兵の範としたことが出てきました。その後当時世界最強のコサック騎兵に対して馬を下りて塹壕から機関銃を撃ちまくる戦法で撃退しました。このあたりの柔軟性は国際的な教養の故でしょう。
 戦史上、騎兵用兵の天才はジンギスカン、義経、そしてナポレオンといわれます。残念ながらその後それがヒトラーの電撃戦に引き継がれたようです。

返信する
Unknown (元ベース弾き)
2009-12-01 19:45:07
まるちゃん

この本の愛読者とは意外ですね。
それにもまして203高地に出かけとは。
ロマンチストぶりに驚きました。
無能な指揮官の「進め!」に、死ぬとわかって突撃した兵士の気持ちはどうだったのでしょうか。
サラリーマンにも、よくある話です。
私にも経験があります。
胸倉をつかんで、処分されたことも。

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坂の上の雲 (まるちゃん)
2009-12-01 08:52:25
ワシもこの放送は楽しみにしとりましたが、娘の結婚式の余波で放映日に見れず、VTRで昨夜見ました。
この本を読んだんがきっかけで203高地に友人と花を手向けに行ったのが3~4年前。
本は2回読みましたよ。
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