元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

88歳の弁当作り

2010年01月08日 | ふるさとの母親
勤務先は、弁当の仕出し会社 二社と契約。
1週間のメニューが事前に配られ、朝それを見て注文。

先日 好みでない「おかず」の弁当に気付き、母親に弁当作りを依頼。
実に高校生の時以来40数年ぶり。

母親は、もうすぐ88歳(大正女です)。
四女と岡山に住むかみさんに替わり、食事・洗濯すべてをこなします。
61歳の「息子」(私)のために。

朝早くからいそいそと弁当の準備。
魚や卵を焼き、レンコンのきんぴら・ひじきも。
油分の少ない昔のままの懐かしいメニュー。
私もその方が嬉しいのです。

母親のいまだに旺盛な食欲には負けます。
好物の辛子めんたいと漬物で、大ぶりな茶碗に山盛りのご飯をぺろり。
私にも「もっとたべろ!」とけしかけます。
メタボ回避の話をし、少ない量で十分というのにまた勧めます。

おかげで?小さな弁当にしてもらうのに一苦労。
「たくさん食べないと力が出ない!」との「食哲学」の持ち主ですから。
別に力仕事をしているわけではないのですが・・・。(苦笑)

     

弱ってきた足を除けば、とても90歳近いと思えない母親。
ぼけもせず、記憶力も抜群、知人に電話をかけまくります。
おかげで高額な電話代の請求が(笑)
選挙の時には、「集票マシーン」と化します。

地元の備北民報を隅から隅まで読みます。それもメガネなしで。
新見の情報は私より詳しいくらい。
そして 介護認定にも該当しない健康度。

口うるささには、閉口しますが、感謝しなくては・・・。

画像  88歳の手作り弁当(40数年ぶりの私のための弁当、見場はいまいちですが)
     戦前の母親(70年前のハイキングする母親、スカートに草履の時代)
      母親自慢の写真 国鉄勤務のお転婆だったらしい

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2 コメント

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お初です (evergreen)
2010-01-09 18:16:46
始めまして
私も同じ岡山の親父です
倉敷から時々田舎(吉備中央町)に帰って 歳を取って働けなくなった爺婆の代わりに農作業を
頑張っています
暮には雪の中 荒神さまやマリシテンさま等の神々に新しい注連飾りをして歩きましたが
こんな仕事を爺から引き継ぐと
我ながら歳をとったものだとおもいなにやら言いようの無い
感慨が湧いてきました
 お互い今年もなれない農作業を頑張りましょう
私も同じGooのブログをやっています よろしければ観てやってください
http://blog.goo.ne.jp/evergreen002


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コメントありがとうございます (元ベース弾き)
2010-01-10 10:11:25
evergreenさん

こちらこそ コメントいただきありがとうございます。
親孝行していらっしゃるようですね。
私より 少しお若いようですが・・・。
ブログ拝見いたしました。
しゃれたトップページのレイアウトですね。
そして 幅広い交友関係をお持ちのようで。
お酒とゴルフに弱い私ですが、その楽しさはブログから伝わってきます。
今後読ませていただきます。

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