不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「荒神祭り」

2010年03月08日 | ふるさと
今日は、わが集落の春のイベント「荒神(こうじん)祭り」。
昔から伝わる祭りです。

集落内に三か所も社(やしろ)があります。
宮司を先頭に、すべての社に参拝し、灯明とお神酒を捧げます。
狭い集落ですが、歩いて回るのは久しぶり。

私は初めての参加のため、直会(食事会)時、宮司に祭りの由来を聞きました。
何をお祭りしているかを知りたかったから。

宮司からは、神話の「スサノオの命」の話から始まりました。
「荒ぶる神を鎮めるお祭り」だと。昔「やんちゃな神?」がいたようです。

大昔 台風・水害などの天災や凶作などを「神」と表現したのではと推測。
豊作を願い村人が祈願したのが始まりでしょう。

     

各村には必ず「荒神」様があり、今でもみんなお祭りしてる様子。
もうひとつは、娯楽のない時代の、お酒が飲める近隣の懇親会でもあったのかも。

食事後、集落の長(区長)と会計の改選があり、会計を拝命しました。
最近になり、輪番制になったようですが、引き受けることが難しい人も。
女性のみの家庭、それもシニアだけという家も増えてきたからです。

過疎化は、伝統行事継承や責任役員選任にも大きな影響が出ています。

   

画像  荒神祭り(集落のコミュニティにて、宮司に合わせ礼)
     分社(小さな社、大きな木には神様が宿ると言われます)
     弁当(食べかけですが、弁当にしてはリッチ)

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「シャーロック・ホームズ」 | トップ | 「ジョブ・カード」 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大変ですね (kako)
2010-03-08 10:31:07
このあたりは田舎なのにそんな行事が1度もありません。参加したことありません
実家の久米郡にはありました。娘の頃荒神祭りは甘酒でした。当家は「神田」がまわって来て
責任もって、そこをつくり取れた米で甘酒の準備をしてました。沢山作って中の者に子供をつれてお参りに来るその方々にお接待してましたよ。新見に嫁いで新見に無いので、所が変わると違うんだな~!と思いましたよ
そちら「豪華な直らい料理ですね」
返信する
Unknown (杜しま)
2010-03-08 21:24:11
こんにちは、杜しま、仙台です。
 だんだんと地域の重鎮となっていくようですね。
 今月は年金的には65歳の節目になりました。詳しいことは役所事務になれた私でも??というところもありましたが、65歳を境に年金の出どこが変るのだそうです。額は同じでした。で、笑ってしまうのが繰り下げ支給制度です。65歳をすぎてから1年間年金を貰わないと66歳からは0,7%/年増額されるのだそうです。ということは300万/年の人が1年間無年金でいると次の年から2万円/年増額されるのだそうです。てことはもとをとるのに150年かかる!!。19年度にこんな改正がされたそうですが誰がこんなあほな話にのるんでしょう。窓口の職員もやめときなさいとのアドバイスでした。その関係で今日はあちこち動いていました、個展に来ていただいた主要メンバーへの御礼まいりもかねて。
返信する
Unknown (元ベース弾き)
2010-03-09 19:34:16
kakoさん

久米郡の荒神祭りには伝統を感じます。
「神田」の甘酒の話は、神への畏敬の念と奉仕があったのでしょう。
個人の生活優先は、田舎にも波及し、地域への貢献は無くなりつつあります。
確かにサラリーマンにとって、日程の負担は大きいですが、誰かがやらねばなりません。

杜しまさん

個展お疲れさまでした。
準備から来場者への対応とお疲れだったのでは・・・。
でも発表の場があることはすごいことです。
直近の桃源郷の絵には驚きました。
全体の構図と細部の書き込みのエネルギーに感心しました。
この絵を見て、訪問してみたくなります。
年金の話には、思わず笑ってしまいました。
こんなことを考える人の頭の構造を見てみたいものです。
返信する

コメントを投稿

ふるさと」カテゴリの最新記事