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「待望vsトラウマ」の雨

2020年06月13日 | 農業

昨日に続き今日も朝から雨。

雨の休日でも、家でじっとしているわけではない米つくり。

それは、田んぼの水量調節。いわゆる水管理。

 

米は水稲と言われるように、水との関係が最重要。

水がないと干ばつで凶作。水がありながら、気温が低い年は冷夏で不作。

雨が多すぎると、田んぼの水がオーバーフロー。水口の開け閉めで適量を確保。

今の時期、せっかく撒いた肥料と除草剤が流れ出し、効果と投資が無駄になります。

 

我が集落では、一昨年の大洪水で取水口が破壊され、米作りを断念した家が数軒。

我が家はもう一本の水路を使っているため、難を逃れました。

未だに壊れた水路の復旧が遅れ、二年続けて米が作れない人の悔しさは如何ばかりか?

米が作れない田んぼでも、草刈は頻繁にしなければ、翌年に支障が。

 

     

 

2年連続で起きた水害、倉敷・真備の洪水と被害の大きさは記憶に刻まれています。

家を失い未だにアパート暮らしの知人家族、真備に嫁いだ娘を亡くした親も我が町に。

水量確保と調節機能のダムが、我が町には三つも。

各ダムの放流開始時刻が重なると下流は一気に増水。ダム同士の連携が必要です。

 

とは言いながら、自然災害が比較的少ない岡山県北。

「地震や降雪量が少ない」と新潟県や大阪から新工場建設を我が町に進める誘致企業。

地元の良さが再認識され、地元就職の高校生の数が今春は増加しました。

 

     

 

コロナ禍で外食が減り、米の消費が増えた東京の娘たちへの、米の宅配は大幅増加。

田舎の良さも見直され、UターンやIターン者も増えるかもしれないとひそかな期待も。

一極集中解消のきっかけになるかもわからない今回のコロナ。

テレワークに最適なweb環境が整う我が町。十数年前に各戸に光ケーブルが設置済です。

 

        

 

職場でも外出時でもマスクが手放せないコロナ対策。

暑くて息苦しいマスクは、高齢者の私には、耐えられそうにありません。

毎日励む 企業や民生委員、振興会、老人クラブなどの外回りもだんだん苦痛に。

 

雨の中、濡れながら田んぼの受水口の調節することは、農業の作業工程の一つ。

コロナにおびえる生活より、よほど人間らしいと自己満足しています。

 

画像  河本ダム     家から2㎞ほどの距離あるダム、春は桜見物も

               横にトンネルが完成、今はあまり見ることもありません

    水田       我が家の田んぼ、25アールの趣味レベルの規模

               家の下にあるため、毎日・朝晩 水の状態が確認できます

    額アジサイ    庭に大きく成長  地味なアジサイ

    球根       200本植えたチューリップ、球根が倍増

               ネットに入れ乾燥、秋に植えます。

 

コメント (4)
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