昨日に続き今日も朝から雨。
雨の休日でも、家でじっとしているわけではない米つくり。
それは、田んぼの水量調節。いわゆる水管理。
米は水稲と言われるように、水との関係が最重要。
水がないと干ばつで凶作。水がありながら、気温が低い年は冷夏で不作。
雨が多すぎると、田んぼの水がオーバーフロー。水口の開け閉めで適量を確保。
今の時期、せっかく撒いた肥料と除草剤が流れ出し、効果と投資が無駄になります。
我が集落では、一昨年の大洪水で取水口が破壊され、米作りを断念した家が数軒。
我が家はもう一本の水路を使っているため、難を逃れました。
未だに壊れた水路の復旧が遅れ、二年続けて米が作れない人の悔しさは如何ばかりか?
米が作れない田んぼでも、草刈は頻繁にしなければ、翌年に支障が。
2年連続で起きた水害、倉敷・真備の洪水と被害の大きさは記憶に刻まれています。
家を失い未だにアパート暮らしの知人家族、真備に嫁いだ娘を亡くした親も我が町に。
水量確保と調節機能のダムが、我が町には三つも。
各ダムの放流開始時刻が重なると下流は一気に増水。ダム同士の連携が必要です。
とは言いながら、自然災害が比較的少ない岡山県北。
「地震や降雪量が少ない」と新潟県や大阪から新工場建設を我が町に進める誘致企業。
地元の良さが再認識され、地元就職の高校生の数が今春は増加しました。
コロナ禍で外食が減り、米の消費が増えた東京の娘たちへの、米の宅配は大幅増加。
田舎の良さも見直され、UターンやIターン者も増えるかもしれないとひそかな期待も。
一極集中解消のきっかけになるかもわからない今回のコロナ。
テレワークに最適なweb環境が整う我が町。十数年前に各戸に光ケーブルが設置済です。
職場でも外出時でもマスクが手放せないコロナ対策。
暑くて息苦しいマスクは、高齢者の私には、耐えられそうにありません。
毎日励む 企業や民生委員、振興会、老人クラブなどの外回りもだんだん苦痛に。
雨の中、濡れながら田んぼの受水口の調節することは、農業の作業工程の一つ。
コロナにおびえる生活より、よほど人間らしいと自己満足しています。
画像 河本ダム 家から2㎞ほどの距離あるダム、春は桜見物も
横にトンネルが完成、今はあまり見ることもありません
水田 我が家の田んぼ、25アールの趣味レベルの規模
家の下にあるため、毎日・朝晩 水の状態が確認できます
額アジサイ 庭に大きく成長 地味なアジサイ
球根 200本植えたチューリップ、球根が倍増
ネットに入れ乾燥、秋に植えます。