最後の晩餐は「うどん」ときめている私。
麺好きを知っている次女から「お父さん、『にゅうめん』って食べる?」の電話。
送られてきたのが、なんと即席「にゅうめん」。
数分で茹で上がる素麺を、わざわざインスタント仕様にした「にゅうめん」。
熱湯を注いで待つこと3分。これが素晴らしく美味しい。麺の量もたっぷり。
そのはず、「だし」の専門店が、贈答用に作った商品らしい。
我が家でも、この店の「だし」は日常的に購入。あらゆる料理に使います。
その店が、まさかこんな商品を出しているとは驚きました。
湿気を防ぐ袋入りで、昔風のロゴがレトロな感じの表装。
価格を調べて驚きました。一袋500円。素麺が何束も買える価格設定です。
こんな商品をどんな人たちが買うのだろうかと不思議です。
味に凝る人なら、自分で調理をするだろうし、即席めんに500円を払うのはセレブ?
しかし セレブは自分で熱湯を注ぐような即席ものは買わないだろうし・・。
1円でも安いガソリンを求めるかみさん。
そのガソリンで、300円のパンのみ購入で往復130㌔を走破する矛盾。
ネットで買ったエアコン・冷蔵庫・冬用タイヤ・大型家具などなど。数万円も得だとか。
コピー用CDは50枚まとめて1枚25円で送料無料で購入。量販店でもお手上げの価格設定。
反面、年に数回 飛行機でライブ目的で東京に出かけるかみさん。
2時間駆けて、隣の県の回転寿司で、中トロ・生エビ・炙りものをぱくつきます。
ケーキやお菓子用の食材・包装用資材は岡山・倉敷の業務専門店に。
ゼラチンは業務用を使うと、ゼリーの口当たりが違うのだとか。
節約志向(別名 ケチ)とこだわり(別名 浪費・散財)の性格が同居するかみさん。
多分 こんな人たちが、500円の即席にゅうめんを買うのかもしれません。
200グラム500円から3000円までのコーヒー豆を味わう私も他人のことは・・。
預金もなく、その日暮らしの、似たもの夫婦です。
残された時間を考えると、こんな生活もいいのかもしれません。
画像 茅乃舎のにゅうめん
安価購入のCD50枚