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ただいま「独身中」

2019年04月20日 | 娘達・家族

数日前から、私は「独身」生活。

かみさんが、娘たちのいる東京に出かけているため。

 

勤務先から家に帰っても、誰もいない我が家。

まず 郵便受けの中を見て、急ぎの連絡の有無を確認。

自炊する元気もなく、スーパーやほか弁で買った弁当や総菜を並べます。

 

かみさんは、「嵐」のライブを楽しむため上京。

今回は東京ドームで開催らしい。

年に4~5回は、ライブエンジョイの東京生活。

B'zや福山雅治、XJAPANや嵐の大ファンのかみさん。

 

首都圏のライブの費用捻出のために、働いているのでは?と思えるほど。

楽しむために自分で稼ぐのだから、文句は言えませんが・・。

 

今回も上京後、なじみの美容室でカットも予定しているとか。

娘たちの通う店では、かみさんも上得意。カット費用はやはり「東京価格」。

地元の美容室ではもの足らず、「まとまりの良い」カット技術をもとめての旅です。

 

     

 

私は仕事で、市内の事業所を訪問して驚いた事実。

3万人を切る人口の町で、理美容店がなんと100店舗以上。

でもその中身は、はっきりと明暗が。

 

理容店の閑古鳥に比べ、美容室の盛況ぶりは対照的。

いまだに新規美容室の開店が続くわが町。

女性の「美の追求」意欲に加え、お金もかける女性たち。単価は倍以上の差。

若い男性や子供も「散髪屋」でなく「美容院」でのカットが当たり前の時代。

 

かみさんの上京の理由がもう一つ。

娘たちと楽しむプチ「グルメ」ツアー。美味しいものを求めての、店巡り。

イタリアンや肉料理、パンケーキに行列する情熱には驚きます。

娘たちも、母親との食事会のスケジュール立案に工夫。毎回異なる店に案内。

娘が四人もいると、その情報量は半端ではありません。

 

対照的な私の食生活。

かみさんの留守の間は、好きなものをたらふく食べようと意気込むのは最初だけ。

やがて面倒くささが先に立ち、空腹を満たすだけのプアーな食事の毎日。

「男やもめ」の心理がよくわかります。

 

      

 

でも楽しいことがないわけではありません。

それは音楽。テレビを消して、アンプのスイッチオン時の「わくわく感」は最高。

ボリュームを普段より一段上げ、ピアノ曲を家中に響かせます。

とっておきの豆を挽き、湧き上がるコーヒーの匂いに包まれる「至福」の時。

「独身生活」も捨てたものではないと思える瞬間です。

 

元気で生活できるのはあと10年?

やがて、車の運転もままならず、免許返納の時も来るでしょう。

わずかな年金でも、節約すれば生きていけるはず。

誰かの役に立ち、誰かの世話になるのが人間。

 

その人間らしい生活を夫婦で送れたら、それが最高ではと思う「独身中」の私です。

 

画像   秩父の芝桜  東京時代娘と行きました。綺麗だった。

     東京の理髪店 中野坂上に住んでいたころ通いました。嫁不足を嘆いていました。

     タンノイのスピーカー  もう40年も使っています。未だにいい音がします。

コメント
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