地元の「A級グルメ 千屋牛」で、おなか一杯の夜。
贅沢極まる焼き肉をいただきました。
「千屋」は私の住む新見市の北部の地名。
和牛の元祖で西日本各地のブランド牛の「生みの親」らしい。
集まったメンバーは異色の面々。
元副市長夫妻、施設運営の二代目若夫婦、新聞社社主そして私とかみさん。
主宰は、「さとう医院」の院長。隣町の整形を得意とする病院経営。
年に数回集まっては、トピックスや行政の在り方を「肴」に飲む会。
ひたすら食べる女性軍、そのテーブルの「焼き方」を務める院長。
スポンサーなのに、トング片手にサービスに「奮闘」です。
横目で見る先生の焼き方は、豪快。
網の上にA5ランクの「霜降り肉」がてんこ盛り。
質素な生活のわが家では、考えられない高級肉の半端ない量。
しかし 加齢とともに、「さし」の多い肉が苦手になってきた私。
昔 最低5人前以上必要とした私の胃袋、あの食欲どこに行ったのでしょう。
それに比べ、かみさんはいまだに「肉大好き人間」。羨ましいかぎり。
お店は、JA直営店のその名も「千屋牛」。
JAは多くの牧場を持ち、県南・関西市場、最近では海外市場も視野に。
県内のJA統合がスタートしたばかり、埋没しないための「切り札」。
それが、A級グルメのブランド牛「千屋牛」と高級ブドウの「ピオーネ」。
昔 転勤族だった私。転勤先の住まい選びに「焼肉」は、最重要ポイント。
戸建ての社宅にこだわりました。庭でバーべキューをするため。
四人の娘たちとの休日のバーベキューが、私と家族の唯一のコミュニケーションの場。
「企業戦士」を気取っていた当時、炭で焼く肉の煙が思い出です。
安い肉を厚切りにしてもらうことで、より美味しく食べられることを発見。
一度に2㌔以上を焼きました。娘たちばかりでもよく食べた小・中学校時代。
星空を見ながら、焼き肉の後のアイスクリームを食べる習慣も。
営業や出張のため、子供との接点が少なかった時代の唯一家族との交流の場。
進学のため、娘たちが一人づつ家を出ていく寂しさ。
反動で、娘たちの帰省時は必ず焼き肉の店へ。懐かしい時代に帰れる気がしたからかも。
娘たちはいないものの、この夜は心身共に「満腹」の夜でした。
画像 焼き肉の店 「千屋牛」 休日は混みます
浜松の家 駅に近い家の玄関 この家でもバーベキュー