元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「繁忙」&「堪能」の秋

2018年10月28日 | 日常
今年の10月は忙しい月でした、でも秋を堪能した月でも。

週末毎の雨とイベントの合間を縫っての稲刈り。
収穫は例年並み。稲刈りが遅かった割に、稔らない「小米」も。

私の作る米を待つ多くの人々。その人たちへの「新米配り」も終盤。
東京の娘たちに昨日発送終了。今日は岡山・倉敷の親戚に届けます。
市内の友人知人親戚には、仕事の終わったウィークデイの夜に。

精米機を持つ人には玄米のまま、ない人には私が精米。
新米の水加減は少なめに炊くのがこつ、含有水分が多いから。
冷えても美味しいのが新米。おにぎりは最高。おかずなしでも食べられます。
「美味しい」との一言のために、米つくりを続ける私です。



例年にない10月のイベントは、「晋山結制式」と中学の同窓会。
菩提寺の方丈の跡目相続が月初に。3日間、お寺に缶詰状態。

60年以上、寺を守った名物和尚の引退でした。
話術が巧みで、ユーモアのセンスあふれる会話は地域を活性化。
最後のあいさつを聞き、胸が詰まったのは、私だけではないはず。

式には、近隣の50人の僧侶が出席。
全員の読経はまるで、男声合唱のコンサートの様。ライブならでは感動。

ハイライトは、60人の稚児行列。檀家の孫やこどもたちが参加。
着飾って、化粧して、親と一緒に歩く姿は華やか。
生涯に一度あるかないかのビッグイベント。記憶に残るでしょう。

中学校時代の同窓会と同級生の講演も開催。
岡山の病院で特任参与の友が、生まれ故郷で講演。
健康な老後を過ごすために「検診」を勧めます。聴衆は300人。

そのあと久しぶりの同窓会。近況報告の中、なんと一割が物故者に。
7月の豪雨災害では被災者も。倉敷真備に住む人も数人いました。
同窓会参加が初めての人も。55年ぶりの再会です。
「あんた誰だっけ?」と確認しないとわからない人も多数。



順調に育つ白菜と大根。
栗と柿は猿軍団に襲われ壊滅。例年より早い猿の活動。
渋い柿をも狙う今年は何か異常。水害・台風も頻発も。

酷暑で表面にシミのできたブドウ「桃太郎」と「シャインマスカット」。
ここ10年で最悪の出来。でも熱いおかげで糖度は最高。

厳しい自然環境の中で。「田舎暮らし」も10年目。
過ぎてみれば、楽しい記憶のみが残ります。健康寿命はあと何年?

仕事も農業も生涯現役が望みです。

画像  菩提寺慈眼寺の「晋山結制式」
    プレゼント用新米
    自宅の午後   私の好きな場所の一枚
コメント
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