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「就職できる五つの極意」(中途採用編)  ①

2013年09月25日 | ビジネス
世間では、アベノミクス効果により景気が上向きとか。
確かに、所有していた東京のマンションが、素早くそこそこの値段で売れたことはその証拠かも。
しかし 地方ではその実感はなかなか湧きません。

有効求人倍率は上昇。理由は、求人が増えたことと、求職者が減る中での、数字の扱い方が影響。
求人の中でも新見においては、介護のウェイトが大きく、ヘルパーなどの資格を要求されます。
看護師、理学療法士、介護福祉士などの求人の構成比が高いのです。

毎日 10人~20人の就職相談に乗っています。
独断と偏見により、就職の「極意」を探してみました。

① 会社の選び方

ハローワークに出る求人は全求人の半分以下。コネや口伝、民間斡旋、新聞の公募などが半分以上。
コネが効くなら徹底的に利用。昔の「見合い結婚」方式、簡易『釣書』を数通作り、コネ相手に渡すこと。
推薦・紹介が獲得できるようにプレッシャーをかけることが重要。言葉だけでは相手は動かない。
求職者のことを知らない採用担当者が、仲介者から知りえる情報を与えます。

しかし 応募先の経営者・役員とコネがあっても、面接では自らはそのことに触れないこと。
自分のことを知っている人が入社することが煩わしいケースもある。応募者のレベルにもよりますが。

求人を出す会社の規模(人数)により、受け入れ方が変わります。
少人数なら仕事の「守備範囲」が広く、即戦力としての期待が高い。引き継ぎがないケースも。
中規模以上なら、引き継ぎもあるが、専門分野の深さや資格が求められる。

転職によって条件が良くなるのは応募者のうちわずか25%、4人に1人です。
在職中の人は、健康を損う理由以外なら、今の時期の退職には慎重さが必要。
後先を考えず離職するのは、「海図のない航海」に出るようなもの。『航海(後悔)先に立たず』

② 熱意を表現すること

「頑張ります。」という抽象的なものでなく、この会社に入りたいという「想い」をどう表すか。
会社をとことん調べること。ネットでトップの経営理念の一端を知ることなど。
風評・その会社を辞めた人の言葉は信じないこと。「悪意」があることが多い。

ネットは言うまでもなく、実際に訪問し外部からでも観察すること。店なら入って見ること。、
ロケーションや事務所などの雰囲気、掃除のし具合など。始業前が実態が分かりやすい。
勤務時間内なら、出入りの人間や荷物の観察、挨拶が交わされているかどうか。
紙の上の求人票に現れない「事実」をつかむこと。
調べたことや事前訪問をさりげなく経歴書や面接で表現すること。これこそ熱意の現れ。

次回は 応募書類の書き方
     職務経歴書・履歴書
     面接の受け方

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