元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「死亡届, 湯灌(ゆかん)&寺参り」

2011年09月21日 | 日常
三連休の初日、朝6時に地区の区長が突然我が家に。
近隣の訃報連絡と今後の相談でした。
この歳で集落では新参者。使い走りをする「壮年」です。

市役所への「死亡届」提出から、お手伝いが始まりました。
知りませんでしたが、届は実際に行く人の名義ではなく、同居の身内名義が基本だとか。
訂正後改めて窓口にいくと、すでに二組の届け人が待機。
3万5千人の町で、届けが3組もかち合うのは珍しいことだそうです。

そして俗にいう「通夜」を迎えました。
体を清め、納棺する「湯灌」を集落が手伝います。
線香の煙がもうもう立ち込める中、粛々と・・・。

葬儀当日、近隣は受付が主務。
でも私は「方丈」さん迎えに。我が家も檀家の「曹洞宗」の寺。
三箇寺の方丈さんによる法要。
メインのお寺に人数を依頼すると、寺数を確保してもらえるのだそうです。

読経の後、方丈さんを乗せ市の運営する斎場に,霊柩車の先導です。
火葬終了までの時間を利用し、身内をメインに集落関係者による「寺参り」。
わかりやすい方丈さんのお話で故人に対して哀悼の念が湧きます。
そして「本膳」と称する最後の食事会。

数日にわたるセレモニーが終了。(6日目の「初七日」はありますが)
簡素化されてきたとはいえ、まだまだ色濃い地域の弔い方。
故人に世話になったことに感謝を込め送りました。

 ※方丈(ほうじょう)  曹洞宗のお坊さんの呼び方

画像 お寺の本堂(お盆の施餓鬼のイベント時に撮ったもの)
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