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2011年09月08日 | ビジネス
先日 勤務先の研修で倉敷に。
久しぶりの駅。ウィークデイの昼時のためか閑散としています。
研修会場に行く途中、美景観地区に立ち寄っても、観光客もちらほらしか。

今回 政府の雇用対策で10月施行の政策の勉強です。
雇用保険(失業保険)に該当しない人たちへの支援。
月額10万円の手当付き職業訓練制度です。
生活保護に至らないように自立を促す訓練支援。

倉敷駅に降り立った時、警官の職務質問を受けている女の子二人を見かけました。
高校生風なのに、その言葉つかいはひどいもの。警官の方が丁寧語。
自分の娘なら、叱り飛ばしたくなるやり取りです。

学校卒業後の初めての就職は大切なファーストステップ。
これが失敗しても第2新卒就職がしっかりしていれば、まだ救われます。
しかし転職を繰り返しているうちに、夢も壊れ目的を失うことに。

現在は就職難の時代。
新見でも震災以降、求人が月を追って減ってきています。
有効求人倍率は、リーマンショック当時と同じレベル。
新見で多い求人は介護の世界。
しかし ヘルパー等の資格のない人は、採用が難しい状態。
男性は資格があっても、高いハードル。

支援制度などの国や周りのお膳立てに加え、求職者の熱意も必要です。
もっとも大切なことは、経済の発展、事業主の投資意欲。
そこに至る過程においては、ワークシェアリングも。

職場の窓口で垣間見る現代社会の縮図。
考えさせられることが多い毎日です。
コメント
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