元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「娘の就活  ポートエンジェルス 119」

2010年02月27日 | 娘達・家族
音楽生の三女から電話。
「お父さん 合格したよ!」弾んだ声です。
就職決定の連絡でした。

三女は、4年生になっても就職活動しているようには見えません。
毎月数回の演奏会に飛び回っていて、入社試験も受けてない様子。
親の私も、この厳しい就職難の時代の「落ちこぼれ」を覚悟。
専門は音楽、それもトランペット。ニッチ中のニッチ。

専門を生かせる音楽業界は、「事業仕分け」で苦境に。
オーケストラの受難の時代です。

そんな中で娘が採用されたのがなんと特別公務員。
単なる公務員でなく「音楽隊員」としてですから驚きました。



「ポートエンジェルス 119」のメンバーに選ばれたそうです。
「119」の数字が示すように、「消防音楽隊」の女性チーム。
「ポート」は横浜が活動拠点のためらしい。
演奏を通じての防火・防災の広報活動が主目的です。もちろん男性隊員との演奏会も。
クラシックより吹奏楽を好んだ娘にぴったり。

こんな公務員が居ることを知りませんでした。
募集要項によると、自由曲に加え、初見の課題曲演奏。
公務員らしいのは、論文。消防らしいのは、体力テスト。

本人も合格するとは思っていなかった様子。
私も一次合格を聞いても、フロックと期待は少なかったのですが・・・。
「専門が身を助けた」のです。
サントリーホールの「メサイア」のピッコロトランペットが最後の演奏?
いい思い出ができたと言っていた娘に新たな演奏の道が。



音楽を諦めずに挑戦した三女をメールで褒めてやりました。
親バカは承知ですが、再び娘の演奏が聴けることが嬉しいのです。

三女の就職は決まったのですが、私の契約期間は3月末まで。
4月からの仕事がまだ決まっていません。
娘に負けないように、しなければ・・・。

画像  ポートエンジェルス119
     (コスチュームはコンパニオン風ですが、演奏の技術水準は高そうです)
コメント (12)
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