熊本から発信です

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「七草粥」

2010年01月08日 | 日常

昨日は「七草粥」

例年通り七草粥セットを買ってきて炊飯器で作る。P1010841

母が元気な頃は土鍋でコトコトと炊いていたのだが
今はすっかり横着して便利な文明の機器を使用。

お米と材料を入れてお粥メニューにして
スイッチをポン。

ただ今年はちょっと違ったぞ~!

お友達から送って頂いた「干し貝柱」を水に戻して
出汁ごと炊飯器に入れ、里芋をさっと茹でて
同じように入れた。
青菜類は熱湯にくぐらせて炊きあがってから塩と一緒に混ぜ合わせた。
緑がきれいなように・・・・

干し貝柱の威力は予想以上でこれまでにない贅沢な美味しい「七草粥」になった。
いつもは行事として渋々食べるオットーも「お変わりは・・・」の顔をしたけど
残らない分量しか炊いてないのでがっかりした様子。

熊本弁でひとこと

やっぱ、よかもんば使うと、下手でちゃ、うもでくったいね。Kayu2_2

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九州新幹線全線開通まであと1年・・・・

2010年01月06日 | 日常

九州新幹線鹿児島ルートの全線開通が2011年3月。今工事が急ピッチで行われている。

3日の我が家の恒例行事二社二寺参り、つまり二つの神社と二つのお寺への
初詣の途中に工事の風景を撮影してみた。

熊本駅の裏側からみたのは新しい駅舎の建築現場、そして在来線の横に並ぶ
高架橋が完成に近い姿をみせている。

Photo
この道は毎月お寺さんへ行く度に通るのだがその都度周りの景色が変わっている。

現在は部分開通で何故か南の鹿児島~八代間に新幹線が走っているが
まだ乗ったことがない。鹿児島へは高速道路の方が便利だし・・・運賃が高い!

でも全線開通の折には関西方面へは熊本から3時間位で行けるそうだから
アクセス的には飛行機よりも便利みたい。問題は時間と運賃・・・
飛行機みたいに早割りなどあれば良いのに・・・・

そして県や市が危惧しているのは熊本が単なる通過駅となってしまうのでは
ないかと云う事。

地場政財界のお歴々には知恵を絞って「観光立県」熊本をアピールしてお客様に
沢山来て頂けるように頑張って貰わねば。もちろん県民ひとりひとりの意識も大事だと思う。

熊本弁でひとこと

便利んよすぎて、熊本にゃ降りらんで、鹿児島まで、はってきなはっとしゃが
がっぱぁするばいね。

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熊本のお正月に欠かせないものは・・・

2010年01月01日 | 日常

穏やかな元旦を静かに迎える事が出来て感謝の気持ちでいっぱい。
年々この気持ちを大きく感じるようになった。

お正月も地域によって様々な欠かせないものがあると思う。

熊本は?と云われてすぐに浮かぶのがお屠蘇に使う赤酒
熊本のお屠蘇は昔から赤酒と決まっている。

江戸時代、肥後細川藩では赤酒を「お国酒」として保護奨励し、P1010819_2
熊本で酒といえば赤酒だったと云う。
明治になって清酒が伝わり赤酒の需要は
減ったけど昔からの地酒として
現在でもお屠蘇には赤酒が使われている。

残った赤酒は煮物や吸い物などの料理にとても
重宝する。ちなみに「料理用赤酒」も販売してある。

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P1010816 そしてお雑煮に欠かせないのが「水前寺もやし」
「熊本京菜」。どちらも熊本の伝統野菜で
「熊本京菜」は細川さんが熊本に藩替えになった時
持ち込まれたと云われ葉は小松菜よりも柔らかく
味に癖もないあっさりとした野菜で「だご汁」にも
欠かせない野菜。

「水前寺もやし」は長さ30cmくらいのモヤシで
細く長く生きたいと言う願いを込め正月の雑煮に
欠かせない伝統野菜で暮れの26日から

大晦日までの時期だけしか出回らない貴重な
野菜だ。

雑煮のお餅は丸餅で、雑煮の出汁を少し薄めて別の鍋で餅を煮て雑煮椀に入れる。

でもこのような熊本独特の風習も少しずつ薄れて行くのかも知れない。

熊本弁でひとこと

でくっだけ、ブログば頑張りますけん、懲りんにゃ、どうぞ来てはいよ!
今年もよろっしゅ、お願いしますm(__)m

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