「春日ぼうぶら」とはヘチマの外観をした熊本特産のカボチャの事。
大きいのは長さが30cm重さが約3kもある。
熊本民謡「おてもやん」にも登場して
♪春日 ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃーで
花盛り 花盛り♪
と唄われている。
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現在のJR熊本駅の周辺を春日と云い、昔はカボチャ畑が広がっていたが
駅ができて畑が住宅やビルに変わっていき「春日ぼうぶら」は絶滅状態と
なったが、近年熊本市の指定した「ひご野菜」15品目のひとつにに
指定され貴重なカボチャとして復活した。
しかしスーパーなどの店頭では今もあまりみかけない。
子供の頃は食べていたのだと思うがあまり記憶はなく、昨日隣人から
貰ってあらためて「春日ぼうぶら」の勉強をした次第。
←カットしたらとても水分が豊富で細い
部分には殆ど種がなくレシピを読むと
上下で二通りの調理方法ができると
あった。
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普通のカボチャに比べて甘味があっさりしてると
あったのでそれなら「パンプキンケーキ」を
作ろうと思い挑戦してみた。
ケーキなら生クリームや砂糖などで味が
調整できると思ったのだ。
結果は?ウ~ん!微妙・・・
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何か味がもの足りなかったのでメイプルシロップをかけて食べたらGood!
残りのボウブラはどう調理しようかな?
熊本弁でひとこと
な~んの気なし、ネットで値段ばみて、たいぎゃな、たまがった~!
ボウブラ一本、1500円てたい!ほんなこつだろか?
高価なものなのですね!
へちまのような形だから。地に這わせないで、棚作りにするのでしょうか…
パンプキンケーキ、きれいな色で見事なできあがり!
甘味が少ないのでしたら、パンプキンスープもいいかもね。
いつも野菜を頂くおっちゃんの自家菜園の収穫物で気軽に貰ったのです。
最初 「何!これ?」 そしたらおっちゃんが
「これが昔からのかぼちゃたい!」
夫は 「わぁ~珍しか!春日ボウブラたい」 すぐ判ったところが
やっぱり私より歳とってますね。
値段は検索している内にショップを見つけてびっくりです!
値段を知ってからはおっちゃん家の棚にぶら下がっている
春日ぼうぶらを見る目が違ってきました。
初めて見ました。
カットした太い方と、細い方お味が違うのですか?
水分が多いって事は、ホクホクとは行かない?
1500円とは貴重なカボチャなんですね。
「尻ひっぴゃーて」は春日名産のカボチャが畑にごろごろ
転がっていてそのカボチャのお尻の方に咲く花が今を盛りと
咲いている様子を表したそうです。
ちなみにおてもやんとは「おても」と云う女性の名前です
太いほうも細いほうも味は同じです。
どちらにしても水分が多くカボチャの美味しい
ホックリ感はあまりありません。
お店で買うともう少し美味しいのかも知れませんね。
1500円はネットショップの価格です。
熊本の店頭ではもう少し安いと思いますが・・・
どこにでも売ってあるのではないのでやっぱり希少なんでしょうね。
残りはエルモリアさんの言われたようにスープにしますね。
カミさんから、かぼちゃが、石のように硬いので、よく切らされますが、やはりホクホクしたものが美味しいと、思います。また、かぼちゃは、美味しいのと、水っぽくてまずいのがあり、当り外れがあるような気がします。
西瓜と一緒で当たり外れが大きいですね。
春日ボウブラは水分の多い種類のようですね。
私はカボチャが固くて切りにくい時はちょっとレンジで
チーンします。とても切りやすく皮も剥きやすくなります。
売れないらしくいつも破棄するか
持ってかえってもらうことになるぐらいです。
おいしいのに、どうしてと思っています。
もう少し名前が売れてくれるといいのですが・・・。
コメントありがとうございます。
春日ぼうぶらは若い人には認知度が低いですね。
もっと周知すればよいでしょうに。
熊本は何事にもPRが下手だと思います。
せっかくたくさんの資源があるのに・・・