このジャンルは「ヘアースプレー」以来だ。
でも今回の映画は中高年女性(きみまろ風)の
パワー溢れる映画だった。
全編にABBA のヒット曲が美しいエーゲ海を
バックに流れ、映像と音楽だけでも満足できる。
でもそれだけではない!
メリル・ストリープと友人役の
ジュリー・ウォルターズ
クリスティーン・バランスキーの3人の歌と
ダンスにただただ感動。
特にジュリー(ロージー役)とクリスティーン(ターニャ役)のソロのシーンには
映画を観ているというより上質なライブを
楽しんでいる感じだった。
2人とも60歳に近いと聞いたが
今流行りの「アラフォー」なんてもんじゃなく
アラフィフ(50)~アラシックス(60)だ。
パンチの効いた歌声と切れのよいダンスは
流石とうならせてくれた。
ただおばさんトリオの熱気にくらべて
おじさんトリオの影が薄かった・・・
何処も中高年女性の強さは変らない?
とにかく楽しい映画だった。もし映画館でなかったら音楽にあわせて
手拍子足拍子をしたくなるような気分。(いや足拍子はとっていたよ。)
見終わった後キャッチコピーどおりにハッピーな気持ちになったのは
確かだった。
熊本弁でひとこと
齢ばとったけんだろか、顔ばしかめてみらにゃんごたる映画よか
こやん楽しか映画の方が、ホッとするごたるね!