例年ならまだ梅雨の真っ只中なのに今年は去年より17日も早い梅雨明けで
猛暑の中のお霊供膳づくりとなった。
この他に「茗荷」「三つ葉」なども使う。ただし自分では食べれないものもある。
いろんな野菜や乾物を使っての精進料理を作るのも結構楽しい。
煮しめ、白和え、茗荷の酢味噌和え、吸い物、精進揚げ、などなど・・・・
3日間で20品目以上になる。
以前は楽しいなんて思いもせずただただ暑くて面倒なこの作業に
愚痴をこぼしながら台所に立っていたのだが、母が亡くなって以来この数年は
苦にならずに作れるようになった。
それに子どもが家に居た頃は精進料理ばかりでは駄目で他に肉料理などを
別メニューで作っていたのが大変だった。
でも今は年寄り二人で仏様のお相伴で充分過ぎるほどだ。
熊本は農産物が豊富で地のものだけで美味しい料理が作れる。
今は沢山の料理を私に伝えてくれた母にとても感謝している。
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熊本弁でひとこと
普段よか、ぐっさり、料理の出るけん、酒のすすみ過ぎるごたるね。