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「さわやか大学」 第34回

2008年01月19日 | さわやか大学

今回は建設会社社長 澤井正先生のお話。

先生のこれまで辿ってこられた学びの道を、為になる言葉を引用しながら
お話しされた。

先生は小学4年生の時に授業中のある出来事がトラウマになりそれが
原因で吃音となられた。それからは人前で喋れなくなり以来50年何とかして
人並みに喋れるようになりたいとあらゆる努力をして吃音を克服された。
今では講演会の講師として大勢の人の前で話されている。
一つの事に50年かければ人並みになれると自信がついたと云われるが
ひとくちに50年・・・・誰にでも出来ることじゃないと思うけど・・・

驚いたのは先生の学歴というか学びの姿勢だ。

向上心から中央大学、慶応の通信教育を修了され、なんと60歳にして
マサチューセッツ工科大学、翌年にはソルボンヌ大学

『ウォーターフロント開発の理論と実際』と『都市の再生とアメニティ』を
それぞれ学び修了証を授了された。
その後も幾つかの大学で経営学や環境システム工学を学び現在は
熊本大学で産業廃棄物の再利用の研究をされている。
学んで自信がつくと次々に勉強したくなってくると
云われた。

Bd06926__3 失礼だけど、呆れるほどの勉強好きなんだなぁと
驚きながらそう思った次第。

講義の中で印象に残った言葉は・・

  • 欠点は隠すものではなく利用するもの
  • 我以外我師
  • 期待値を越えよ
  • 修破離
      修・・・師の教えをそっくり真似て守ること
      破・・・その上で自分の工夫と努力を加え師の教えから抜け出して
               破っていく
      離・・・師の教えから離れ努力を積んで独自のものを作り上げる。
    先人たちから伝えられている物事を学ぶ時の大切な基本の姿勢と云う。

熊本弁でひとこと

ソルボンヌてにゃ、云わんばってん、私もさわやか大学生だけん!

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