熊本から発信です

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映画 「武士の一分」

2006年12月06日 | 映画

映画 「武士の一分」へ・・

映画館で邦画を、それも時代劇を観るなんて、何十年振りだろう!

山田洋次監督作品は知ってはいるがちゃんと観たことはなかったが・・・素晴らしかった~!

現代で云うサラリーマンのような幕末の下級武士のつつましやかな日常が爽やかにリアルに
表現されていた。
質素なメニューの食事、当たり前なのに今失われている作法、小さな庭の移りゆく四季の
風景の木々の色や木の葉の一枚までが、きめ細かに丁寧に描写されていて
「あぁ!これが山田作品なんだ」と思った。

そしてSMAPの木村拓哉ではない俳優木村拓哉をスクリーンの中に観た。
何時ものキラキラした輝きを渋い輝きに変えて声のトーンも台詞もすべて目立つことなく
自然体で演じしっかりと山田作品に溶け込んでいた。
彼の言葉どおり「山田組、出演部の一員」として・・・・

なんて偉そうにココまで書いたけど私を知る人がこれを読んだら
 「あばたもエクボでみ~んな良く見えるのよ」と云われそうだ。
そうです!10人中10人が低い評価でも私にとってはアカデミー賞クラスの映画だから・・・

近いうちにもう一回観に行こう~っと!(*^_^*)

熊本弁でひとこと

どぎゃん歳ばとったちゃっ、ドキドキワクワクしとったほうが、もうけよね。

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