昨日3日に本妙寺で行われた「人形供養祭」へ。
今では押入れの奥にしまいこんだままの古い人形だけど
処分するには心が痛むし、そうかと云ってこのまま放っておくわけには
いかないといつも気になっていたのだが、この「人形供養祭」を知り
「雛人形」やケース人形などを納めに行ったのだ。
今年20回目を迎えるそうで年々多くなり今年は約3000体の人形が
持ち込まれたそうだ。
祭壇に人形などが並べられ5人の導師による読経があげられて
持ち主たちが焼香をすませて供養祭は終わった。
何時も聞きなれたお経だったのでいちだんと有難たい気持ちになり、
亡くなった母が処分するのを嫌がっていた私の雛人形だったが、
こんなに盛大に厳かに供養して頂いて母もきっと安心したことだろう!
熊本弁でひとこと
こやん、よかこつの、ありよったて、知らんだった。
こっで、にんぎょさんも、静かに眠んなはっどね。
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←供養祭に持っていった「雛人形」
私の初節句のものだから60年以上前
の品
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↑持ち込まれた沢山の人形を前に読経があげられる。
↑寄進された石灯籠が並ぶ「胸突き雁木」と呼ばれる石段を登ると
清正公を祀る「浄池廟(じょうちびょう)」が建つ。