毎年秋のお楽しみ「坂東玉三郎舞踊公演」開催の八千代座へ。
今回の演目は「藤娘」と「鷺娘」で最高の組み合わせだ。
「藤娘」ではお酒に酔った町娘をそれはそれはあどけなく可愛く舞って
「鷺娘」は終幕で凄みさえ感じる舞を目の当たりにして
ただただ終始玉三郎丈の優美な世界に没頭した二時間だった。
それにしてもあの身体の柔らかさは何時観ても感動してしまう。
荒川選手のイナバウアーより凄いと思った。
チケットの案内を貰った時は「今年位は辛抱しようかなぁ」と
一度は躊躇するけど家族の勧めを良い事に毎年の八千代座行きとなるが
終わった後は何とも云えない幸せ感と満足感で満たされて
やっぱりこれは止められそうもない。
旦那さま！又来年もよろしくお願いします。<(_ _)>
～八千代座～
明治４４年に造られた芝居小屋で現在「国指定・重要文化財」になっている。
昭和５５年のころ一度は取り壊しに決まったのだが市民の復興運動と
平成２年に始まった「玉三郎舞踊公演」が毎年行われる事によって
息を吹き返し平成の大修理が竣工した。
収容人数は７５０人とこじんまりした芝居小屋で舞台と客席がすごく
近くなのでどの場所からも双眼鏡などは不要だ。
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↑のぼりや人力車が華やかさに一層彩りを添える。
ちなみに人力車は３０分間でひとり１５００円となっている。
