今年も加太へ

去年３月にもこのブログにアップしていますが、和歌山時代の息子の友達のお母さん達で作る、ｓｏｕｒｉｓ（スーリ）会の春の例会が４月１９日にありました。かつて住友金属の体育館とグランドがあった所に最近できたショッピングセンター内のお豆腐料理店が、今回のお食事所です。姑をショートステイに預ける予約が取れたので、出席することにしました。
行く予定をしていたら、スーリ会とは別の和歌山の友達から、「近々和歌山に来る事はありませんか？会いたいです」とメールが届きました。一年ぶりのメールなのに、何とタイミングのいいことでしょう！以心伝心とはこのことかと思いました。そこで１９日に行く事を伝えると、昨年同様加太の国民宿舎を予約してくれ、一泊する事になりました。
昨年は都合で来れなかった友達も着てくれ、久しぶりに４人で楽しい夕食を囲みました。当時は子供の成長についての話題が多かったのに、今は孫の話と介護の話となっていました。話題は変わっても、みんな十数年前とちっとも変わっていませんでした。いつも思うのは、この４人を引き合わせてくれたＴさんが、癌で早くに逝ってこの場所に居ない事だけがとても残念で仕方がありません。
昨年はお天気が悪く、加太の海の景色が良く見えませんでしたが、今回はお天気が良くサンセットが美しく、まるでオレンジ色の飴玉が水平線に沈むようでした。またあくる朝、起き掛けに露天風呂に入ったときも、漁をするたくさんの小船が朝日にキラキラ輝き、沖には赤いタンカーがゆっくり行き過ぎ、その向こうには淡路島・四国までもが見えました。こんなにのどかな景色を眺めてお湯に使っていると、まるで地震も、テロも、いじめも、尊属殺人も、何もない平和な世の中のような錯覚を覚えます。そうであればいいのにと思いました。（デジカメを持っていくのを忘れ、景色をアップできないのが残念）
お陰で、私はのんびりとさせて頂き、日ごろのストレスも加太の海に置いてくる事ができました。時間を割いて私の予定に合わせてくれた友達に感謝！！