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二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

忘年会サード[飲み会]

2015-12-05 23:11:46 | 遠出・交流
メインは餃子。


まさか、自分が、まがりなりにもホームパーティーといった物を開く身分になろうとは。
家に友人たちが7人も来てくれて、総勢9人で忘年会。
数年前にはガスもエアコンも風呂も無い部屋でひとり鍋ラーメンすすっていたというのに、えらい出世だ。
大人になった。

午前中は前日の酒のダメージと戦いながら家の掃除。
古い一軒家の収納力は改めてすごい。
後先考えずに押し込むと、入る入る。
感心してしまった。
根本的には掃除じゃないけど、見えなければいいんだと思うんだけど……。

夕方から友人たちが来てくれて、みんなで近所に買い物に行ったり、料理を仕上げたり。
お客さんで呼んだのに準備から手伝わせてしまった。
しかしそういうのもすべて楽しい。
“おうちになかよしがいる”状態、無性に楽しい。

それぞれにお酒や食べ物を持ち寄ってもらったので食卓も賑やか。
水木しげるの妖怪DVDとかかけながら、いろいろ喋った。
ふと気づいたら日本酒が3本ワインが2本空でギョッとした。
みんな良く飲む。
食べ物もあらかた片づいた。

遅くまで引き留めてしまったとか、おそらくコートや荷物に餃子臭がついてしまったとか、反省点は多々。
でも幸せな気分。

忘年会セカンド[新宿]

2015-12-04 22:29:12 | 遠出・交流
飲み散らかした。


●新宿

仕事の後、定例クラス会のメンバーと待ち合わせて忘年会。
この集まりももう何年目だろう。
相変わらず気楽だ。
遅くなったけど結婚のお祝いにと、ミンク!のマフラーとプリザーブドフラワーを頂いた。
マフラーすべすべふわっふわ。

外国人相手の日本語学校の先生をやっている方がいて、仕事の話が面白い。
ガーナから来た学生に「センセイエイゴヘタ」とか言われるらしい。
現代アートの勉強をしている学生が結構たくさん日本に来るという話も意外だった。

家の整頓の話や、乙女ゲームの話なんかもした。
刀剣乱舞の声優は人気の人なんだと教えてもらった。
声優はさっぱりわからない。
勢いよく飲んだら途中で気持ち悪くなって、しばらくは頭抱えてたけど。
終電一本前で帰宅。

帰り際に「よいお年を」言うのが寂しい。
年末の有明で会えそうな人も数人いはするけれど。
今年ももう終わっちゃうのか。

黄色と金髪[昼][夜]

2015-11-21 23:59:55 | 遠出・交流
浅草演芸場。


●昼

先日新宿で行った寄席が面白かったので、今度は浅草演芸場、昼の部へ。
まったく落語を知らない私でも芸能人として知っているレベルの木久翁、小朝などが出るとあってか、満員。
立ち見だった。
係の人が「立ち見の特権で前で見られます」と、舞台の階段に腰かけて見ることを推奨していたのがおかしかった。

先日の寄席に比べて王道寄り。
初めてちゃんと『目黒の秋刀魚』聞いた。
秋刀魚が聞くだに美味しそう!
木久翁はやはり人気者で登場するだけで大歓声。
座布団にちょこなんと座った姿と優しい声音がなんとも可愛らしい。
三遊亭圓歌という86歳の長老格の毒舌と、その弟子の鬼丸の軽妙なのも面白かった。
漫才のロケット団の時事ネタがドカンドカンとウケていた。

親しみやすい雰囲気の芸人さんが多いなかで、小朝はおっかない。
でも面白い。
頭の良さを見せつけてくるようなところがあるけど、それも気持ちいいぐらい。

寄席に行った話をすると、落語好きという人が多くて、ちょっと驚く。
落語家の名前とか一般に結構知っているものなんだろうか。

浅草寺にもお詣りしてきた。


●夜

友人達と食事。
お馴染みの面々と会えて嬉しかった。
最近あんまり友人と会うことないので、無駄に緊張しながら行ったけど会ってしまえばいつも楽しい。
待ち合わせ場所で立ち話だけで30分以上喋ってしまった。

いつになく服や靴の話をしたりして、そういうのも良かった。
可愛い靴を買いたい。
素敵なカフェにも行きたい。
そういうのに飢えている。

料理の美味しい、雰囲気もいい、素敵なお店だった。
ちなみに二次会のカフェで頼んだ「ルーマニア風コーラフロート」が驚きのまずさだった。
コーラのコーヒー割りにアイスを浮かべたもの。
コーラとコーヒーの味がどっちもするの辛い。

三代話[外出]

2015-11-14 22:53:47 | 遠出・交流

霧雨にけぶる東京タワー。


●外出

母方の親類が東京に集まるということで、その食事会に参加してきた。
祖母とその姉妹3人、4姉妹を中心に、その子供と孫とそれぞれの連れ合いと、総勢20人近く。
私は初めて会う方が大半。
画家の方がいて、都内で個展を開き、それがきっかけでの大集合だったそう。

食事会につくまで、いろいろあった。
私にはしばしばある、うかつがうかつを呼んで自滅していくパターン。
と言ってもそう大した話ではないんだけど。

ぐずぐずしていたら家を出るのが遅くなり、遅刻すると思って慌てて違った電車に飛び乗り、
落ち着こうと思って本を読みだして駅を乗り過ごし、自己嫌悪でいっぱいになりながら辿りついた会場がそもそも違う場所で、
正しい駅に向かう道の途中で迷い、パニックを起こし、
絶対にそんなことをしている場合じゃないのに道を聞くために入ったコンビニで立ち読みして、
情けなさで半泣き、泣いても何も解決しないことに笑えてきたところで到着。

自分でもどうしてこんなことになるのか、頭が痛い。


しかし会場に着いてからはとても楽しく過ごせた。
初めて会うとは言え親類だからか、どことなく共通の雰囲気。
キーワードは「文化」「インテリ」「遊び好き」あたりか。
画家、雑誌関係、ラジオ関係、アマチュアDJ、芸大生、建築家などがいて、独特の"そういう雰囲気"。
90越えの祖母の姉なども、お洒落で、冗談を言ったりして、よく話す。
「健康診断でも悪いとこどっこもなくて死なれないのよ」だそうな。

主役の画家の方は60前後の男性だけど、Babymetalの大ファンだそうで、その方と筋少の話もした。
スターリン(バンド)や人間椅子やBiS階段の話も。

親類の間で鉄板の面白エピソードもたくさん聞いた。
タイトルをつければ「海老騒動」「丸太橋を見る4姉妹」「速達特急券」「豆泥棒」「金玉バッグ」「バーガーキング前でオーロラ」など。
話し上手なもので、小話のようだった。
祖母を始めとする4姉妹が「4婆(よんばば)」と呼ばれていたのも面白かった。

皆さん住居が遠いので機会は少なそうだけど、是非またお会いしたい。
楽しかった。

ヒーローとフラワー[外出]

2015-11-08 23:12:25 | 遠出・交流

・ピーマン!?オリーブ!ロマネスコ!マスカット!ブロッコリー!!
って思ったフラワーアレンジメント。
そんなの有りなんだ。

・午前中は友人と後楽園のニンニンジャーショーを見に。
もう何回か見にいったけど、ほんとアクション凄いなあ。
良い席だったので目の前で戦うところが見られて迫力あった。
しかしところどころに挟まれるギャグが妙に古いというか、7、80年代テイストなのは何なんだろう。
金だらいがゴーンと落ちてきたり、レッドが「イケイケドンドンだぜ!」とか言ったりする。
不思議な味わい。

・昼過ぎから代官山へ。午前中との落差が凄い。
母がフラワーアレンジメントの展示会に出展したので、それを見にいった。
上に乗せた写真は別の人の作品だけど。
いろいろな作品があって、綺麗だし面白かった。
弟とその彼女さんも来ていて、彼女さんが案内してくれた古民家風の喫茶店が、素敵だった!
代官山なんて行かないからキョロキョロしてしまった。
可愛い店、趣味のいい店がたくさん並んでいて、そのどれにも自分は縁がないんだと思ったら、なんだか悲しくなった。

・帰りに夫と渋谷で待ち合わせて、ちょっとぶらぶらして帰った。
TUTAYAでまたDVD購入。

時代の外にいて[実家][休日]

2015-11-01 20:26:30 | 遠出・交流

旗がはためいていた。


●実家

届け物をしに実家へ。
そうしたら近くでお祭りをやっていて、屋台もたくさん出ているらしいというので親と3人で遊びに行った。
武蔵野はらっぱ祭り。
公園でのどかにやっているものの、結構癖のあるお祭り。
今どきちょっと珍しいほど、ヒッピースタイルというか、なんというか。

食べ物の屋台には「無農薬」「マクロビ」「ネパール産の~」などなど掲げてあって、
タイダイ染めのTシャツや手作り陶器やアクセサリーが売られていて、
会場の真ん中で演奏しているバンドを見た父が「ミニウッドストックって感じだな」と呟くような。

しかし天気のいい日に、なかなか良い雰囲気。
小学校やサッカークラブのお父さんたちなんかも出店しているようで、子供がたくさんいた。
枝にマシュマロさして焚火で焼いていた。
陶器のマグカップが1つ、すごく可愛かったけど、手作り1点ものは高くてね。


●他

・夫と新宿で待ち合わせ、デパ地下でお買いもの。
安ワインとつまみを購入。
人が多くて賑やかで楽しい。
もうクリスマス飾りが出ている。

・お酒を飲みながら『ジュラシックパーク3』を見た。
ジュラシックパークは怖いイメージだったけど、3はだいぶ甘めの内容。
しかし恐竜の存在感が、全然CGって思わせなくてすごい。
普通にいるんだなって思ってみちゃう。

・そのあとはNHKの深海生物特番の録画。
私は恐竜より深海生物派。
「鯨骨生物群集」に妙にロマンを覚えるんだ。
私も死んだら深海に沈めてほしい。

悪の草[休日]

2015-10-19 23:59:59 | 遠出・交流

ヒーローショー心が騒ぐ。


夫の仕事休みにあわせて有給を取って、ハロウィンのディズニーシーに行ってきた。
そんなにディズニーファンでもないのにハロウィンとクリスマスには行きたくなってしまう。
今年のシーのハロウィンはヴィランズがメインのショー。
それぞれの悪の手下たちがオタクウケ、腐女子ウケして凄いと聞いた。

私もやはり人外コスチューム美男美女は大好きなので、ショーを見ながらキャーキャーした。
さすがにサービス満点で、視線が激しい。ばしばし流し眼がくる。
人気だというアトモスフィアとかいうのは、人だかりがしすぎていて諦めた。
ショーでは無かったけど、101匹わんちゃんのクルエラ様がぶらついていて、凄い美人だった。

園内でミッキーやドナルドにあうとヒステリックなまでにはしゃいでしまう自分が悲しい。
「みっきぃぃぃ!!(手を振る)」ってしているところ、ライブ中の自分に似ている。

乗り物もそこそこ乗れた。
タワーオブテラー怖い!
終わった後、膝が抜ける感じ。落下系苦手。

ストームライダーというアトラクションにも乗りにいった。
並んでいる間、このアトラクション来年終わるんじゃなかったかな?
と軽い気持ちで検索してみたら、ディープなディズニーファンのブログに当たってたまげた。
「シーの世界観を破壊する行為」「悲しみや怒りの声」「終わるまで愛し続けてあげる」等々。
キャラクターだけじゃなくて、アトラクションの熱狂的愛好家というのがいるんだ……。

なんか引くほど凄いショーを見て、花火を見て、閉園までみっちり遊んだ。
途中、着ていた上着を落としてしまったんだけど、スムーズに戻ってきて、さすがと思った。

へとへとになったけど、楽しかったな。
また、しばらく間をおいて、行こう。

いきものばかり[休日]

2015-10-12 23:41:36 | 遠出・交流
鰐。


●休日

連休の土日は夫の祖父母から車を借りて、静岡旅行。
初日は沼津の深海魚水族館と港を見物。
いわゆる“天城越え”で、半島を横断。
翌日は伊豆アニマルキングダムという動物園と、熱川バナナワニ園をはしご。
海を眺めて温泉にも入った。

今日は車の返却とお土産渡しがてら、夫実家、私実家、夫祖父母宅をはしご。
海外旅行用に借りたトランクのような、電車ではしんどい大荷物を運んだ。
私実家では犬たちの散歩。
各所で食事をご馳走になったりして先ほど帰宅。

金曜の午後休から始まって、みっちり遊んだ連休だった。

静岡旅行2日目

2015-10-11 13:16:01 | 遠出・交流
ゆっくり朝寝の時間はなく、7時過ぎには起きて身支度を整え、宿で朝食。
ご飯、味噌汁、温泉卵に魚に海苔と、いわゆる旅館の朝食。
しかしさすが、アジの干物が美味しい!
身がふわっとしていて味が濃い。

満足して出発。
まず目指すは「伊豆アニマルキングダム」という動物園。

途中、道の駅で寄り道。

観光地だけあって、芸能人のサイン色紙が並ぶ中、異彩を放つ1枚。
2時間サスペンスっぽい土地柄だから……?

伊豆アニマルキングダムは、良くいえばサービス満点、悪くいえば商業的な動物園。
とにかく動物に寄れる触れる餌やれる。
動物のストレスや健康が心配にもなるけれど、やはり近くで見られて触れて餌がやれれば嬉しいもので、ずいぶん楽しんだ。

ホワイトタイガー舎のバックヤードツアーで、餌や注射用の吹き矢を見せてもらう。

犀の角に触る。
キリンやダチョウやカモシカに小松菜をやる。
象に芋をやる。
ホワイトタイガーに肉をやる。
ふれあいコーナーには、モルモットやウサギと並んでコアリクイ、アルマジロ、カピバラ(仔カピバラ)、マーラ。
餌をくれと各々の持ち芸(立つ、回る、水をはね散らかす、子供を差し出して見せる等)を披露するヒヒに餌を投げてやる。
10歳以下の子供限定で、ライオンと綱引き(紐のついた骨をライオンに与え、檻の外から引っ張る)もできる。

ガラス越しだけど抜群に可愛い仔チーター。

そのたびに100円だ500円だとかかるのだけど、夢中で貢いでしまった。
基本的に檻が広くて、人が嫌なら近寄ってこない(シマウマなんかは絶対こない)ところがいいかな。
飼育係さん達の負担は凄そう。


お昼は地魚定食を食べた。焼きカマス。
店頭にサザエの貝殻が無料でおいてあって、いくつかもらった。
観光バスで来たおばさん達も、いいのを選んでいた。
どうしておばさん的なおばさん(年齢でなくメンタル)は貝殻を欲しがってしまうのだろう。
そしてどうして庭や植木鉢に飾ってしまうのだろう。


それはともかく、次の目的地「熱川バナナワニ園」へ。
動物好き過ぎな1日。
しかし個人的なバナナワニ園の目的はワニではなく、ましてやバナナでもなく、温室!

好きで一時やたらと買い集めていたエアプランツ。
あれはブロメリアという科に属する植物なのだけど、この熱川バナナワニ園は、そのブロメリアの聖地。
日本ブロメリア協会の本部が置かれる総本山。
ここでチランジア(ブロメリア科チランジア属)の温室を見てみたかった。

ちなみに動物園・植物園のスタッフブログは裏話が楽しいものだけど、バナナワニ園のブログは内容が異常に濃い。
専門知識がないと、何を言っているのか全然わからない。
アニマルキングダムに比較して、完全に硬派。

まずはワニから見物。

取り押さえる事態になることもあるんだろうか。

ワニもかなり無造作というか、ぶっきらぼうに展示してあって、どれが何種でどんな特徴があるのかはよくわからない。
アリゲーターとクロコダイルの違いは何なのだろう。
相当に近くで見られて、カンボジアで、ワニ養殖場の檻の上を散歩させてもらったことを思い出す。

目がゴジラ。

ワニの餌やりは月に2回だけだそうで、今日がちょうどその餌やり日。
どのワニもお腹が丸々していた。
生肉のそばでゴロンとしているのもいる。


腕の向き、それでいいんだ?


マナティもいる。
レタスむっしゃむしゃ食べていた。
哺乳類では他にレッサーパンダもたくさんいて、そこだけ少しファンシーな雰囲気。


スイレンも綺麗。
タンクタイプのブロメリアもすごい綺麗だった。

そしてとうとう!

チランジアの温室だー!
残念ながら一般人立ち入り禁止なので、入口から写真だけ。
知識がなくて詳細はわからないけど、とにかく生き生きしていることはわかる。
チランジアを死なせないのも初心者には難しいし、
生き生きと育てる(死なせない、じゃなくて生き生き!)のは至難の業に思える。

私は買い込んだうちの大半を枯らしてしまって、もう新しいのは買わないことにしようと思っていたんだけど、
お土産売店を見たら(これがこの値段で?!)と舞い上がってしまって、結局3つ購入。
今持っているのより葉の細いウスネオイデスと、こぶし大の立派なイオナンタ、かっこいいうねり方のブルボーサ。
この前ヒーターを買ったから、今年の冬を越させてやれるだろうか。


ほくほくしながら帰途へ。
帰りは峠を越えなくていいので行きよりは楽なルート。


途中、発作的に海へ降りてみた。
釣り人がたくさん。
寒々しかった。


さらに日帰り温泉へも。
泥パックを推していて、女湯では泥まみれのままつかれる湯が大人気だった。
男湯ではそんなことなかったらしい。

夕飯は伊東のイタリアンで、まずくないけどパッとしないサラダやピザを食べた。
魚以外が食べたいかと思ってそうしたけど、若干残念だった。
ハトヤの前を通り、「伊東に行くならハトヤ」のCMソングが脳裏に蘇った。
リアルタイムで見ていた頃、もうすでに古びた映像だったっけ。


いろいろと盛りだくさんで楽しい旅行。
伊豆がこんなに遊べるところとは知らなかった。
バナナワニ園と海と温泉はもっと堪能したい。

静岡旅行1日目

2015-10-10 12:58:57 | 遠出・交流

写真うつりのいい(動かないから)ダイオウグソクムシ。


●静岡1泊2日旅行

朝、夫の祖父母宅まで電車で行き、そこで車を借りて出発。
のんびりしていたら出発が8時過ぎて、連休初日の渋滞にばっちりはまってしまった。
最近のサービスエリアは店も多くて時々の休憩が楽しい。

最初の目的地は沼津港の深海魚水族館こと、シーラカンス・ミュージアム。
私は以前一度、電車で行ったので再訪。
近くには若山牧水記念館とかラッコのいる水族館とか、楽しそうな場所もあるようだったけれど、時間がないので諦めた。

水族館はもちろん、沼津港全体が混んでいた。
見やすい個所を求めて1階と2階を行ったり来たりしながら見物。
この間、科学博物館で生物の進化の展示を見たので、シーラカンスの古さにより驚いた。


オウムガイが思いがけない気持ちの悪さ。足が多い。
メンダコはほんと可愛い。
信じられない色形の諸々を堪能。

そして昼食は2人前の深海魚丼!

アブラボウズ、コシオリエビなどと並んで、カサゴ、桜エビなど、わりと普通の魚介も。
というか、盛りだくさんで楽しく美味しい海鮮丼だった。

その後は港をぶらぶら。
もう植物も枯れて、観光客も帰りだして、曇り空が寂しいような港。
散歩したりしてのんびりしていたら、あっという間に店が閉まっていた。
宿は夕食なしプランなので何か食べられる物を買おうと思っていたのだけど、気軽に食べられそうな物は何も売っていない。
干物やマグロかぶと煮はいくらでも売っているけど、それじゃちょっと困る。


自販機も干物推し。

店も次々閉まっていくし、暗くなってしまうので、買いものは諦めて移動。

地元のスーパー(と言ってもイオン)で酔い止め薬を購入。
ここで夕食を買っていくか迷うも、並んでいるお惣菜なんかがいまいちパッとしなくてやめておいた。

沼津から河津の方へ伊豆半島を横断、いわゆる天城越え。
怖かった!
人気ない山道の暗闇と、何故か道のところどころにわだかまっている霧の塊がオカルト的に怖い。
急カーブと速度、向かいの車のハイビームで目つぶしをくらうのが物理的に怖い。
後ろから救急車が来て、抜かせてやりたいけど道が細くて、しばらくサイレンを聞き続けながら大慌てでカーブを曲がっていったのが物理恐怖のピーク。
運転していた夫は大変だったろう。
私も免許は持っているけれど10年物のペーパーゴールドで、エンジンの掛け方も忘れてしまっている現状。

なんとかかんとか宿へ。
宿はペンションを名乗る民宿。部屋も和室だし。
廊下には微妙にマニアックな漫画(高橋葉介の初期作とか)が並んでいた。
近所に店はないけれどコンビニはあったので、夕食はカップヌードル。
これもまあ旅情……。
大きな檜風呂が気持ちよかった。

翌日が忙しいので早々と就寝。