日本農業新聞 e農ネット[鳥獣害と闘う]に「イノシシの牙 キーホルダーに 愛媛県西条市 瀬川節雄さん 2014年5月11日」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
愛媛県西条市の瀬川節雄さん(71)は、知り合いからもらったイノシシの牙を活用してキーホルダーを作っている。
これまでに20個ほど作り、知り合いにプレゼントしたところ「珍しい」と好評を得た。
「これまで捨てられていた牙を生かすことで、イノシシも成仏できるんのではないか」と狙いを明かす。
・「山の神様」成仏させたい・・・ 趣味の細工贈って好評
瀬川さんは手先が器用で若い頃からてん刻をしたり、文箱や耳かきを作ったりして楽しんでいた。
定年を機に大阪から同市にUターンして以来、古い木や竹を生かして細工物を作る趣味ざんまいの日々を送る。
牙との出合いは数年前。
同級生が「知り合いの猟師にもらったんだけど、こんなんいる」と持ち込んできたのがきっかけだ。
ちょうどその頃、イノシシが「山の神様」といわれる半面、農作物に被害を及ぼすことから有害駆除されていることを知り、イノシシのイメージアップのためにも牙でキーホルダーを作ろうと思い立った。
早速、友人らにプレゼントしたところ、予想外の反響で「買いたい」という人や「キーホルダーを作ってほしい」と自ら牙を持参する人も出てきた。
ただ、牙はなかなか手に入らないため、友人のつてで猟師から分けてもらっているという。
細工に使うのは下の牙で「最初はあごまで付いた牙が届き、びっくりした」と苦笑する。
出来上がったキーホルダーは、牙をくれた人や知り合いにプレゼントするため、ほとんど手元には残らない。
瀬川さんは「私のキーホルダーはアマチュア作品。人にあげて喜んでもらうことが最高の喜び。
イノシシの牙の活用を進めたいので、牙を持っている人がいて希望するなら作ってあげたい」と話す。
問い合わせは瀬川さん、ファクス0898(72)3280。
というもの。
忘れていた。
自分も既に、イノシシは鳥獣害としてしか見なくなっていた。
そういえば「山の神様」って言われていたよな。