こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

写真撮っておかなければ

2010年04月27日 05時00分09秒 | Weblog
昭和初期に建てられた古い建物は、自分の街には、もう2軒しか残っていない。
そのうちの1軒が、実は自分の店だったのだ。

精米機が店の中に入っているため、建物としては特殊な作りで、高い天井に広い間口、なにのに店の中に柱が無いという、木造建築としても、当時の技術としても、珍しい建物なのだ。
だから目黒区も、「建物の保存は出来ないものの、図面だけでも保存したい」といって、数年前に測量をして、図面にしたほど。

その店が、今日から少しずつ、店内の物の移動が始まっていき、5月の中旬には解体されることとなる。

だから、最後の雄姿を、シッカリと写真に収めておこうと思っている。
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また1トンの納品

2010年04月27日 04時41分57秒 | Weblog
土曜日に1トンの納品をしたばかりなのだが、今日も1トンの納品をしてきた。
もっとも、本店のメイン精米機の移動があるため、土曜日までの在庫を持たなければならないということもあるが・・・

玉川島屋の売り場は、ラインナップの8割の銘柄米に、安定して消費者が付いているため、今回のようなまとまった納品となると、大事となってしまう。

毎回言っているが、自分の店では、産地から届いた玄米は、全て1度、玄米色彩選別機に通して、青米・未成熟米・被害粒などを除去してから、初めて販売することにしている。

つまり、一般的な他店よりも、ひと手間作業が多いのだ。

出来の良いお米なら、この作業も早く、苦もなく済んでしまうのだが、青米が多いお米、出来の悪いお米、作り方の下手なお米などが来てしまうと、青米などを除去するのに、玄米色彩選別機の感度を上げ、さらに流量を絞って、ゆっくりと選別させなくてはならないため、数倍の時間を費やされてしまうのだ。

もっとも、自分がプロデュースしている銘柄米では、そんな低品質米は絶対に来ないのだが、一般流通している銘柄米には、「最低のお米」というものも少なくない。
今回も、某産地のお米で、この「最低のお米」が入荷していて、その品質を上げるのに、普段の数倍の時間を費やしてしまった。

自分の店が新築されると、今までとは販売体制が変わるために、そんな低品質米については、バシバシと取り扱いを止めてしまうことになっている。
そうなると、こんな無駄な苦労は無くなるだろう。
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上手にデビューしてほしい

2010年04月26日 23時35分25秒 | Weblog
今日、某東北の産地が訪ねてきて、今年の秋から本格販売となる新品種と食べ比べをしたいと、お米を購入しに来た。

食べ比べをするための銘柄米は「茨城県ミルキークイーン」と「栃木県コシヒカリ」。
自分からすると、この2銘柄米と比較をすると、デビューするお米の方が、1ランク上ではないかという思いがあることから、どう考えても食べ比べをする相手を、選び間違えているような気がしてしょうがない。

よって、「北海道函館ふっくりんこ」と「宮城県瀬峰農場ひとめぼれ」を、各1kgサービスで産地へ一緒に送ってあげた。
少ないキロ数なので、食べ比べが出来るかどうかは判らないのだが、自分がなぜこの2銘柄米を送ったのかという理由は、判ってもらえることだろう。

はたして、デビューするお米は、この2銘柄米とは対等に戦えるのだろうか。

特に、北海道米は「ふっくりんこ」だけではない。
最強の新品種「ゆめぴりか」も同じくデビューなのだ。

宮城県JA栗っこでは、「瀬峰農場ひとめぼれ」と試験栽培ではあるが「瀬峰農場つや姫」と、環境保全米の2本立てとなるし、「つや姫」の本家である山形県からも、「つや姫」が本格販売となる。

周りは強敵ばかり。
甘い販売戦略では勝ち残れないだろう。
だから、真剣にブランド米に育て上げることを考えて、上手なデビューをしてほしいと思っている。
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数年ぶりの在庫の少なさとなった

2010年04月26日 23時06分01秒 | Weblog
メイン精米機の移動が始まると、一度に大量のお米を精米することすが出来なくなってしまう。

飲食店へ納品するお米は毎日精米していて、翌日の配達となっているのだが、精米機の移動に3日間、調整に1日かかってしまうため、4日間は精米機が動ける状態にならない。

そのため土曜日から、飲食店へ持っていくお米を精米して、納品できる店は、まとめて納品をさせてもらったりしているので、膨大な量の精米をし続けている。
したがって今日も、朝から20時過ぎまで、精米機は止まることなく動き続けていた。

よって、何時もなら30kgの袋を22段、40銘柄米を天井まで積み上げている倉庫は、1/4程度しか在庫がなくなってしまった。

明日、店に来た人は、倉庫の在庫の少なさに、かなり驚くかもしれない。
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全国で「土佐天空の郷ヒノヒカリ」が品薄に

2010年04月26日 22時33分39秒 | Weblog
水曜日深夜に放送された「シルシルミシル」の効果で、自分の店でも1トン弱の注文が入ったし、全国で販売している協力店でも、かなりの反響があったそうだ。
そのため市場では「土佐天空の郷ヒノヒカリ」が品薄の状態となってしまっている。

もっとも連休が終われば流通再開となるそうなのだが、それまでは全国的に、入手し辛い状況となってしまうかもしれない。

自分の店では、水曜日に入荷があるものの、それも予約されている人たちの分なので、店頭で販売するための在庫は厳しくなってきてしまっている。

ただ、連休前となっているし、テレビ効果も峠を越えているし、ネットは明日(4月27日)~5月5日まで発送が休みとなるので、なんとか連休明けまでは在庫が持つかもしれないということろ。
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質問「今年は不作なの」-シルシルミシル

2010年04月23日 05時49分31秒 | Weblog
「今年は不作なの」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

まだ不作とは言い切れませんが、5月連休に田植をする産地については、やや黄色信号となってきているかもしれません。

どの産地が良いのか悪いのか。どの品種が良いのかなどについては、個々に頂いたメールに対してお答えしましたが、ブログでは様々な問題があるために控えます。
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質問「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」-シルシルミシル

2010年04月23日 05時18分57秒 | Weblog
「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

産地ブランド米作りを頼まれたとき、自分が考え出したSPR(Suzunobu Project Rice)というブランド化計画に基づいて、3年を一区切りとして計画・実行していきます。

SPR(Suzunobu Project Rice)とは
生産者・地域農協・全農(経済連)・普及センター・農試センター・市町村・県・米穀店とが一体となって、今までの概念にとらわれず、自由な発想の元で、積極的に新しい栽培方法や銘柄米などにも取り組み、時代にあった新しいブランド化を目指していくことで、途切れてしまった農業の後継者を、もう一度育て上げていき、その結果、産地の活力を戻していこうと考えていて、将来的には、全ての産地の格差を無くし、産地イメージで消費者がお米を選ぶのではなく、自分の好みでお米を選ぶ、新しいお米の時代を作っていきたいと考えているプロジェクトです。

「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」は、四国山系の中央に位置する「本山町」で、弥生時代に始まった稲作から、時間をかけて切り開かれた、地域の9割が急な棚田という水田を、そのまま利用して栽培されています。

このブランド米には、地域の利点を最大限に活かした10項目があります。
 1.四国山系のもたらす激しい寒暖差
 2.山々から湧き出す綺麗な水、創り上げられた土壌
 3.生産者は全て、環境に配慮し、優れた農業を展開するエコファーマー
 4.土壌栽培管理の徹底
 5.生産者別水田別個別乾燥保存
 6.玄米の被害粒、着色粒の徹底除去
 7.食味分析機により高得点のもののみ出荷
 8.良質の大粒を厳選出荷
 9.室戸海洋深層水の使用で独特の甘みを実現
 10.世界一の米を作るという生産者の情熱と努力

この10項目により、他地域との差別化、他県との差別化を図るだけでなく、炊き上げた時のご飯の見栄え、米粒感の違い、甘さの違い、食べ応えの違いを出しています。

このお米を食べた消費者のコメントで多いのが、「野性味がある」「生産者の熱意を感じる」「お米の概念が変わった」「冷めても食感が変わらない」「冷めても甘みが強く残っている」など。

昨年誕生したばかりのブランド米ですが、このお米の魅力を知った、全国60件弱の米穀店で購入することができます。
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質問「新米で注目している産地は」-シルシルミシル

2010年04月23日 04時37分16秒 | Weblog
「新米で注目している産地は」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

各産地で田植の準備が始まっていますが、現在の天候不順によって、不作になってしまったり、生育不足となってしまう産地も出る可能性があることから、今はまだ、どの産地が出来が良さそうとは言えないのですが、注目している産地と品種としては
 北海道芦別市「ななつぼし」・砂川市「ゆめぴりか」・北斗市「ふっくりんこ」
 宮城県栗原市「ひとめぼれ・つや姫」
 茨城県常陸太田市「コシヒカリ」
 長野県飯山市「コシヒカリ」・南安曇野郡「コシヒカリ」
 新潟県北魚沼「コシヒカリ」・妙高市「コシヒカリ」
 兵庫県加西市「かぐや姫」
 高知県長岡郡「ひのひかり・にこまる」
 佐賀県唐津市「ひのひかり・夢しずく・さがびより」
など、全18か所。

注目している理由は、お米の品質や味だけでなく、地域プランドを育てる気持ちがあるのか、地域全体の将来性・活性化・後継者づくりを考えているかなどを考慮しています。

よって、生産者1人だけのお米であったり、コンクールで入賞したお米だからという注目の仕方は、一切していません。
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膨大な注文メール数

2010年04月23日 03時48分10秒 | Weblog
「シルシルミシル」を見ていた人から、今年お勧めの3銘柄米の注文が入った。
その数は、昨日だけで200件を超えてしまった。

何時もなら、「今日は注文が多いいね」という感じなのだが、来週から始まる店舗の建て替えのために、事前に飲食店へ納品するためのお米の精米と、島屋へのお米の発送準備に追われてしまっている中での、膨大なメールだったため、店中がパニックに!

注文票の打ち出し、顧客の登録、発送伝票の準備に1人、島屋への発送準備に1人、飲食店へ納品するためのお米の準備に1人、近所へのお米の配達に1人と、1人1人が一つの作業で手一杯の状態となってしまった。

よって自分は、注文が入った3銘柄米の精米と袋詰めをしながら、島屋へ発送するための玄米の選別、発送するための荷作り、建て替え作業の打ち合わせの、4つの作業を同時進行ですることとなってしまった。

昼休みも無く、1日中精米機が止まることも無く、いつもよりもスピードを上げて作業していたのだが、結果として昨日発送することができた件数は40件弱。

注文してもらった銘柄米が、全て精米だけであれば、もっと発送することができたのだが、玄米、分搗米、極うまみ精米、真空パックなど、様々であったため、これが限界だった。

今日も8時から精米をして、1件でも多く発送してあげたいのだが、あいにく自分は取材が入っていて、数時間作業から外れなければならない。
おまけに、島屋への納品キロ数は1トン弱。

はたしてどこまで出来るのだろうか。
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慌ててHPで、銘柄米を紹介する

2010年04月22日 09時02分41秒 | Weblog
昨日の「シルシルミシル」を見た消費者から、朝から問い合わせが始まったため、慌ててHPに1位~3位とカレーに合うお米の情報を載せた。

とは言っていも、銘柄米を教えただけなのだが・・・

昨日の「シルシルミシル」で、自分のコメントが出た時間帯は、12時を過ぎていたと思う。
普段の自分なら、玉川島屋への納品のために仮眠している時間のため、この番組を余り見ることは無い。

しかし、お客様とのやり取りの中で、この番組の事を言うと、前回放送された「となりのマエストロ」よりも見ている人が多くて驚かされた。
それだけの人が見ているのだから、問い合わせがあって当然なのだが、少々迂闊だった。
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綿埃で遊んでいるからだ

2010年04月22日 00時41分03秒 | Weblog
深夜3時の納品のために、「そろそろ仮眠をしなければ」とベットに入ったら、直ぐにスケバン猫もベットに上って来て、自分の横で寝ようとしていたまでは良かった。

布団の上に乗っかり、前足で寝やすいように布団を調整して、ようやくゴロンと丸くなって寝るのかと思ったら、いきなり自分の顔のところまで来て、「クッシュン」とクシャミをし始めたのだ。
それも一度だけではなく、何度も何度も。

クシャミの原因は判っていて、さっきまで、何処からか見つけてきた綿埃で遊んでいたから、顔に埃が付いているからなのだ。
だから、埃を撮ってやろうとするのだが、立て続けに出るクシャミに忙しくて、自分が手を伸ばすと顔をよけてしまう。

しょうがないから、気の済むまでクシャミをさせておこうと思って、自分だけ布団の中に入ったら、いきなりそばに寄ってきて、自分の顔めがけて「クシュン。クシュン。ブシュン」と、ヨダレを撒き散らすクシャミをしたのだ。

もう最低。
枕も布団もヨダレだらけ。

仮眠する気も無くなってしまった。
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放送延期となった番組は今日だった

2010年04月22日 00時16分49秒 | Weblog
本当なら、先月末に放送予定だった「シルシルミシル」が、ようやく今日放送された。
もっとも、10kgに米粒が何粒入っているかという内容なので、自分の出番はほとんどないのだが。

収録してから時間がたってしまっていたので、自分もどんな収録をしたのか忘れてしまっていたので、番組を見ていて、「そうだったっけ」という感じとなってしまった。

番組の中では、あっという間に終わってしまったので、今年のお勧めのお米ベスト3をお知らせしておきます

3位「北海道函館産ふっくりんこ」
2位「長野県ブナの恵コシヒカリ」
1位「高知県土佐天空の郷ヒノヒカリ」
カレーに合うお米は「秋田県萌えみのり」です

個々のお米の特徴についは、明日のブログで説明しますので、お楽しみに
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店舗建替えのための準備が始まる

2010年04月21日 23時17分02秒 | Weblog
店舗老朽化のため、間もなく建て直しが始まるので、そのための準備が始まった。

店にとって一番大切なメイン精米機は、来週の火曜日に分解されて、仮設店舗に運び込まれて、また組み立てられるのだが、なぜか自分の店は、物凄くデリケートな精米機を手に入れてしまったため、ただ組み立てたでけで、今までと同じようには動くことができず、メーカーの調整をしてからでないと、使用できるようにはならないだろうと思える。

だから、27~29日が精米機などの移動で、30日が機械の調整日と考えているのだが、精密機械のため、移動日が雨だったりしたらアウト。

今のところ、天気予報を見ている限りでは、移動には良くない天気となっている。
移動が終わって、機械が正常に動き出すのを確認するまでは、胃が痛い日が続きそうだ。
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絶対に売れる銘柄米に育つだろう

2010年04月19日 09時59分25秒 | Weblog
土曜日・日曜日に玉川島屋で行った、宮城県「瀬峰農場ひとめぼれ」の試食販売は、試食した消費者の反応から、絶対に売れる銘柄米に育つだろうという感触が持てた。

試食販売していて一番気になるのが、消費者が試食した後に言う一言である。
その一言で、その銘柄米の年度内の販売数量や、数年間の販売計画、将来性などが、見えてしまうからである。

消費者が、「柔らかい」というのか、「もちもちしている」というのか、「粘りがある」というのか、「しっとりしている」というのか・・・。
ちなみに今までは、「粘る」「柔らかい」という食感の一言と、大きな表現での「美味しい」という一言が多かった。

ところが、今回の「瀬峰農場ひとめぼれ」の場合は、「甘い」だった。

「美味しい」でも、十分に合格ラインなのだが、「甘い」という一言は、持っている意味の重さが違う。
なぜなら、どういう風に美味しく感じたのかを、具体的に説明しているからである。

一時期は、「ひとめぼれ」の低品質にウンザリして、販売そのものを止めてしまおうとも考えていたのだが、この「瀬峰農場ひとめぼれ」が手に入ったことで、今後も安心して「ひとめぼれ」の販売を続けることが出来るようになった。

自分の店の看板産地としては、北海道、長野、高知、佐賀等があるのだが、東北地方で看板産地となる銘柄米を持っていなかったので、どうしても片手落ち感があったのだが、これでバランスが取れるようになった。

ちなみに、2日間のイベント用に持っていった数量は420kg。
販売数量は415kgとなった。

玉川島屋店でお米を購入する消費者の、一度の購入量は1~2kgという、持ち帰りができる量なので、この数量は大成功である。
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玉川島屋で、第14回環境保全型農業推進コンクール 「農林水産大臣賞受賞米」の試食販売があります

2010年04月17日 11時10分56秒 | Weblog
土曜日・日曜日。玉川島屋B1スズノブに於いて、第14回環境保全型農業推進コンクールで「農林水産大臣賞受賞」の宮城県「瀬峰農場ひとめぼれ」の試食販売があります。

「瀬峰農場ひとめぼれ」は、以下の取り組みが評価されての受賞となっリました。

生産面の取組
① 良質堆肥生産へのこだわり
ア 当地区では、講習会等で堆肥の違いが生育状況、収量、品質等にもたらす影響を学習し、良質堆肥生産の重要性を認識
イ 耕種農家及び畜産農家双方の理解を得て、3カ所の共同堆肥舎を建設する等堆肥生産か
ら散布までを協力して実施。なお、稲わらは、畜産の飼料や敷きわら等に有効に活用
ウ 堆肥は腐熟度を判定(スコア法)し、一定以上の品質基準を満たす良質のものを使用

② 良質堆肥生産による土づくりや、土壌診断結果に基づく施肥、生育環境を好適とする疎植栽培等により特別栽培農産物の生産が増加

3 経営面の取組
① 地域の耕畜連携により生産された農産物を「エコ・せみね」として商標登録、地域ブランドとして商品化。また、これらの取組を紹介するDVDを制作し消費者や流通業者へ配付

② 食育・環境保全型農業のPRを兼ねた「田んぼアート」、農業体験ツアー等により地域の環境保全型農業を紹介

4 取組の成果
① 特別栽培米(特別栽培農産物)の作付けは、地域の55%を占めるまでに増加、販売価格も、食味の向上を重視していることが評価され、一般米より高く取引され所得が増加

② 生産される農産物の品質向上等により生産意欲が向上しエコファーマーが増加

5 地域社会への貢献
① 耕種農家と畜産農家の耕畜連携により、互いの農作業等を助け合う風習「結い」が復活
耕種農家や畜産農家の後継者も増加

② 高齢者等が所有する遊休農地や耕作放棄地が、地域の担い手により大豆や飼料作物へ切り替わり激減

③ 県内外の問い合わせや視察が多数あり、取組を広く紹介することにより、周辺市町村における土づくりや特別栽培米の生産拡大に貢献

スズノブ本店では今月より販売を開始していますが、「冷めても味が落ちない」「柔らかすぎない」「粘りはあるけど、しつこくなくて子供にも好評」「久しぶりに美味しい宮城米を食べた」など、消費者の反応が、とても良いお米です。

売り場では試食もしておりますので、散歩の傍ら、足を運んでみてください。
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