少し前に自分が提案した「SPR_Network」について、「1団体で参加できる人数は何人ですか」という質問が来た。
1JAとして考えた場合、最少1人、基本的には米穀課全員、最大は全職員である。
当然、地域の普及員にも参加してもらうし、普及員の配置換えがあっても登録抹消はない。
SPRでブランド化している産地だけでも、ゆうに10産地以上ある。
現在の考え方は、全ての産地に参加してもらう予定なので、それだけでも膨大な人数となる。
当選、管理できるのかという問題が出てくる。
しかし、今までやっていて
会話に参加する人は参加する。
会話には参加しないが、閲覧だけしている人。
登録だけして、全く参加しない人等
様々である。
なので、人数については問題ない。
作ろうとしている秘密のグループは「全員で考える場」である。
他県が抱えている問題は、自分の産地が抱えている問題。
1人で考えていても、答えが出せる筈はない。
1人では、既に限界となっている事は判っている事だろう。
だから、県を飛び越えて、地域を飛び越えて、全員で考えるのである。
SPRで取り組んでいるJAは、他県で同じSPRでブランド化を進めているJAとの交流がある。
同じ問題を抱えている事も理解しているだろう。
でも、その問題について、話し合ってはいないと思う。
それが出来る環境を作るのが「SPR_Network」だと考えてくれても良い。
たとえば、高知県の「JA四万十」が、東北最大の「JA秋田おばこ」に相談するというのは、現実では、まず有り得ないだろう。
雪室貯蔵でも「JA北魚沼」と「JA新すながわ」の施設は違う。
どちらが有利と言う問題ではなく、雪室貯蔵の効果を知ってもらうためには、協力が必要である。
様々な問題について、上下左右関係なく、自由に話し合いをしてもらいたい。
その場が、秘密のグループ「SPR_Network」である。
立ち上がったら、SPRでブランド化を進めている産地は、全員参加してもらいたい。
地域でブランド化を進めている行政の参加もお願いする。
さらに、お米の将来について、真剣に考えている人たちの参加もお願いする。
準備が出来たら、声掛けをするので、今しばらくお待ちください。
立ち上げの参考になりますので、産地としての質問がありましたら、声をかけてください。