こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

専門学校で講義

2011年07月20日 06時17分35秒 | Weblog
今日は国立にある「エコール辻 東京」で、お米についての講義を、9時半から12時5分まで行う。

資料は膨大で、147ページ。
産地・品種・栽培方法から、お米が抱える問題点、消費地が抱える問題、飲食店の現状、お米の保存・研ぎ方、産地の情報、そして原発問題など、お米の全てについての講義をする。

当然、内容としては、かなりハイレベルとなってしまうので、この内容を理解してもらうには、まさに自分の話し方にかかってきてしまう。

昨日の小学校とは違って専門学校なので、既に基本的な知識が入っている事から、若干難しい話となってしまっても、理解はしてくれると思うのだが、それでも限界はある。

この難しい内容を、どこまで伝える事が出来るか。
毎回、緊張の連続である。
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ついつい難しい内容に

2011年07月19日 23時50分04秒 | Weblog
今日は、地元の小学校に呼ばれて、お米の儒儀容をしてきたのだが、ついつい難しい内容で話してしまった。

相手が5年生と言う事は百も承知だったのだが、3時間目にあった、子供たちが調べた内容の発表と考え方を聞いていたら、ついついテンションが上がってしまったのだ。

子供たちが調べたテーマは、「後継者問題」「お米の消費量の減少」「外国産米について」
まさに今、考えていかなければならない大問題の事ばかりだった。

子供たちからは各テーマについて、4から5個の提案などが出たのだが、なんとその内容は、実際に自分たちが実行している事ばかり。
確かにネット等を使用して調べたりすれば、これらの内容は出てくるかもしれないが、それでも半分程度のはず。
つまり、子供たちは、本気で自分たちなりに考えたという事なのだろう。

この現実を体感してしまったら、4時間目の授業では、頭では判っていたのだが、出てくる言葉は、本格的な内容ばかりとなってしまった。
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富山県での資料出来上がる

2011年07月15日 15時09分04秒 | Weblog
今月26日に富山県で、富山県米麦改良協会、富山県、全農富山県本部、富山県農業協同組合中央会が主催者となり、富山県内のJAおよび県の営農指導担当者、米穀担当者などが約300名程度集まり、「富山米推進大会」が行われる。
その中で、自分が「消費者に評価される富山県産米」という講演をする事になっているので、数日、その資料作りをしていた。

富山県と言うと、新潟に匹敵する品質と食味を持つコシヒカリの大産地。
しかし、関東地域での知名度や評価というと、大産地と言うイメージは全くなくなってしまっているのが現実。

震災により、流通が激変してしまったことで、全ての品種の将来や方向性は明らかに変わっていくだろう。
それにより、コシヒカリのポジションも変わるし、コシヒカリの黄金時代も大きく変わっていくことだろう。
よってコシヒカリ産地は、自分たちの将来と方向性を、早急に確認・検討しなければならなくなってしまったはずである。

だから今回の富山県では、コシヒカリ産地に対して言っていた「コシヒカリが抱える問題点」だけではなく、「とやまブランド」についての問題点なども話す事にしたのだ。

したがって、またまた資料ページ数は膨大で、95ページとなってしまった。
当然、全てを話す事は不可能なのだが、せめて「とやまブランド」までは話しておきたいと考えているのだが、実際はどうなるのだろうか。
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無駄な仕事

2011年07月13日 09時50分21秒 | Weblog
昨日で、調理師学校の資料を作り終えた事から、今日から富山県での講演資料を作り始める事になっていた。

そんな事もあって、早々と資料を作り始めていて、「今日は頭がさえているなぁ」と思いながら入力をしていた時、いきなり「もう9時だよ」という声で我に返った。

なんと2度寝をしていて、夢の中で資料を作っていたのだ。

突然起こされたため、作っていた内容については記憶から素っ飛んでしまい、覚えていたのは、意味のない「今日は頭がさえているなぁ」と夢の中で思っていた事だけ。

夢の中では、資料は結構出来ていたのに・・・

なんとも、もったいない
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授業の資料は147ページ

2011年07月12日 17時40分48秒 | Weblog
7月20日に、調理師専門学校で「食文化 日本の米」という講義をするので、そのための資料を日曜日から作り続けていた。

今回の講義で、考慮するのかしないのかで悩んだのが「原発事故による農産物の現状」。

正直に話した方がよいのか、まだ話さない方がよいのか。
福島のお米は売る事が出来るのか。諦めなければならないのか。
風評被害を受けている産地や、これから受けそうな産地はあるのか。
お米は復活できるのか出来ないのか。お米が復活するとしたらいつごろとなるのか。
スーパーの安売りは止まるのか。それともさらに安くなるのか。
「がんばれ東北」という感情は、いつまで消費者が持っていられるのか。
などなど・・・・

最初の資料では、かなりのページ数を持っていたのだが、昨晩と今日の午前中で、その大半を削除してしまった。

理由としては、「はやり迂闊な発言は出来ない」ということ。
「この部分は間違いない」という内容もかなりあったのだが、やはり自分の発言は、周りに与える影響力が強いので、今回は削除することにしたのだ。

残念ながら、ずるずると問題が長引いてしまっているのだが、お願いだから、少しでも早く、解決の方向へ向かってほしいと思っている。
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待っても来ないなぁ

2011年07月12日 17時17分36秒 | Weblog
今日は14時から、雑誌の取材があるはずだったので、13時過ぎから店で待機をしていたのだが、14時を過ぎても、15時を過ぎても、一向に来ないのである。

自分は、14時に約束したと思っていて、実は15時だったという。間違いをする事があるので、今回も時間を間違えたのかなと思っていたのだが、15時を過ぎても来ないとんなると、「もしかすると曜日を間違えたかな」という思いにまでなっていのだが、「でも、やっぱり今日だよな」等と色々と考えていたときに、取材の担当者から「間違えてしまいました」という連絡が入った。

正直言って、これにはビックリしてしまったが、とりあえず問題が解決したという思いになって、「それじぁ、別に日にやり直しましょう」ということで決着。

それに、こんなことで、いちいち怒ったりしてもつまらないし、自分としては、待っている間に、1つの資料が出来上がってしまったという事もあるので、全て良しである。

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仕切れれば良いのだ

2011年07月11日 03時10分03秒 | Weblog
自分の部屋は1フロアーで、そこを箪笥やパテーション等で仕切って部屋のようにしているのだが、この暑さでは冷房が効きにくいので電気代が高くなってしまってしょうがないし、そもそも節電もしなければならないし・・・

ということで、窓に取り付ける室内用の物干しを購入して、それを使って厚手のカーテンで部屋を仕切る事にしたのだ。

とはいうものの、仕切るためのものではなく、物干しなので、当たり前の事として竿を引っ掛けるフックが飛び出している。

加工して、仕切り専用にしてしまう事も出来るのだが、もしかしたら、後で、本当に物干しとして使用する事もあるかもしれないことから、そのまま使用することにした。

見た目は格好悪いが、仕切りとしては効果は出ているので、まずはOKということにしておこう
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炒めると粘りが出る米

2011年07月10日 15時51分02秒 | Weblog
冷蔵庫の中に冷ご飯が3皿残っていたので、「お昼はチャーハンでも・・・」と作り始めたのだが、ご飯を炒め始めてから「???」という感じになってしまったのだ。

自分としては、冷ご飯は「鈴ひかり」「ほしのゆめ」「あきたこまち」の3銘柄米のはずだったのだが、そうではなく、以前試食した「おぼろづき」が1つ入っていたようなのだ。

パラパラチャーハンを作るためには、フライパンからご飯を放すように、ご飯を高く跳ね上げたいのだが、「おぼろづき」が入ってしまっていたことから、ご飯同士が全てくっついてしまって、でっかいお好み焼きをひっくり返すような感じになってしまったのだ。

当然、食感はパラパラではなく、ペッタリ。
スパイス(ゆずこしょう)はチーハン全体に行き渡らず、あちらこちらで塊のまま。
なんとも、トホホのチャーハンとなってしまった。

チャーハンは好きななので良く作るのだが、このところ続けて失敗続きで、ガッカリのしどうしである。
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大変だ。間違えてた

2011年07月08日 08時59分43秒 | Weblog
マズイ。今日は金曜日ではないか。

という事は、出版社から頼まれていた原稿のチェックが今日までだし、ネットで頼まれていた情報提供についても今日まで。

ともに午前中には仕上げておかないと、午後からは打ち合わせが入ってしまっていて時間を作る事が出来ない。

これは大変な間違いだ。
ブログを書いている場合じゃないな。

急いで仕事しなければ
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南魚沼で講演する

2011年07月07日 07時22分22秒 | Weblog
今日は、新潟県の魚沼みなみ農業協同組合営農センター2階大会議室で、「魚沼コシヒカリ」のブランド再構築の取組方策についての提言ということで「これからの魚沼コシヒカリに期待すること」という講演をする。

「コシヒカリの時代は終わった」と最初に言い始めたのは、たぶん自分であろう。
コシヒカリを主にしている産地にとっては、この発言には怒りを感じる事だろう。

コシヒカリの子供や孫に当たる品種が、日本中から誕生し続けているうえに、各産地でコシヒカリを越えるためのブランド化計画も進められている。
その中で、「コシヒカリを作っていれば売れる」みたいな、以前と同じ様な考え方でコシヒカリを考えて作り続けていても、それは無理である事は明らかであろう。

コシヒカリを守っていきたいのなら。
まだ日本のお米のトップに置いておきたいのなら。

当然、他県で実行されているブランド化計画の、上の上のブランド化計画を立てて、少しでも早く実行しなければならないだろう。

今日は、そなん現実を講演してこようと考えている。
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新しい米袋が支持されてきたかな

2011年07月06日 08時50分36秒 | Weblog
スズノブのショップで「取り扱い全銘柄」を見てみると、9割以上の米袋のデザインが新しくなっている事に気が付くと思う。

見てもらえば判るように、銘柄米ごとにデザインは違っているものの、全て「子供と猫」に統一されている事が判ると思う。
これが新しいスズノブの米袋で、デザインは全てオリジナル。

デザインを選ぶときの考え方としては、豪華過ぎても駄目、奇抜すぎても駄目、アニメ過ぎても駄目。
全体的に温かさと優しいイメージで、大人から子供まで、幅広い人たちから支持を受け、デザインに飽きがこないこと。

これらのイメージを、何人ものデザイナーに伝えて、何枚かの見本を書いてもらって、それぞれについて検討した結果、今のデザイナーに依頼して書いてもらっうことになったのだ。

米袋のデザインを変えた理由は、既製品の米袋では、1kg・2kg・5kgのサイズが揃っているものが極端に少ないこと、他店との差別化をしたいこと、自分が作ったブランド米などについては、始めから米袋が無い事、スズノブとしてのメッセージを伝えたいことなどがあったのだが、最もやりたかった事は、産地や品種の壁をなくすことだった。

お米の美味しさで選ぶ人が増え続けている中で、まだまだ米袋で選んでしまったり、産地であったり品種でお米を選ぼうとする人も多いことから、産地や品種の壁を越えて、自分にあった好きな美味しさのお米を選んでもらいたいと思って、格差が無いように、全て「子供と猫」に統一することにしたのだ。
こういう詰め合わせであれば、北海道・東北・北陸・関東・九州等ということも可能となることから、今まで食べた事が無い産地や品種を食べてもらえると考えたのだ。

今回贈答用にと、東北のお米だけの詰め合わせをしたいとか、全て特徴の違うお米で詰め合わせをしたいという相談を、思った以上に受けたので、その効果が少し出てきたような気がしている。


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来店客が戻り始めてきたかな

2011年07月04日 23時19分05秒 | Weblog
3月11日以降に起こった、消費者が殺到した魔の1週間で、全ての販売計画が狂ってしまって、4月はダウン、5月もダウン、6月の下旬までもダウンと、自分の店としては、過去に経験が無い酷い落ち込みとなってしまっていた。

飲食店などの業務用米をあまり持たず、低価格販売も特売もしない自分の店は、お米にこだわる消費者のみによって支えられている。
ところが今回の震災では、この消費者までも、何十キロも買占めをしたりしてしまったため、自分の店が受けたダメージは半端なものではなかった。

その買い占めていたお米も、震災から3か月以上たち、ようやく食べ終わってきたようで、6月末ころから、一気に来店する消費者が増え始めている。

しかしまだ、諸々の不穏要素が報道され続けている事から、せっかく戻り始めてきただろう、その消費者のお米の買い方も、震災前とは変ってしまって、やや多めに購入している感じがしている。

新米まで1カ月弱。
それまでに、買占めしたお米を食べ終わってくれると嬉しいのだが・・・。
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中途半端な日曜日

2011年07月04日 13時12分19秒 | Weblog
作り上げてしまわなければならない資料や、考えておかなければならない計画などがあったため、土曜日は深夜までパソコンに向かっていたため、日曜日は寝坊をする予定だったのだが、いつも通りに起きてしまった。

全てはそこから間違えてしまって、身体は起きてしまったものの、頭は寝ぼけたまま。

遅い朝食を食べて、10時過ぎからパソコンに向かって、深夜からの続きを始めたのだが、どうにもこうにも頭が動かないのだ。
それでも12時近くまでは、資料作りで粘ってみたものの、一向に頭が動き出す様子は無い。

仕方が無いので、頭を起こすために一端資料作りを中断して、現在ハマっているNゲージの線路を、2時間近くかけて、半分違うデザインに作り変えたりしてみたものの、それでもまだ頭は半分寝ているといった状態のまま。

頭は寝ぼけていても、身体は起きてしまっている事から、14時過ぎに遅い昼食と濃いコーヒー。

それでもまだ、頭は寝ぼけていたので、今度は集中力を取り戻そうと、ジクソーパズルを2時間。
それで、やっとこさっとこ頭が動き出してきた。

そうなればこっちのもので、能率が上がらなかった資料作りは、一気に8割程度まで作成する事が出来た。

しかし、時すでに遅しというか、どれもこれも、全て中途半端に終わってしまった日曜日であった。
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良いスローガンだと思った

2011年07月02日 15時31分53秒 | Weblog
7月26日に富山県農協会館8階大ホールで、「ほおばる幸せ 富山米」生産者推進大会が開催されることになっていて、自分がその中で「消費者に評価される富山県産米」という内容で講演をする事になっている。

そのため資料作りを始めたところなのだが、そこで感じたのが、大会のスローガンとなっている「ほおばる幸せ」という言葉。

「ほおばる」という言葉を、自分は久しぶりに聞いたと思う。

いや、たぶんお米の話をするときには、意識せずに、当たり前のように使っているのだろうとは思うのだが、あらためて文字になったのを見たとき、妙に新鮮だったのだ。(震災で気持ちも沈んでいたし)
その上、子供が笑顔でおにぎりを食べようとしている光景が、ぱっと目の前に広がって見えたのだ。

近頃は「売れる米づくり」とか「TPP対策」等という重たいタイトルが多い中で、良いスローガンなのではないだろうか
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南魚沼での講演資料を作成した

2011年07月02日 13時54分09秒 | Weblog
7月7日に、新潟県の魚沼みなみ農業協同組合営農センター2階大会議室で、消費者のコメの購入動向や全国各地のコメ産地の地域ブランド化の取組等を踏まえ、「魚沼コシヒカリ」のブランド再構築の取組方策についての提言ということで「これからの魚沼コシヒカリに期待すること」という講演をする。

3月11日の震災によって、お米の流通などは大きく変わってしまったため、今こそ各産地には、自分たちの進むべき道を明確にして、シッカリと行動してほしいと思っていたときに、日本の米を引っ張る最大産地から講演の依頼が来たのだ。

だからこそ、最新の最良の情報を伝えたいと思っているのだが、やはり現在の米業界は暗闇の中のため、最新はあっても最良ではない情報ばかりしかなく、その中で、最大産地に提案する内容となると、情報として寂しいものばかりしかないのが残念である。

今回作成したページ数は89ページ。
魚沼こしひかりというブランドを再構築するに当たって、知っていてもらわなければならない消費地の現状と産地とのズレ。
原発事故による消費者心理。
現在のコシヒカリの評価とブランドのポジション。
そして、再構築するに当たって必要な考え方などを話してこようと思っている。
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