超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ニセコイ 第51話「コレカラ」 感想

2012-11-19 05:51:22 | クロス・マネジ(WJ系)








ちーちゃん可愛すぎ(笑)。








いやあ今週は素晴らしいニヤニヤ回でしたね!とにかく千棘が可愛過ぎて堪らなかったです、はい。
扉絵の時点でもう天使レベルなんだもんなー。本誌の大きなサイズで眺めるのが至福だわ。

と、同時に彼女の意識の変化についても描かれてたさり気に重要回でもあって
今まで楽が好きだとか、恋してるとか認めて来なかった千棘が
ここまで楽の事を想って考えて行動している、
違う言い方をすると自分からアプローチする事を意識し始めた、って事で能動的になった証ですよね。
じゃあなんで今までは能動的じゃなかったのか?って言えば、単純に「嫌い」だと思い込んで
思い込むことによって「恋」自体から逃げようとしていた
そんな千棘ちゃんが
いよいよ自らの気持ちに向き合い始めた
楽という存在から逃げなくなった・・・そんな明確な進展が描かれていて
それもあって素直にニヤニヤ出来たのかもしれません。こういう丁寧な展開を待っていた。

それはある種「ニセコイ」が「マジコイ」に変わっていく過程を描くという事で
ここからははっきりと千棘と楽のストーリーになっていくのかもしれない
し、なっていかない可能性もあるけれど
恐らくは一年経ってようやくこの漫画のテーマに本腰を入れて取り掛かり始めたという事なのだろう
千棘視点からの意識を描く事によって彼女の可愛さも何割か増したような気もするし
そこからの変化が如実に作中に反映されるようになればもっと面白くなると思う
後はまあ、適度に進展させ過ぎないように手綱を握っていれば
今週なんか結局手錠の件は解決しなかったけど、
ただ読者としてももう少し過程を眺めていたい気持ちはあるのでね(笑
その辺は最後まで持越しって事でこの作品の到達点もようやく見え始めた感じがする
後はちゃんと終わらせてもらえるかどうか、ですけど(笑)。
まあどちらにせよ、
取り敢えずこっから千棘がどんどんとデレていく様が読めるのは半ば確約された良質な一話でした。
また「アイアイ」に負けないくらいのニヤニヤ回を期待したいものですね。ええ。


自分が千棘を一番好きなのは、ルックスとか雰囲気以上に
難攻不落っつーか、中々落ちないし中々分かり合えもしない
そういう相手と徐々に徐々に接近していく過程を見るのが好きだから・・・なのかもしれないですね
要は身も蓋もない言い方ですけど、最初から好感度マックスなのが個人的には退屈、的な。
それはもちろんあくまで個人的な趣向ではありますけど
長いスパンで考えると
本当にそういうコツコツと積み重ねていくラブコメが好きな方には正にうってつけの作風になってるなあ、と
この先千棘だけではなく、楽もまた変化していくんでしょうけど、そのジワジワ感も含めて
こっからの彼彼女らを眺めていくのが非常に楽しみで仕方がないですね。
いよいよ面白くなってきた、ってところでしょうか。
今までも勿論好きでしたけれどね。
でも、やっぱりこっからが本番だって感覚はあります。
是非、しっかりとやり遂げられるように祈っております。








ところで、もう一度「オンセン」の時のようなお色気?イベント観たいッスね(笑
或いはラッキーハプニング系のイベントが起きても今の千棘じゃあ反応も変わってくるんだろうなー。
あれこれ想像(妄想)しつつ、また来週以降も楽しみにしています。



斉木楠雄のΨ難 第27話 感想(少年ジャンプ2012年51号)

2012-11-19 05:30:54 | クロス・マネジ(WJ系)








今週も簡易気味です。すいません。







◆斉木楠雄のΨ難

うわあ、今週のオチには完全にやられたわ。
なんつーか、海藤くんって微妙に大きなお姉さん向けのキャラのような気がしなくもない(笑
でも、それを抜きにしても今週は健気な友情物語!って感じで読み応え良かった
麻生周一、どんどん「少年漫画」のコツを掴んでいってるなー。
こりゃあ人気になる訳ですわ。
元々質の良いギャグを生み出す手腕がある上に
キャラ人気で魅せる能力も育まれていよいよブレイクの時近し!って感じ
個人的にも今のWJの良心、という印象で毎週安心して楽しませてもらってます。
斉木くんも何だかんだで友達になりたいって言われたのが嬉しかった
本当はそんなに嫌じゃないんだろうな。
可愛いですね(笑)。



◆SKET DANCE

う~んこっちも良い仕上がりでした
というか、少し泣きそうになったくらい(笑
自分はお嫁さんか保母さんという予想をしてましたけど
半分は正解?でしたね
人を良い方向に導く仕事をしたい
諦めなければ夢は叶うなんてウソっぱちだ、という冷めた視点を叩き付けつつも
それでも好きならば、楽しいならばやり続ける価値はある、という
そういう結論の変化も含めて
本当にスケットダンスらしい良いお話で、個人的には大満足でした。
なんとなく初期の「夏の桜」を思い起こさせる懐かしいテイストのお話でもありましたね。

とはいえ、進路とか夢だとか
そういう話題になるってのはやっぱり完結が近いのかなあ。
ちなみに、アンケを出してて唯一?長期連載になった作品でもあります。
ますます趣のある作品になってて、このタイミングで終われるのならばそれはそれで・・・って
感じでもありますけどね。




◆新米婦警キルコさん

車の人、何も悪い事してない
道路の真ん中で立ち話してるのも迷惑だし
しかもそれを注意したら車をたたっ斬られるっていう
いくらなんでも笑えなかったんですが・・・。

巨乳でも嬉しくないし
全く可愛くない
主人公はセクハラの常習犯
これは正直どうなんでしょうね。あんま長続きしない気がします。
嫌いって程でもないですけど。



◆HUNGRY JOKER

早くも本格バトルか・・・。
もうちょっと最初はドラマ性重視の方がいいんじゃないのかなあ。
今のところ「ただ戦ってるだけ」という印象が否めず。
キャラは割と好きなので、
そこを活かした展開を期待したい。







次号は新連載「食戟のソーマ」!読切が大好きだったので連載も期待したいです。
「ニセコイ」「クロス・マネジ」「恋染紅葉」の個別感想もよろしく。