超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ニセコイ 第50話「シュヤク」 感想

2012-11-12 05:29:59 | クロス・マネジ(WJ系)







連載一周年経って、振り出しって所ですかね。







今週は所謂「事後処理」という感じで実はあんまり書くことがないですね(笑
一周年に間に合わせるために強引に展開した部分の補填を行ってる感じ
ただ、必要と言えば必要だったのは間違いなくて
小野寺さんの願いが叶ったのも、
千棘のちょっと素直になった言葉も
両方良い具合に最後の締めとして効いていたのは書くまでもないでしょう
ただただ残念だった某キムチ編と違ってこの辺は割と卒なくこなした印象ですかね
終わってみれば中々に手応えのあったロミジュリ編でした。

千棘が恋に気付いたのと同時に、
楽も微妙に千棘の事が気になっている模様
それもまたあの険悪な喧嘩が生んだ財産だとすると
結構得るものも多かったように思えました
素直になりつつある千棘に、
そんな千棘の変化にようやく自覚的になり始めた楽の心境
この後のお話を読むのも相応に楽しみですね!

千棘は、劇の台詞を殆ど覚えてたみたい?なんですが
やっぱり数週前のラストの描写からしてあらかじめ台本自体は読んでたんでしょうね
それは努力というよりはある種の意地っ張りな行動ではあるんですが(笑
でも、裏を返せばそれが千棘の生真面目な部分だとも言える
それが無駄にならなくて良かったし、
小野寺さんの楽とロミジュリを演じたいと願った気持ちも無駄にならなくて良かった
ここで、先週の劇が実質茶番劇だった、ってのが効いている気もします
最終的には両方共立てれた、っていうかね・・・。
何も進んでないようで、実は一歩だけ大きな前進を果たしたニセコイ・・・ではなくマジコイ?(笑
この様子なら安心してこの先の展開も眺めていく事が出来そうです。面白かったです!






書くことない、といいつつ結構書いちゃった
人気投票はやっぱ千棘に入れるけど
小野寺さんのジュリエットも何気に悪くないなあ、と思えました
とはいえ、一番印象に残ったのはやっぱり千棘の飲み物を差し入れする時の表情、
あの一連のシーンなんですけどね(笑
これからどんどん素直になって行けばいいなあ~と思いつつ
そんな不器用な千棘ちゃんが個人的には大好きなのでした。という訳で、また次回。



恋染紅葉 第27話「だけど・・・」 感想

2012-11-12 05:29:58 | クロス・マネジ(WJ系)







打ち切りだからか猛スピードで巻きに入ってますね・・・(汗







まあ、よくよく考えてみれば確かに出会ったばかりの他人にそこまで依頼するか?って感じですし
1巻を読み返してみると、何気に紗奈ちゃんが含みの有る表情をするコマがあるんですよね
それが複線と言えば複線だったんでしょうけど
本当なら
もうちょっとじっくり、丁寧にこの辺の展開はやるつもりだったんだろうなあと思うと泣けてくる
とは言え、この流れだと恐らく来週か再来週辺りには最終回になる事が予想されるので
ここで強引にでも設定をブチ込みたかったんだろうなあ、とは思う
それでもまあ、確かに複線の跡は自分なりに発見する事は出来たので
これはこれで、って感じですかね
こっちの方がより純愛っぽいですし(笑

それともう一つ感心したのが、見えない部分での、些細な優しさを他人が見ていてくれる
善人には善人なりの見返りがある・・・っていうその方向性は何気に好きで
勿論現実でどんなに善行しても、ねえ?
別にどうだって事もないんですが
漫画の中でくらい、そういう人間が報われて欲しいし
本当は現実だってそうあるべきだと思ってるから。その意味じゃ、読んでて気持ちの良いエピソードでした
そういう生真面目さとか、地味な複線って間違いなくこの漫画の良い部分ではあるんですけど
ただ、ジャンプのラブコメって考えるとその真面目さが裏目に出た感じがある
でもやっぱりそういう良い意味で古風な感じが好きだったんですけどね。
でも終わってしまう事は仕方が無い。
この漫画にしては珍しく引いて終わりましたけど、最後はきっとハッピーエンドになると分かってるので
せめて良い着地と余韻を期待して最後までワクワクして待ってましょう!

個人的に良いなと思ったのは、
これまではどっちかって言うと翔太が必死に恋焦がれているイメージだったんですけど
最後の最後でようやく対等になれたというか、
それは設定だけでなく
小鳥編で見せた格好良さも相俟って、
由比ちゃんを潔く諦めてすぐ告白を遂げる行動力も含めて
本当の意味でお似合いになった気がしてね・・・。だからこそ、ある意味終わるにはベストタイミング?とか
そんな事も考えてしまう訳なんですけど、何だかんだ言って「一途」を貫き通した
その一貫性に関して言えば、本当にこの連載期間だからこそ得れた財産
本音を言えば安定感のあった連載だったし
7ドロップス編を読んでみたかったのはあるんですけど
それでも、翔太が最後まで翔太のままで居てくれたのは良かったんじゃないかなあ~とも思うのです
揺れもせず、迷いもせず、最初から最後まで好きな女の子に一途だった翔太くん
振り返ってみればそういう作品WJラブコメでは貴重な気もしますから。
最後まで、看取ります。






ちなみに、その複線っぽい表情とは1話20ページのちょっと考え込むような表情ですかね
普通だったら一回切りの他人にわざわざ自分の写真を、それも何に使われるか分からないのに
安易に焼き増しすることはあんまないんじゃないかと思う
ただ、自分が気になってた人だし
向こうも気のある素振りをしたからこそ、あの考えるような表情に至ったのかと
冷静に考えればまず怪しみますからね(笑

お互いの想いは通じたんだから、後は壁をブチ破るだけ・・・ですかね。
ここまで来たのだから、是非結ばれて終わって欲しいですね。最後まで頑張れ!



斉木楠雄のΨ難 第26話 感想(少年ジャンプ2012年50号)

2012-11-12 04:52:06 | クロス・マネジ(WJ系)







風邪気味なので相当簡易です。クロマネ恋染ニセコイの個別感想は頑張って書いたのでそっちで是非。







◆斉木楠雄のΨ難

麻生周一が完全に漂白された・・・!
自分はこの作者の漫画デビュー作の代原から読んでるんですけど
基本的に理不尽系か誰かを嫌な奴に仕立て上げて笑いを取るって方法論を使ってたんですが
今週の話を読んでると、まず「嫌な奴」自体がそもそも出てこないし
オチも全く理不尽系ではない
どうしちゃったの!?ってくらい朗らかな作りになってるんですけど
それがね、昔からの読者にとっては面白くて仕方がない(笑
こういう記述はもう何度目かになるんですけど
今週のあまりの漂白っぷりを見てたらたまらず書きたくなってしまった
そりゃ確かにギロチンのまさゆきとか鋼野じゃあキャラ人気は取れないだろうからなー(笑

ここまで「運」や「タイミング」でなく、明確に成功した理由が垣間見えるリベンジ作家も珍しい。
何よりも、くーちゃんが普通に可愛いです(笑)。もっと人気出てもいいくらいですね。



◆SKET DANCE

久々にWJを再購読し始めた時に一番有り難かったのがこの漫画の存在だった
途中からでも内容は把握出来るし、絵柄やネームの見易さも抜群
多分最も新規に優しい長期連載になってると思う
んで、遂に来ました進路ネタ!
ヒメコの将来の夢って、まずボッスンのお嫁さんだと考えてしまった自分(笑
いや、それとも保母さんとか可愛い系の夢でしょうか?何にせよ次週も楽しみですね。

それにしてもボッスンのポエムはクサ過ぎてなんとも・・・(笑)。
でも流石に助っ人即決する場面は流石の格好良さ、でした。



◆HUNGRY JOKER

新連載で金未来杯優勝作品。でも去年ジャンプ全然読んでなかったから知識ねえ(汗
でも、昔の赤マルでこの作者の別作品を読んだ記憶はあります
そこから考えると絵柄がキャッチーになった印象ですが
さり気にラブコメ展開も出来そうなのがナイス、かな(笑)。

お話は、正直読切未読なのでどんな方向に向かうかがイマイチ分かんないんですよね
まあ基本的には迫力のバトルで魅せる作品っぽい?ですから
その辺を期待して読めば良いのかな。
取り合えずキャラは嫌いではない。



◆列!!!伊達センパイ

いつの間にかラブコメっぽい流れになってるのは何故なんだ!?(笑
いや、これもある意味恋愛を含んでる作品なのか。
地味に女の子可愛いよね。



◆アンケの項目

何故か「悪」について訊いてたんですけど、
また邪道系の際どい漫画でも載せるつもりなんですかね・・・?
デスノートとかベルモンドみたいな。







次週は新連載に「新米婦警キルコさん」、女性がメインのコメディ漫画だそうです。
にわのまことの「BOMBER GIRL」みたいな感じでしょうか(古いって