超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

這いよれ!ニャル子さん 第2話「さようならニャル子さん」 感想

2012-04-17 03:28:50 | アニメ





深夜なのに声出して笑ってしまう!





何が面白いって、主人公が連れ去られる理由がBLドラマに抜擢したいからって
しかも首輪付けて引きずり回されるシーンありますだとか
敵も敵で下らないっていうか
不必要にシリアスにならないのがいいですね。割と思いっきりバトルしてた途中もあっただけに
何だかんだでバトル作品でもあるんだろうか?って思ってたら百合ネタだったりBLネタだったり
何気にすっごいぶざけすぎ!(笑)でもそこがすっごく楽しいんですよね。
かといってB級かって言われてたら
ギリギリのところでB級にもなってない
凄く質の良いコメディとしてちゃんと展開されてる節があって。
こりゃハマっちゃう可能性大だな~、と思いつつ別にB級作品が嫌いって訳でもなくて。
方向性は全然違うけど「みなみけ」のようにキャラの可愛さとテンポの良さを両方楽しめるっていうか。
一部作画が無印の「みなみけ」に近いところも見受けられたりするからね(笑)。
そういう点でも個人的には馴染みやすいアニメ
そもそもクスクスニヤニヤが常套の深夜美少女アニメに於いて
思いっきり声を出して笑えるって言うのは中々貴重だったりするのかも。
とはいえ、あくまで個人の感想なので、その辺は観た人の感性にお任せって事で。
取り敢えず私は現時点では超が付くくらいお気に入りのタイトルですね!
最後まで息切れしない事を願ってます。

ニャル子さんはウザ可愛いって評価が今の所多いとは思うんですけど
ニャル子さんって意外と熱いなとも思った今回
ヒロイン(真尋)のピンチで本領発揮したり、ゴツいヒーロースーツを纏ったり
例のお守りから駆けつけたり割と普通にヒーローしてるじゃん、とも思い
同時にワンピースとかジョジョネタだとか
結構にジャンプヒーローに影響を受けた部分もあったりして(笑)。確かにジョジョネタ多いっすね。
それと共に、ツッコミ役の真尋に関しても一般人ですから助けられないのは当たり前ですけど
それでも助けを呼んだり信じる事は出来るっていう内容でもあったりして。
最後にはちゃんとお礼を言ってくれたり、
巻き込まれた割にはちょっとまんざらでもない様子も見せたりしてるよね。
確かに首輪とか似合いそう・・・って思ったことは置いといて、
ある種彼がニャル子を受け入れていくストーリーでも半分はあるんでしょうね。そこもまた見所かな。


さて、今週もニャル子さんの可愛さに関して語ろうと思います(笑)。
まあ前回のお風呂シーンとかも冒頭で挿入されてましてたけど
意外と大人といえば大人なプロポーションだったりして
黒い下着だったりして、
その辺の無防備かつ色気がちゃんと備わってる部分もまた彼女の魅力の一つではあります。
幼い顔して意外と性的でもあるんだなあ、、、っていうか。艶かしさあるよなあ。
そんなニャル子さんの貞操の危機は、何故か相手が女の子っていう
てっきり真尋の取り合いになると思ってただけに
その展開は意外だったんですけど
ニャル子とクー子の百合・・・うん、意外と悪くないですね(笑)。
でも、「抱く」って言葉の解釈に関してのやりとりはサービスシーンの最中にも関わらず笑ってしまった。
ハグって意味の方が彼女のルックスからは似合ってそうなのに、えらく直接的だなっていうか。
結果的にニャル子の貞操の危機は逃れられましたけど、
その分ニャル子、真尋のピンチに対して「私より先に奪う気」って
まずはお前が奪う気マンマンなのかよ!っていう(笑)。
ここまで言葉の一つ一つがペラッペラだと逆に笑えてくるのが非常に不思議かつ納得でもあって。
ニャル子さんが言えばそんな言葉ですら笑いに変換出来るって事で
その底抜けな明るさは本当に今作の一つの武器ですよね。
EDの絵柄見てる限り、様々なシチュで攻めてくれそうなので早くも続きを観るのがめっちゃ楽しみ!
飽きさせないように早くも新ヒロイン投入と構成に関しても良かったと思う二話目でした。

ここまでの記事の中で「意外」って言葉を使いましたが
逆に意外じゃなかったのは最後の展開ね。
あれは、まあそうなるだろうとは思ってたけど、正直最初の時点でバレバレですよね(笑)。
しかしさも当然のように存在してるのがニャル子さんらしいっていうか
第二第三の敵とか俺たちの戦いはこれからだ、だとか
本当に少年漫画ネタがお好きなようで。今期でもダークホース枠だとは思いますが
この調子でバンバン人気や知名度を獲得して行って欲しい作品ですね。
パロディ多目ですけど
多分分からなくてもある程度は楽しめるんじゃないか、って思います。
来週もニャル子さんの暴れっぷりを眺めるのが楽しみ!です。






変な遊園地出てましたけど、
本当にニャル子さんと色々なところ行って欲しいですね。
彼女のキャラ性ならば多分どこ行っても面白く料理してくれそう(笑)。
インパクト過多な一話目に続き余裕で面白かったのが素敵です。




君と僕。2 第3話「VERY CHRISTMAS」 感想

2012-04-17 03:28:40 | アニメ





大人と子供の境界線。





うん、確かに大人になった感覚なんてものはまるでないですね。
むしろ子供のままに年だけ重ねてる感じです。今の自分なんていうものは。
それに対して焦る気持ちもあったりするけれど・・・
最後の先生の台詞こそが真理なんでしょうね。大人にはなってないけど、子供でも居られないっていう。
無邪気に遊んではしゃぎ回る千鶴たちを羨ましがる気持ちもあるけれど
それでも大人だから
大人なりの責任の付け方を。
それは最後まで子供たちの様子を観て守ったのもそうだし、
ちゃんと忘れ物を届けに行く部分だとか
外見的には同じに見えても、「責任」って部分は全然違ってるようにも思えて。
別に千鶴たちが子供だって言いたい訳ではなく、
ただ先生たちがその一歩先を行ってるだけっていう話
でも、その一歩先こそが子供と大人の違いだったりするんでしょうね。
ちゃんと子供の様子を観てあげられる余裕っていうのかな?
その辺は
きっと千鶴たちもこれからだとは思うけど
それでも、何だかんだ言いつつ「大人」をちゃんとやってあげられてる先生たちが素敵にも思えた
そんな珍しく俯瞰的な視点からのお話でしたね。たまにはそんなのも悪くはないです。


でも、確かに何が変わったのか?って言われたら
本当に答えられない気もする。
全然同じですし。
ただ時間だけが過ぎてるだけって感覚もあるし、成長なんて全くしてない気もするし
その辺の大人になったようでなれてない劣等感や焦燥感っていうのは
それこそその先もずっと付き纏いそうな気がするなあ。
最後の先生の台詞には
それでもずっとガキのままじゃいられない、
子供に戻りたくても、ずっと子供してたくても、成長出来てる感覚がなかったとしても
ずっとそこに留まる事を目的として定めてはダメなんだなっていう
一つのメッセージも感じたりして。
一話の思い出に関してのズレだとか、先週の幼さのぶつかり合いだとか
今週の大人と子供の責任の違いだったり
中々に繊細なテーマが多くて面白い。
基本掛け合いと要の突っ込みだけで面白い作品にはなって来てますけど
そんな繊細なテーマ性なんかにも注目しても全然面白い気は十分にしますね。
この調子で骨太な作品になっていってくれれば嬉しいところです。





それにしても、TV観てる最中に話しかけられると死ぬほどイライラするのには超同意ですね。
ちょっと声が出てただけでも随分気が散りますもん。分かるわあ。