アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

今年の味噌作り

2014-03-30 09:44:09 | 手作りのたべもの
    昨年、大豆よりも麹の量を多くして味噌を仕込んだら、ことのほかおいしくできたので、今年も昨年同様の割合で米味噌とあわせ味噌を作りました。

    米味噌は、大豆4キロに対して、米麹4.8キロ、塩は1600g。あわせ味噌は、大豆1キロに対して、米麹300gに麦麹900g、塩は400g。

    麹は、飯田の糀屋さんで友人が、自分の分と一緒に買って来てくれたもの。届いて数日後に、塩と混ぜておきました。塩きりというのだそう。これをしておけば、仕込が少々遅れても麹がかびることはなかろうとおもって、とりあえず作業をしました。

    結局大豆をゆでて本格的な味噌作りをしたのは、2週間ほどたってから。麹を買って来てくれた友人にあきれられましたが、かびている様子はありませんでした。

    大豆をつぶすのに、昨年はハンドミキサーを使いましたが、今年は、マッシャーとフードプロッセッサーで。結局こちらのほうがちゃんとつぶせて仕事もはやい。

    昨年、友人の庭先でもらってきたアオキの葉を仕込んだ味噌の上にかぶせておいたら、ほとんどかびなかったので、今年も、いただきに行ってきました。

   友人宅には何本もアオキがあるのですが、どの木もみな、シカに新芽と葉っぱをを食い荒らされていました。人間が採りやすい場所は、シカにも採りやすいらしく、ほとんどぼうず。裏側のほかの木と重なっているようなところにあった葉を、採ってきました。

   シカにとって美味らしい新芽を、わたしもかじってみました。たしかに、こうばしいような味があります。味噌漬けにしたらおいしいと聞いてはいましたが、あらためて新芽を集めて味噌漬けするのはめんどうだな、とおもっていました。でも、よくかんがえたら、この時期に葉っぱと一緒に味噌に載せておけば、一石二鳥でついでに新芽の味噌漬けもしあがるはず、ということに気がつきました。新芽は少ししかありませんが、実験です。

   敷き詰めた葉っぱの上にラップをひろげ、その上に重石代わりに塩を袋ごとのせました。これが、来年の味噌用の塩になります。

   これで、できあがり。稲武に来てから、夏の天地返しを一度もしたことがありません。涼しいのでかびないだろうと思っているからですが、今年は、新芽の味噌漬けを食べるために、一度あけてみようかしら?

   ところで、大豆は、一昨日、ガスの火で圧力釜、薪ストーブの上で大なべを使って煮ました。この日、稲武でもそうとう温度が上がり、夜うちにやってきた中学生は、部活でほぼ一日外にいたせいで真っ赤に日焼けしていました。まだこんな時期なので油断して、日焼け止めクリームを塗らなかったからだ、と言っていました。

    それくらい暑い日だったので、薪ストーブを焚いた部屋はかなり暑かった! とてもぜいたくに薪を使いました。そして、翌日(きのう)も、知人宅で採れたグレープフルーツの皮で作ったピールを干すため、ストーブに点火。一日ですっかり乾きました。そろそろ、ストーブ生活も終りに近づいてきました。煙突掃除しなくっちゃ。

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