昨日は、友人が主宰しているHappyCloset のミシン教室に行ってきました。こちらには、このところ、ほぼ毎月一回通い、何かを作っています。何か・・どれもこれも、私は直線裁ちのものばかり。一緒に通っている友人は、ちゃんとしたパンツやブラウスを作っています。
昨日わたしが作ったのは、半幅帯と前掛け。
半幅帯は、インドネシアのバティックの布を裁断して接着芯を張り付けて縫製。やることは単純なのですが、寸法を間違えないか、まっすぐ縫えるか、などなど気にしながら、結構緊張。出来上がった帯は、布地だった時より数段価値の高いものに思え、気に入りました。
この教室で作った半幅帯は三本目。一本目は友人がほどいた帯を再度芯を入れてくっつけたもの。二本目は、よそからもらった紬の端切れを三枚合わせてつなげたもの。これは、帯芯は入れずに、洋裁の接着芯を圧着してから二つにおって縫いました。でも、薄地の接着芯を使ったため、かなりやわやわな帯となりました。
3本目のこちらは、厚地の接着芯をくっつけて、二本目の帯と同じように作りました。高熱のアイロンをかけるので、少し皺が寄りましたが、出来上がった帯はしっかりしているのにしなやか。結びやすそうです。夏の、紺地や黒地の着物に似合いそう。
前掛けの方は、10年以上前、古道具屋で1000円で買った前掛けを改良。両端についていた紐がちぎれたので、代わりに別の絣柄の布をくっつけました。思った以上にかわいい仕上がり♪ こういう昔の布の手縫いの後がステッチ刺繍のようでかわいい。破れを繕ったところもあって、しみじみいとしい。
どちらの布も、長いこと眠っていたもの。数時間の手仕事で蘇りました。
こちらに通い出して作ったものは、草木染めした布の大きな前掛け、絞りの男物の浴衣地の簡単ブラウス、近江縮みほかの折り紙パンツ2枚、インドネシアのバティックの巻きスカート、紬の簡単直線裁ちコート、絣の木綿地のパンツ。草木染めした布以外は、すべてもらいものの生地でつくりました。そしてすべて直線裁ち。型紙を作ったり曲線を縫ったりといった面倒なことはまだまだできないし、なるべくしたくないので、とにかく直線縫いでできることばかりやっています。それでも、けっこう自己満足のできるものになります。それがうれしくてまた作りたくなる。
次回は、新品の絹の着物の裏地をもらったので、それで夏のブラウス(もちろんほぼ直線裁ち)を作ろうと思います。
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