アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

よさみガーデンマルシェに出店しました。

2013-07-25 19:14:48 | イベント記録
   だいぶ日が経ってしまいましたが、7月の第一日曜日、7日催された刈谷市のよさみガーデンマルシェの出店報告をします。このマルシェもたのしかった。ただし、かなり暑い日で、文字どおりうだってしまいましたが。

   このマルシェ、夏季は、食品のほとんどの店は屋内での販売をさせてもらえるので、助かります。この日、たぶん外は優に35度は超えていたと思う。公園内の噴水のある池では、子どもたちが歓声を上げて水遊びをしていました。

   刈谷市といっても、この公園のある場所は、安城市のすぐ隣。三河湾にも近いので、マルシェには海産物も登場します。この日は、篠島の漁師さんのお上さんが、しらす干しやわかめ、大アサリ、それにタコなどを持って店を出していました。わたしは、タコとわかめ、しらす干し、それにニシ貝という巻貝を買いました。

   向かいは、知多の黒田農園さん。無農薬や低農薬の夏野菜が並んでいます。奥三河Three trees+の出店は、この日三度目でしたが、黒田さんは、こちらの山里のイベントにもお越しくださったことがあり、メイルでのやりとりも何度かかさね、懇意にさせていただいています。イベントへの出店は、お客様と直接やり取りできるのがうれしいのですが、出店なさっている方々とお話できるのも楽しいものです。

   施設の外にお店を出していたふうあい堂。オーガニックのコットンの布類をいろいろおいています。黒田さんが出店時、いつも首に巻いているスカーフがかっこいい、と思っていたのですが、こちらで求めたとお聞きし、わたしも購入しました。

   左の生成りのスカーフがそれ。さっそく首に巻いたら、気持ちよくてやめられなくなりました。右の玄米は、黒田さんの農園産。一度だけ除草剤をまいた低農薬の栽培のお米です。今年は、無農薬栽培に挑戦なさっているとか。

   さて、篠島産の取れたてを冷凍したタコ。お上さんに教わったとおりに塩をふってぬめりをのぞき、15分ほど茹でました。タコの足だけを生で買って、処理したことはありますが、頭のワタまで付いているまるごと1匹をゆでたのは初めて。でも、丁寧に紙に書いて下さったので、ちゃんとゆであがりました。

   ぜいたくにぶつ切りにしたタコをほおばりました。うまい! こんなおいしいタコ、食べたことがない。100円ちょっとで、この日と翌日の夕食に、家人と二人、十分満喫できる量でした。この日以来、スーパーで売っている蒸しダコはもちろん、生のタコも買う気がしなくなりました。たぶん、あれほど新鮮でおいしいタコではなかろうと思って。

   さて、マルシェに出店しながら、自分が買った品物の話ばかり書きましたが、ちゃんと商売もいたしました。出店三度目なので、見覚えのあるお客様にもちらほらお会いできました。「またきてくださった」とわかるのは、とてもうれしいことです。

   なお、来月はよさみ出店はお休み。かわりに三好ヶ丘ラヴィマルシェに出ます。詳しくはおって告知します。よさみガーデンマルシェには、さ来月の9月1日(日)に出店する予定です。








   

  
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どんぐり工房、6月の草木染め

2013-07-25 18:33:54 | 草木染め
   ひとつき前の、どんぐり工房での毎月定例の講習会の報告です。6月22日日曜日に開かれました。

   この日の染め材料には、工房の庭に勝手に生えてきたアップルミントと、おなじく植木に絡まっていたクズの茎葉、それに私が持っていったタカキビの殻を使いました。

   クズの葉を採取してくださっているのは、Kさん。5月の講習会にはじめておいでになり、この日で二回目の体験をなさいました。5月はインド藍でスカーフを染めたのですが、ご家族に気に入られて「持っていかれてしまった」とか。それで、またこの日もスカーフを何枚か染められました。今度はご自分用にと。

   KさんとこられたのはSさん。かれも、先月につづく二度目の参加です。押し切りは、お二人とも昔使ったことがある道具だそうです。家畜の飼料となる草を刈るのに、子供の頃やらされていたそう。

   ミントとクズで黄色。銅の媒染にすると黄土色のような色になります。タカキビは美しいピンクに。何度染めてもきれいだな、と感嘆します。

   工房の建物の外側に新たに作られた物干しは、竹細工や木工のインストラクター、伊藤和久さんがg作ってくださったものです。木枠はチェーンで吊るされているので、高さの調節は自由。木枠に入れた切込みに細い竹の棒をかけて干します。狭い場所なのに、たくさん干せる優れた道具です。考案した伊藤さん、すごい! これまでは干すところが少なくて困っていたのですが、これからはかなりの量があっても、大丈夫です。

    この日の参加者は4名。和気藹々と楽しめました。
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三木さんの農園のカシスでジャムを作りました。

2013-07-25 17:34:51 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   はじめて、カシスのジャムを作りました。材料にしたカシスは、稲武野入町の三木さんの農園で採れた実です。


   三木さんの農園は、ブルーベリーを主に、ブラックベリー、クーズベリー、クランベリー、それにカシスなど、小さな実のできるべりー類の木々が豊かに育っています。この農園は、奥三河Three trees+のメンバーの一人、Miki-Co-Labo主宰のミキカズコのご主人が経営しています。

   いま、農園でたわわに実っているブルーベリー。北部ハイブッシュ系のブリジッタという品種です。大粒で甘い。

   葉陰に見えるのがカシス。和名はクロスグリです。昨年来、三木さんのベリー類のファンになった友人が、カシスのジャムの色のよさとおいしさをしきりに説くのでわたしも試してみたくなり、三木さんに頼んで、そろそろ収穫期が終わりかけた畑で最後の実を採らせてもらいました。

   カシスの香りは独特です。そのせいで、虫が少ないのだとか。わたしには芳香なのですが、虫にとっては避けたい臭いらしい。

   採った日の晩、重量の30%の粗糖をふりかけ、冷蔵庫に。翌々日鍋に移し変え、中火にかけました。ブルーベリーなら、一晩砂糖を降りかけておいたら、翌日はかなり水分が出るのですが、カシスは皮が固いせいか、あまり水分は出ていません。

  それでも、15分から20分ほど煮ると、トロッとしてきてジャム状に。ジャムの部分は真黒ですが、鍋肌は血のように赤い。

   熱いうちに熱湯消毒した瓶に詰め、軽く蓋をして10分ほど蒸しました。

   出来上がりです。皮は少し口に残りますが、障りは感じません。濃厚な味です。ほぼ満足のできる仕上がりになりました。

   上の写真は、今月9日に豊田市寺部町の守綱寺で開かれたグリーンママンの朝市に持っていった三木さんのクーズベリー。フサスグリです。緑色の天然石のようで、美しかった。

  さて、カシスもクーズベリーも旬は終り。ブルーベリーはもうしばらく採りどきが続き、ブラックベリーは今から。クランベリーはこれから色づくのだそうです。

   来月4日に行なわれる三好ヶ丘ラヴィマルシエには、あとしばらくベリーのリレーが続く三木さんの畑から、どれかベリー類をもって、ミキカズコさんがわたしと一緒に出店する予定になっています。ただし、お天気や畑の様子によっては、お持ちできないこともあるかもしれないので、ご了承下さい。
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