アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

祇粘堂に行ってきました

2013-07-17 18:22:21 | 小さな旅
    アクセサリー作家の榊原加奈子さんが、祇粘堂を開きました。

    彼女は数年前から毎年二回ほど、祇粘堂自宅ショップをオープンし、ご自分の作品をはじめ、陶器、小物、エスニック雑貨や家具を販売していました。私は、アンティマキの焼き菓子とパンの工房を立ち上げたころに彼女と知り合い、知り合ってすぐ、彼女の自宅ショップに草木染め作品と焼き菓子をおいてもらうことになりました。

    以来、6年経つのですが、その間、彼女は3人のお母さんになり、ときどきショップは休業。一番上のお子さんが入園したのを機に、今度は本格的にお店を開くことになりました。

    名前は、祇粘堂。浜松市北区の遠州鉄道金指駅のすぐ近くです。こちらのお店にも、これまでどおり、アンティマキの焼き菓子を置いてくださるというので、オープン初日の13日に間に合うよう、まず穀物クッキーなど4種類の焼き菓子を発送しました。

    そして昨日、奥三河Three trees+のこころざし工房の中村志江さんといっしょに、浜松まで納品を兼ねて見学に行ってきました。
 
    お店は思いのほか広いスペースです。加奈子さんのセンスがあちこちに光っていて、気持ちのいいスペースになっています。アンティマキのお菓子は、レジのすぐ近くに並べてありました。けっこうたくさん送ったつもりが、だいぶ減っています。この日は、穀物クッキーなど日持ちするお菓子のほかに、スコーン4種類とフォカッチャも持っていきました。

    平日なのに、自宅ショップの頃からのお客様が次つぎに訪れます。アンティマキのスコーンが大好き、というお客様もお見えになって、親しくお話しできました。彼女は、穀物クッキーも気に入って下さっていて、「食べているとき、お茶は口の中に入れないようにしているの。お茶を入れると飲み込んでしまうからもったいない。ゆっくり味わいたいのです」と。わたしは、終始「うれしい」を連発。自分がつくったものを喜んでいただけるのは、ほんとうにうれしいことです。

    納品した、カカオニブのスコーンとクルミ・黒糖のスコーンは、私たちがお店にいた1時間くらいの間にみるみる完売しました。

    志江さんのせっけんも、こんなふうに、かっこよくレイアウトされています。

    手前右は、加奈子さんの作ったアクセサリー。前方の棚の中に並べられている小さなオブジェは子豚。かわいいのです。この棚の上においてあるバッグは、加奈子さんのお母様の作品です。こちらも、ひかれます。

    敷物も壁掛けもフォトフレームも、みんな加奈子さんの手にかかると生き生きして見えてきます。

    壁の塗り替えやレイアウト、そのほかかなりの仕事を自分でこなした加奈子さん。まだず若いのにエネルギッシュなのに驚きます。
 
    祇粘堂の今月のオープン日は、21日(日)まで。来月からは、毎月不定期にオープンします。ちなみに、8月の営業日は、4日(日)、11日(日)、18日(日)、20日(火)、22日(木)、23日(金)、25日(日)の予定です。詳しくは、HPをごらんください(コチラ→)。
    ランチは、加奈子さんのお母様に勧められた、近くのタイヨーコーヒーへ。

    もともと太陽カレーというカレー屋さんだったのだそうですが、ロールケーキが人気で、場所を変えたときに名前も変えたのだそうです。ランチメニューを頼んだら、生野菜と温野菜がたっぷり盛られたサラダのあとにこのカレーが。トマトとクリームのカレーです。揚げ物は野菜と小エビです。最後はコーヒーと大きなロールケーキ。しっとりした生地がおいしかった。

    来月は加奈子さんの注文で、おからのガトーショコラもとどけます。ただしガトーショコラをいつ納品するかは未定です。稲武からは、車で1時間半。県を越えて行くのですが、思いのほか近い。これからますます浜松が近く感じられるようになりそうです。

    祇粘堂 
    場所:浜松市北区引佐町金指1273
       ℡ 053-542-2737
    mail:kinedou@gmail.com
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