アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

三木さんの農園のカシスでジャムを作りました。

2013-07-25 17:34:51 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   はじめて、カシスのジャムを作りました。材料にしたカシスは、稲武野入町の三木さんの農園で採れた実です。


   三木さんの農園は、ブルーベリーを主に、ブラックベリー、クーズベリー、クランベリー、それにカシスなど、小さな実のできるべりー類の木々が豊かに育っています。この農園は、奥三河Three trees+のメンバーの一人、Miki-Co-Labo主宰のミキカズコのご主人が経営しています。

   いま、農園でたわわに実っているブルーベリー。北部ハイブッシュ系のブリジッタという品種です。大粒で甘い。

   葉陰に見えるのがカシス。和名はクロスグリです。昨年来、三木さんのベリー類のファンになった友人が、カシスのジャムの色のよさとおいしさをしきりに説くのでわたしも試してみたくなり、三木さんに頼んで、そろそろ収穫期が終わりかけた畑で最後の実を採らせてもらいました。

   カシスの香りは独特です。そのせいで、虫が少ないのだとか。わたしには芳香なのですが、虫にとっては避けたい臭いらしい。

   採った日の晩、重量の30%の粗糖をふりかけ、冷蔵庫に。翌々日鍋に移し変え、中火にかけました。ブルーベリーなら、一晩砂糖を降りかけておいたら、翌日はかなり水分が出るのですが、カシスは皮が固いせいか、あまり水分は出ていません。

  それでも、15分から20分ほど煮ると、トロッとしてきてジャム状に。ジャムの部分は真黒ですが、鍋肌は血のように赤い。

   熱いうちに熱湯消毒した瓶に詰め、軽く蓋をして10分ほど蒸しました。

   出来上がりです。皮は少し口に残りますが、障りは感じません。濃厚な味です。ほぼ満足のできる仕上がりになりました。

   上の写真は、今月9日に豊田市寺部町の守綱寺で開かれたグリーンママンの朝市に持っていった三木さんのクーズベリー。フサスグリです。緑色の天然石のようで、美しかった。

  さて、カシスもクーズベリーも旬は終り。ブルーベリーはもうしばらく採りどきが続き、ブラックベリーは今から。クランベリーはこれから色づくのだそうです。

   来月4日に行なわれる三好ヶ丘ラヴィマルシエには、あとしばらくベリーのリレーが続く三木さんの畑から、どれかベリー類をもって、ミキカズコさんがわたしと一緒に出店する予定になっています。ただし、お天気や畑の様子によっては、お持ちできないこともあるかもしれないので、ご了承下さい。

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