アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

チャーニング製法のバター

2010-12-25 17:25:19 | たべもの
  。「富士チャーニング製法バター」 を、名古屋駅前の成城石井で買いました。チャーニング製法とは、初めて聞くことばです。「昔ながらの手間ひまかけた製法」というコピーに惹かれて、手に入れました。
  
普通のバターに比べて、色はちょっと白いようです。口に入れるとあまい。脂くささがなく、さっぱりしています。パンに載せたらもちろんおいしいけれど、ただ食べてもおいしい。

  製造元のHPには、「バターの古来製造方法・チャーニング製法のこだわりバターです。時間と人手をかけ丹念に製造することで独特の滑らかさと風味を表現しました。1日の製造量に限りのあるバターです」とあります。

  一般のバターは「連続式」という大量生産方式で作られているそうです。それに対し、チャーニング製法は、もともと行われていた、牛乳を革袋に入れて攪拌する古来の方法を応用した手作りに近い方法なのだそうです。ゆっくり攪拌すると、味も食感も違ってくるのかもしれません。

  以前、稲武の隣にある設楽町沖ノ平の名酪牧場で、絞りたての加熱していない牛乳を分けてもらったことがあります。ペットボトルに入れてもらって、しばらく置いておいたら、注ぎ口にべっとりとクリーム状の塊が。これがバターだと知って、とにかくボトルを振り続けました。だいぶたってから、少しずつ内部に塊ができてきました。ねっとりしていて、生クリームのようなバターのようなものでした。

  あの味よりずっと洗練されていますが、口当たりは似ているようにおもいます。おいしいものをまたひとつ、見つけました。       
コメント
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