アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

農家レストラン「葉菜の舎」

2010-06-15 18:02:23 | たべもの
 県内の三河湾沿いにある町、碧南市に有名な農家レストランがあると言うので、稲武から2時間半も掛けて行ってみました。

  もとは豚農家の主婦だった方がオーナーで、ハムソーセージの製造業も営んでいるのだそうです。何年も前にできたこの農家レストラン「葉菜の舎(はなのや)」は、地元の野菜や地物の魚を使った料理がおいしい、と評判なのだそうです。

  ビュッフェスタイルで、何品もの惣菜が並んでいます。ランチは1680円。たたきごぼう、インゲンの胡麻和え、高野豆腐の煮物、春菊の胡麻和えといった普段のおかずメニューに加えて、メヒカリの南蛮漬け、コノシロの卯の花寿司、サメのフライ、三河湾の漁港で水揚げされた魚を使った料理もいろいろありました。

  店で一番人気なのは、トマトのサラダだそう。皮を湯むきして冷やしたトマトを、すりおろした玉ネギをたっぷり加えたドレッシングであえています。

  タコとジャガイモの煮物には、三河湾で獲れた小さなタコが丸ごと入っていました。メヒカリは前にうちで食べたとき(コチラ→)より、食べやすく感じました。サメは癖がなくて、特別のおいしさはなかったけれど、普通にたべられました。

  不思議だったのが、パスタ。こういうところの麺類はたいてい伸びてしまっていて、腰がなくなっているのが通例ですが、こちらのパスタは冷めていてもおいしい。出来立ても食べましたが、なぜか、冷めているほうがおいしく感じました。同席した友人たち全員が同意見。どうやって伸びないよう工夫しているのか、ぜひ知りたいところです。

  1時間半という時間制限があるのが玉に瑕ですが、まずまず満足できる内容でした。ただし、私には少し甘すぎる味付けだったので、どれもこれもおいしい、というほどではありませんでした。

  レストランと同じ敷地にハムソーセージの店「シュヴァインハイム」があります。かなりの種類があり、どれもおいしそう。でも、無添加ではなく、発色剤とリン酸塩はほとんど全種類に使われているようです。それでも、一般のハムソーセージ類に比べたら添加物はずいぶん少ないので、せっかく来たのだからと、あれこれ買ってみました。

 買ったのは、粗引きソーセージ、ヒレ肉ハム、かもの燻製、豚のタンの燻製、ベーコン、生ハム、レバーペースト、それに蜂蜜の入った粒マスタードです。これだけはオランダ産。珍しいので、ヒレ肉とタンの燻製だけをまず食べましたが、どちらも淡白で、燻製らしくありません。塩辛さはあるのですが。ちょっと拍子抜けしました。次はかもの燻製を開けるつもりです。おいしいといいのですが。

  
コメント
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