昨年は、御嶽山と大峰山。おととしは、白山。
毎年夏、霊山めぐりを行っています。
今年は、立山。神戸大学卒業後、シャープに4年間勤めていましたが、その時の夏の休暇時に、私が設立した神戸大学情報統計部の部長をしていた村尾元君とそのいとこの中学生の3名で立山に登って以来です。村尾君は富山出身で、そのいとこも富山在住でした。富山から電車に乗って室堂まで来て歩きました。
私は、2000メートル以上の山に来るのは、生まれて初めてでした。2450メートルの室堂で、気圧が少なく、ハアハアしていたのを覚えていました。
それから30年。30年前のことを良く覚えています。村尾君は、その後、阪神大震災の時、買い出しに大阪に来て、私の事務所に立ち寄って、それ以来あっていません。現在、神戸大学国際文化学部の教授をしているようです。
今年の立山行きは、18日夜に出て、早朝からの登山を予定していました。
本当は、当初は、18日に海水浴・富山アパホテルに泊まり、19日に立山登山。19日には、宇奈月グランドホテルに泊まり、20日は、トロッコに乗る予定でした。
が、たつきさんに、18日休めない会議が入り、18日は、休暇が取れなくなりました。
そして、18日に泊まる予定のアパホテルをキャンセル。18日深夜に大阪を出ることに。
おかげで、18日、法楽寺にいけることになりました。
大阪に深夜出て、高速で岐阜・各務ヶ原で降りて、井口君を積みました。そして、飛騨清見インターで降りて、下道で立山駅前まで。
駅前駐車場に車をおきました。立山駅では暑かったので、半そでのTシャツ1枚に。下は、半ズボン。荷物は、腰ポシェットに。
朝6時40分発の始発のケーブルカーで美女平まで。立山駅の標高は475メートル。美女平駅の標高は977メートル。
美女平駅から始発午前7時発の室堂平行きノンストップ高原バスに。
この付近でも暑かったので、バスの冷風吹き出し口をこちらに向けました。
途中、落差350メートル日本一の滝。称名滝を車窓から眺めました。
さらに、ソーメン滝も。
この辺から、立山連峰上に厚い雲・ガスが、、
バスの後ろの席に座っていた女性2人組からは、雨が降りそう。どうしよう。の心配の声が、
私・山本隆雄が行くので、神様が晴れさせてくれることになっているので心配ありません。と言いたかったけど、
言えませんでした。
そして、2450メートルの室堂へ。バスから降りると寒い。寒い。Tシャツ1枚で後悔。
そして、室堂平の立山の石碑の前で記念撮影。濃い霧に包まれて、立山山頂の姿は見ることは出来ませんでした。
立山玉殿の湧水というおいして水をペットボトルに汲みました。
寒そうにしているたつきさんと井口君。
神様は、本当に晴れさせてくれるのだろうか。とちと心配に。
そして、立山開山伝説の洞窟 玉殿岩屋へ。
16歳の少年佐伯有頼(さえきありより)が、熊を追ってこの洞窟に入ると、熊が阿弥陀如来になっていて、立山開山を命じたという伝説。
もちろん、登山の無事と天候が晴れることをお願いしました。
そして、手前にある 1726年に再建された日本最古の山小屋 立山室堂へ。最初に建てられたのは、そのさらに100年前とか。
この建物の隣には、現在営業中の山小屋、立山室堂山荘が。
そして、立山(雄山)に向かう遊歩道へ。
↓祓堂。神様に晴れますようにとお願いしました。
そして、遊歩道を。途中、万年雪のところを通ります。滑りそうです。
そして、一ノ越山荘前に。ガスで前が見えませんが、多くの人の声がするので、そこに行くと、海抜2700メートルにある山荘前の広場でした。
トイレもありますが、100円いるので利用をやめました。
そして、地獄の登山道へ。
室堂からここまで1時間。ここから標高差300メートルの地獄の登山が始まります。岩場や砂礫続きの急な登山道です。
ガスで景色が何も見えません。そして、雄山(3003メートル)山頂へ到着。
多少は明るくなってきましたが、ガスに包まれ、景色はまったく見えません。
山頂広場には、雄山(おやま)神社の社務所があります。500円を支払うとお祓いが受けられます。
たつきさんと井口君は、登山途中で知り合った大原さん母子(36歳と小学3年生)と仲良くなり、もらったオムスビを食べていたので、私だけが500円を支払いお祓いを受けることに。
普段は、ここから10m高い岩峰のリアル山頂にある本殿(峰本社)で受けますが、このときは、天候不良で、休憩所のある社務所でお祓いを受けることになりました。
30年前は、峰本社で受けました。毎時、00分、15分、30分、45分。と15分おきに行われます。
神主さんが祝詞をあげ、太鼓をたたきます。最後に、お神酒をいただきます。
500円を支払った人だけがいける峰本社のあるリアル雄山山頂へ。
↓ 立山雄山神社の本殿・峰本社。
おみくじをひくと21番中吉でした。社務所では、お守りやお札が売られています。
私は、天然のひょうたんで作られた開運厄除けグッズ800円を買いました。
立山の神様にお祈りしたのはひとつ。ガスをとって晴れさせてください。われわれに最高の景色を見せてください。でした。
立山の神様からの回答は「晴れさせてあげよう。ただ、少し時間はかかるけど、」でした。
行きしな車の中で、立山、神様との約束では、山頂では、晴れさせてくれることになっていると言っていたので、たつきさんや井口君から、どうなっているのか聞かれたので、神様は、晴れさせてくれるって。ただ、ちょっと時間はかかるけどと言っているけどと伝えました。
2011年9月4日記事
2007年8月16日記事
昨日霊峰白山に行っていました。本日足がいたくて動けません。
そして、雄山には、30年前に登っていたので、今回は、特に、立山最高峰の大汝山(3015メートル)へ。
大汝山と言えば、白山にもありました。白山にも室堂があり、立山と地名が似ているなぁと思いました。
ガスの中、大汝山に向かいました。
大汝山の山頂付近には、大汝山休憩所がありました。中で、食べ物やお菓子が売られています。
便所もあります。トイレ利用料は100円です。トイレに行きました。手洗いは、蛇口を開けると水が普通に出ました。
この休憩所が、現在公開中の東映映画。春を背負っての菫(すみれ)山小屋になっているとか。
そして、すぐそばの大汝山山頂へ。
山頂で記念写真をとっていると、真上の空だけぽっかり青空が、、。
いつものパターンです。神様が晴れさせてくれたなぁと。
そして、再び、大汝山休憩所に入り、休憩。大原さん親子からお菓子をいただきました。
キャラメルを1個いただき、食べると、歯の詰め物が取れてしまいました。
そして、大汝山を後に雄山に向かっているとき、一方向だけ、視界が開けました。
最高の景色でした。神様の力のすごさに驚きました。
振り返ると、今までいた大汝山山頂付近は、ガスの中に。私たちがいたときだけ、晴れていたことになります。
そして、雄山へ。山頂の峰本社がくっきりと。
再び、石碑へ。
社務所付近も晴れていました。
雄山神社のお祓いの場所が、社務所から元来の峰本社に移されていました。
まだ、晴れているのは、ほんの一部分です。下山道は、完全にガスの中。
たつきさんや井口君や大原さん親子が、晴れさせてくれと言います。
私は、神様にお願いしました。
すると、下山道のガスがバッとなくなり、視界が開けました。
↓ 雄山神社の社務所。大原さん親子。
全体に晴れているわけではなく、私たちが向かう方向だけ、視界が開けていました。
↓ 登山道から見た一ノ越山荘。
↓ 一ノ越から室堂ターミナルに続く遊歩道。
そして、一ノ越に到着。休憩。
↓一ノ越から見た室堂バスターミナル方面。
↓ 井口君が撮った私の顔のドアップ。
↓ 一ノ越からの眺め
この時点では、雄山山頂は、ガスに包まれていました。山頂にいる人にとっては、視界が0となっていました。
本当に、私たちが行く先、行く方面だけが、ガスが取れ、視界良好となっていました。
そして、室堂ターミナルへ。ホテルのチェックイン時間があり、急いで下山。大原さん親子と別れました。
このときは、どの山も上の方は、、分厚い雲に覆われていました。
↓ 雄山山頂は、完全に分厚い雲の中。山頂にいても視界ゼロ。
そして、高原バスで美女平へ。
曇り空でしたが、バスの進む方向だけ、青空が。
大原親子などみんな驚いていました。
そして、阿弥陀が原を通過するころ、室堂ターミナル自体が雲の中に。
立山の神様はすごいなぁと思われました。
私の行く先だけ、無理やり、青空をだしてくださっているので。
それにしても、立山の神様って、すごい力があるなぁと思われました。
普通は、午前中晴れて、午後からガスというのが、3000メートル級の山の相場なのに、午前中、前が見えないくらいのガス。昼から、一部分だけガスなし。視界良好。 神様が、私に、力を見せつけるためにしたとしか思えませんでした。
そして、再び、称名滝。
そして、富山県で一番太い、タテヤマスギ。
そして、美女平に到着。ケーブルカーで立山駅に。
ケーブルカーの前には、貨車が。
そして、午後6時前。チェックインぎりぎりで宇奈月温泉の宇奈月グランドホテルに。
そして、天然温泉に浸かりました。
湯船に注がれる温泉。普通は、この温泉は飲めませんとあるのに、この温泉は飲めます。とあり、コップが置いてありました。
湯船に注がれる温泉の蛇口から温泉を飲みました。
午後7時からバイキング。
おつくりと甘海老を中心に食べました。
料理には、たいしたものはありませんでした。
みんな、料理はどまずいと言っていました。
みんな疲れていたので、9時前には、みんな寝てしまいました。