骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

渋谷氷川神社を骨で聴く

2016-02-24 11:12:58 | 骨で聴く巡礼旅
渋谷最古の神社が渋谷氷川神社です。
渋谷・恵比寿・広尾の各駅から、どこも徒歩で15分程度の距離に鎮座しています。
すぐ隣には國學院大學があります。




まず驚くのが参道です。
渋谷にある神社とは思えない距離と雰囲気があります。

それだけの境内を誇るには、1693年(元禄6年)と、1748年(延享5年)に、奉行所へ差出の図面に境内余地6840坪とあることからも分かります。渋谷にありながら。それが現代まで続いているのが奇跡といえるかもしれません。

もともとは氷川大明神といい、奮下渋谷村、豊澤村の総鎮守で、創始は非常に古いといわれています。、しかし正式な年代の資料がないのが前年です。

1605年(慶長10年)に別当宝泉寺第百代の住職宝円の記した「氷川大明神宝泉寺縁起」によると、景行天皇の巧皇子日本武尊東征のとき、当地に素盞嗚尊を勧請し、その後嵯峨天皇の弘仁年中慈覚大師が宝泉寺を開基し、それより同寺が別当となったとあります。

また渋谷最古の神社として、源頼朝が勧請した、金王丸が信仰したという伝説もあります。



今の社殿にしても、どれだけの回数改築したのかも分かっていません。
ただ氏子町内の寄附によって営まれ1938年(昭和13年)11月3日正遷座したもので、昭和20年の空襲にも社殿は被災しませんでした。
今では都内有数の神社建築といわれています。

また、境内には江戸郊外三大相撲の一つ金王相撲の相撲場の跡があるのも注目です。



都内で、しかも渋谷区にあるにも関わらず、静寂に包まれ、緑の多い気持ちの良い神社です。
癒される感じがよくわかります。
そんな空間では耳だけでなく骨でも聴きます。米軍採用・特許技術の骨伝導ヘッドホンを使います。
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