骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

妻恋神社を骨で聴く

2013-12-17 10:53:01 | 骨で聴く巡礼旅
蔵前橋通りはクルマでよく通行する通りですが、それだけにこの通りから少し入った場所は全く未知なる世界といえました。それでも神田明神(→ 神田明神を骨で聴く)の裏手を通過することは分かっていました。

しかし、神田明神とは反対側で、蔵前橋通りと平行する1本入った道路に日本武尊が関係する神社があるのは知りませんでした。
そこで今回はいつものように骨伝導ヘッドセットとともに参拝に行くことにしました。

第12代景行天皇の皇子で第14代仲哀天皇の父である日本武尊には、三浦半島から房総へ渡るとき大暴風雨に会い、妃の弟橘媛が身を海に投げて海神を鎮め、尊の一行を救ったという伝説があります。この伝説から横須賀市の走水神社(→ 横須賀・走水神社を骨で聴く)の創建がありました。横須賀の隠れたパワースポットとして人気のある神社で、個人的にも大好きな場所です。

その後、東征を続ける日本武尊が湯島の地に滞在したときに、郷民は尊の妃を慕われる心をあわれんで尊と妃を祀りました。それこそが湯島の妻恋神社の起こりと伝えられています。後に稲荷明神(倉稲魂命)が合祀されました。



それほど大きな神社ではありません。それでも江戸時代には関東惣社といわれ、王子稲荷神社と並んで参詣人が多かったといわれています。

東日本大震災の際には本殿の屋根が崩壊したこともあります。それでも多大なる奉賛により修復を完了させています。さらに復興祈願の気運により平成25年に奉納された日本画を元に授与品「吉夢(よいゆめ)」の頒布もしました。

斜向かいがラブホテルというロケーションで、普段は無人の境内ですが、正月には町会の人々が御札や夢枕を配布するそうです。

蔵前橋通りに近いのに、全く異質な世界が展開されているようで、耳だけでなく周囲の音を骨伝導で聴くと、日本武尊と弟橘媛の声が聞こえてくるような気分にさえなります。
折りしも骨で聴くドットコムの「7周年・全額返金保証キャンペーン」の真っ只中。
この機会に骨伝導ヘッドセットを購入し、こんな神社を参拝するのもよいでしょう。

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年末の慌しいときですが、ふと足を止め、歴史に彩られた聖域に踏み込んでみると、新しい年の幕開けに光が差し込むように感じます。
もちろん気のせいといえば、それまでですが。


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